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ギンメダイ【銀目鯛】とは?外道で釣れる魚の3種の味わい方(2ページ目)

ギンメダイと金目鯛の違い

姿や容姿がキンメダイと酷似しているギンメダイ。おまけに名前も一字違いと瓜二つ。皆さまが、もし大海原で両者に出会ったとき、お互いの違いは分かりますか? 雑学として覚えておけば役に立つ時が来るかもしれません。ここでは、見た目の特徴を含め、ギンメダイと金目鯛の違いについてご紹介します。

見た目の違い

金目鯛の画像

出典:PIXTA

ギンメダイの体型は、卵円形でやや細長く、左右に平たく側扁していて目は銀色。加えて体色も銀色です。対する金目鯛は、姿かたちこそギンメダイに似ていますが、目が金色に輝き、魚体の色が赤いのが特徴です。ギンメダイの中には触手のようなヒゲのある種類も存在しますが、金目鯛においてそのような種類は存在しません。

動物学での違い

動物学的見地から見ると、ギンメダイの場合はギンメダイ目ギンメダイ科。対する金目鯛は、キンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚。両者ともに異なる種類に分類され、独立した目として存在しています。また、ギンメダイ・金目鯛ともに、マダイやクロダイなどのスズキ目スズキ亜目タイ科とは違った種類として認識されています。

▼金目鯛の特徴から料理方法まで紹介している記事です。

ギンメダイの味わい

流通量が少なく、普段は目にすることがないギンメダイ。釣りをされる方であれば、せっかく釣れた魚ですから味わってみたいのではないでしょうか。身は淡白でクセがなく、ほどよく脂がのって柔らかいと言われるその白身魚は、様々な調理方法で料理することができます。ここでは手軽に楽しめる代表的なレシピをご紹介します。

刺身

刺身の画像

出典:PIXTA

三枚におろして腹骨をすき取り、小骨の位置を確認しながらその部分だけを丁寧にそぎ落とします。残った身から皮をひくと、きれいな白身に赤い血合いがとてもきれいなお刺身の出来上がり。高級魚特有のコリコリとした歯触りはありませんが、なんとも言えず、今までに味わったことのない旨みが口の中いっぱいに広がります。

煮付け

 

金目鯛同様に煮付けにして美味しくいただくのも代表的なレシピの1つです。はらわたを取り、じっくり煮込んだギンメダイは、白身魚特有の柔らかさとほんのりした甘みがあり、白米との相性も良く、晩御飯のお供にピッタリ。多少、小骨の多い魚ですが、それも気にならないだけの驚くほど美味しい煮付けです。

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