キジハタを狙って釣ろう!高級魚を釣るための仕掛け・タックルのまとめ

キジハタはアコウとも呼ばれているハタ系の高級魚。幻の魚等とも呼ばれていますが、狙って釣ることも可能です。キジハタを釣るための仕掛けとタックル、釣れる時期やポイントについて紹介します。


アイキャッチ画像出典:キャスティング Facebook

キジハタ釣りについて

キジハタ釣りの画像 キジハタ釣りは、昨今高い人気を誇るルアーや、エサを用いたぶっ込み、泳がせなどで狙います。関西地方を中心に、地域によっては『アコウ』とも呼ばれ食用魚の中では、高級魚としても知られています。

根魚の中でも大型に成長する魚種であり、50センチを超えるものも狙えることが、釣りのターゲットとして高い人気を誇る理由でしょう。

▼キジハタがどの様な魚であるか紹介している記事です。

ルアー釣り

ルアー釣りは、リグと呼ばれる仕掛けを組み、小魚や甲殻類に似せたワームを用いて、キジハタが居つくポイントを撃ちながら進む『ラン&ガン』スタイルが基本となり、ゲーム性の高い釣りです。

餌釣り

餌釣りは、『ぶっ込み釣り・泳がせ釣り・穴釣り』の代表的な3種があります。

ぶっ込み釣りと泳がせ釣りは、アタリを待つスタイルの釣り。基本的に置き竿でアタリを待つことは厳禁です。掛かった瞬間に根に潜られないようにするため、素早い動作が必要となります。

穴釣りは、ルアーのスタイルに似ており、テトラポットなどの隙間に仕掛けを落とし、次々と狙っていく『ラン&ガン』の釣りです。

適した時期

キジハタ釣りの記事の画像
制作:TSURI HACK 編集部
キジハタ釣りの時期は、サイズにこだわらなければ地域によって、通年で狙うことができます。適した釣期は、水温の上り始める6月後半から9月までとされ、この時期は沖にいる大型の個体が、産卵のために接岸。オカッパリから良型が狙えるチャンスがあります。

その中でも、初夏の7月前半は活性が非常に高まり、サイズ・数も狙えるベストシーズン。50センチを超えるサイズを狙うには、初夏の7月前半が最適とされています。

6月下旬~

梅雨が明け、キジハタ釣りのシーズンインは、あまり浅瀬にさしてきていないため、少し深場を狙う必要があります。潮目やブレイクラインを狙った釣りの展開が良いでしょう。

7~8月

最盛期を迎え、キジハタ釣りに適した時期の始まりです。小魚を追い、積極的に浅瀬に入ってきますが、藻の中に身を潜めているので、海中の様子が確認できるポイントであれば、ラン&ガンが有効的でしょう。

9月

夏が終わりを迎え、水温が次第に低下してくることで、釣り難くなってくる時期。浅瀬から深場へと移動を行うので、シーズンインの6月下旬と同様に、少し深場や沖を狙った釣りの展開となりますが、10月に近づくにつれほとんど釣れなくなっていきます。

適した時間

時計の画像
出典:PIXTA
キジハタは夜行性の魚であるので、コンスタントな釣果を狙うのであれば夜釣りがオススメです。しかし日中であっても釣りを楽しむことがきます。また、基本であるマズメも釣果をあげるには外せない時間です。

朝マズメ

陽が昇る前、空が薄っすらと明るくなるころから、おおよそ3~4時間ぐらいまでが良く、光が差すことでベイトの動きが活発になり、積極的に捕食を行います。また釣り人はポイントが絞りやすくなるので、比較的に良く釣れるとされています。

夕マズメ

夕方、陽が沈み始めるころから、おおよそ30分~1時間ぐらいが、良いとされており、ベイトが光のある方へ移動する常備灯がつくタイミングが狙い目となります。しかし陽が落ち切った後は落ち着くまで、一気に渋くなる傾向もあり、夕マズメは短時間勝負となるでしょう。

釣りの場所

日本地図の画像
出典:PIXTA
キジハタ釣りをする場合、どの様な地域が適しているのでしょうか。主な生息域は、青森県以南から九州南岸の日本海沿岸、相模湾から九州南岸の太平洋沿岸、水深5~25メートルとされています。

日本海側

日本海側は、キジハタの魚影が濃いため、オカッパリや船での釣りが盛んに行われています。主に新潟県、福井県、京都府、兵庫県など広い地域で狙うことができます。

太平洋側

太平洋側は、キジハタの魚影が薄いため、オカッパリでは中々釣ることができず、船での釣りがメインとなります。昨今では海水温の上昇や潮の影響もあり、神奈川県でも釣れておりますが、絶対数が少ないことで『幻の魚』とも言われることがありました。

瀬戸内海が密かに熱い!

日本海側に比べ魚影の薄い太平洋側ですが、中でも瀬戸内海は注目を集めています。釣り場は限られてしまいますが、昨今では放流も盛んに行われており、ファンからは熱いエリアとして知られています。

狙うポイント

キジハタ釣りの場所の画像
撮影:TSURI HACK 編集部
キジハタは根魚(ロックフィッシュ)と呼ばれる魚。障害物や根が絡む、潮通しの良いポイントに潜んでいますが、餌を求めて回遊することもあり、浅瀬や表層など、状況や活性に応じてポイントが異なります。

堤防

堤防の画像
出典:PIXTA
堤防や漁港で釣りをする場合は、テトラポットや海底の変化に富んだポイントが中心になります。特に岬状になっている場所や、半島の先端にある場所は潮通しが良く、キジハタが好む場所です。

磯の画像
出典:PIXTA
身を潜めるのに適した沈み根が多い磯は、『ワンド・シャロ―・ブレイク』が隣接していると好ポイント。不安定な足場と強い波が打ち付けるため、初心者の方や単独釣行は危険が伴うためオススメできません。十分な装備をして釣りに臨みましょう!

ゴロタ浜

ゴロタ浜の画像
出典:PIXTA
大小さまざまな石があり、キジハタが身を潜めやすポイント。足元が不安定なゴロタ浜でも、釣りを楽しむことができます。特にナミノハナやイカナゴなど、ベイトが接岸している場合は浅瀬にも入ってくることもあります。

共通点は『岩』

海中の岩の画像
出典:PIXTA
キジハタを狙うポイントで共通することは『岩』。根魚(ロックフィッシュ)と呼ばれる魚であり、身を潜められる障害物につきます。キジハタのポイント探しをされる場合などは、砂地が続くエリアよりも、周囲1キロ程度に『テトラポット・ゴロタ・沈み根』が隣接していることも調べると良いでしょう!

キーポイントは『藻』

藻の画像
出典:PIXTA
多くのポイントで、『藻』は大切なキーとなります。強い日差しや、ベイトを待ち伏せする際に、身を潜めるのに適しており、外すことはできません。しかし、根がかりが多発してしまうことが難点になります。

ルアータックル

キジハタのルアー仕掛けの画像
制作:TSURI HACK 編集部
キジハタのルアータックルは、根に潜る強いひきに耐えられるパワーロッドと、ドラグ力の高いリールが必要となります。メーカーによっては、専用モデルの発売もしています。

ロッド

ロッドは、ベイトタイプの7~8フィート程度、MH(ミディアムヘビー)パワー、もしくは適合ウエイトが40グラム程度のものがオススメです。

ベイトロッドは初心者に扱いにくいデメリットがありますが、底取りがしやすく、一気に引き上げることができるパワーを持っているメリットもあります。
ITEM
アブガルシア ロックスイーパー NRC-762M-H Kizihata-SP MGS
全長:2.29m
自重:152g
ルアー重量:1/4-1・1/2oz
適合ライン:10-30lb
PEライン適合:1.0-1.5号

▼1万円以下のベイトロッドを紹介している記事です。

▼1万円以下のスピニングロッドを紹介している記事です。

リール

リールは、最大ドラグ力6キロ程度、PEライン2.0号150メートル/フロロライン16ポンド100メートルの巻量を持つスプールを備えたモデルがおすすめです。
ロッドのパワーだけでは、根から離すことができないので、素早く浮き上がらせるためと、テンポの良いラン&ガンを行うのであれば、ハイギアモデルを選びましょう!
ITEM
アブガルシア REVO BLACK9
ギア比:9.0:1
最大ドラグ力:7kg
自重:235g
巻取り長:93cm
糸巻量(lb-m):14-110/16-100/20-80


▼ロックフィッシュ向けのリールを紹介している記事です。


▼ハードロックフィッシュにおすすめのロッド&リールを紹介している記事です。

ライン

ラインは、ロッドの適合値や釣り場によって異なります。根ズレに強いフロロカーボン、飛距離と感度の良いPEなど、スタイルに合わせてみてください。
※PEラインを用いる際、デメリットを補うためにショックリーダーが必要となります。
ITEM
ダイワ UVF HRF センサー8ブレイド+Si
号数:1.5号(24lb)
長さ:200m


▼ロックフィッシュラインを紹介している記事です。


▼ショックリーダーを紹介している記事です。

ワーム

ルアーは主に柔らかい樹種素材でできたワームを、リグと呼ばれる仕掛けを組んんで使います。小魚に似せたシャッド系や、甲殻類をイメージしたクロ―系など、キジハタが捕食しているベイトに合わせて選びます。

リグは、10グラム前後のジグヘッドや、バレットシンカーを使ったテキサスリグが根掛かりしにくく、リフト&フォールやスイミングのアクションで誘います。
ITEM
フィッシュアロー フラッシュJ シャッド SW
サイズ:3インチ
入数:4本

ITEM
エコギア バグアンツ
サイズ:3インチ
入数:8本


▼キジハタにおすすめのワームを紹介している記事です。

▼ロックフィッシュワームを紹介している記事です。

釣り方

リグによってアクションは異なりますが、基本的には『ただ巻き・リフト&フォール・ズル引き』で探ります。ワームのカラーは1色に拘らず、アタリが出る色を探るためにローテーションを行いましょう。

水が澄んだ釣り場では、水中の障害物を目視確認し、タイトに攻めていきます。水が濁っている場合や、波で見えない状況では、テキサスリグなどで海中状態を探りながら攻めていきます。

高活性時には、餌を求めて動きまわるので、ボトムだけではなくさまざまなレンジをアクションを変えて、効率良く探りましょう!

ぶっこみ仕掛け

キジハタのぶっ込み釣り仕掛けの画像
制作:TSURI HACK 編集部
ぶっこみ仕掛けは、中通しのオモリとフックをつけたシンプルな仕掛けに、イソメやイワムシなどのゴカイ類を餌にします。30センチ以下の小型がメインとなりますが、キジハタ釣りの初心者でも狙いやすい定番の仕掛けです。

竿

磯竿の2~5号、5メートル以上のものがオススメです。掛かった際に、根に潜られることがあるので、パワーのある竿が必要になります。
ITEM
ダイワ リバティクラブ磯風 4号-53遠投・K
全長:5.30m
継数:6本
仕舞寸法:103cm
自重:370g
錘重量:10-15号
適合ハリス:3-10号

リール

リールは、投げ釣り用のスピニングタイプ4000番がオススメです。最大ドラグ力が高く、ナイロンライン6号を150メートル以上巻き取れるので、仕掛けの投入とファイト分を十分に確保することができます。
ITEM
ダイワ ショアキャストSS 4000
ギア比:4.6:1
最大ドラグ力:9kg
自重:550g
巻取り長:94cm
ナイロンライン糸巻量(号ーm):5-200/6-150

道糸

道糸は、ナイロンラインの4~6号を基本として、根がかりや藻など海中の状況によって使い分けを行い、最大で8号を使うこともあります。PEラインを使うこともありますが、根ズレが多く発生することがあるので、適してはいません。
ITEM
ラインシステム 磯・波止スペシャル
号数:6号
長さ:300m


▼ぶっこみ釣りを紹介している記事です。

釣り方

ぶっこみ釣りの場合、足元付近を狙う場合と、軽く投げて狙う2つの方法があります。テトラポットやゴロタ石周辺へ仕掛けを投入し、時々、竿を上下に動かし誘いを入れアタリを待ちます。

餌はひと口で食べられるほど小さいので、アタリがあった際は大きくアワセて潜られないようにしましょう。

泳がせ釣り仕掛け

キジハタの泳がせ仕掛けの画像
制作:TSURI HACK 編集部
泳がせ釣り仕掛けは、ナス型のオモリとフックをつけた仕掛けに、生きたイワシなどの小魚を餌にします。小魚をメインベイトとする大型のキジハタが狙えますが、現地で餌の調達もしなければならないので、中級者以上の方向けの仕掛けですが、その釣れ具合は他の仕掛けに比べ群を抜いていると言われています。

竿

磯竿の2~5号、5メートル以上のものがオススメです。ぶっ込み釣り同様に、根に潜られることがあるので、パワーのある竿が必要になりますが、遠くへ投げる必要がないので、少しパワーの低い竿でも対応できます。
ITEM
シマノ ホリデーイソ 3号 530
全長:5.37m
継数:6本
仕舞寸法:102cm
自重:290g
錘重量:5-8号
適合ハリス:3-7号

リール

リールは、中型のスピニングリール2500~3000番台で、ナイロンライン4号が100メートル巻き取れるモデルがオススメです。
ITEM
シマノ サハラ C3000
ギア比:5.0:1
最大ドラグ力:9kg
自重:250g
巻取り長:73cm
ナイロンライン糸巻量(号ーm):2.5-180/3-150/4-100
フロロライン糸巻量(号ーm):2.5-160/3-130/4-100
PEライン糸巻量(号ーm):1-400/1.4-270/2-180

道糸

道糸は、ナイロンラインの3~5号を基本として、基本的な使い分けは、ぶっ込み釣りと同様に、根がかりや藻など海中の状況によって行います。
ITEM
ヤマトヨテグス 磯/波止/投 ライン
号数:4号
長さ:300m


▼泳がせ釣りを紹介している記事です。

釣り方

餌を針に取り付け素早く投入します。仕掛けが底に着いたら糸ふけを回収し、アタリを待ちます。基本的には餌が泳ぎまわるので、誘いは不要ですが、餌の状態や仕掛けの位置を確認する程度に上下移動に竿を動かします。

アタリがあった際は、即アワセはせずに強いひきとなった時にアワセます。

穴釣りの仕掛け

穴釣り仕掛けの画像制作:TSURI HACK 編集部
穴釣りの仕掛けは中通しおもりや、ブラーやブラクリと呼ばれるシンカーとフックが一体になった仕掛けを使用します。根掛かりに強い仕掛けであるため、テトラポットや海底の穴などのキジハタが好むポイントを積極的に狙えます。

竿

竿は、短い磯竿や投げ竿、ルアーロッドなどが流用可能です。足元や1メートル程度を狙うのであれば、7フィート程度のルアーロッド。少し離れた場所を狙う場合は、3.6メートル程度の磯竿が取り回しやすく良いでしょう。
ITEM
ダイワ リバティクラブ 小継 磯 2号ー360
全長:2.58m
継数:10本
仕舞寸法:46cm
錘重量:1-6号
適合ハリス:2-5号

リール

リールは、竿とのバランスをはかり、スピニングリールであれば2000~3000番台。ベイトリールであれば100番台をオススメします。
ITEM
ダイワ リバティクラブ 2500
ギア比:4.7:1
最大ドラグ力:4kg
重量:300g
巻取り長:71cm
ナイロンライン糸巻量(号ーm):2-200/3-150
PEライン糸巻量(号ーm):1-280/1.5-200

道糸

道糸は、根ズレに強いフロロカーボンの3号、もしくはナイロンラインの4号程度が良いでしょう。
ITEM
クレハ フロロマイスター
号数:3号
長さ:320m


▼穴釣りを紹介している記事です。

釣り方

テトラポットや岩で影が出来ている隙間を見つけ、仕掛けをおろしていきます。キジハタが入り込んでいそうな隙間を探し、次々に攻めていきます。

アタリがあった際は、大きな重みがかかるので、潜られない様に一気に竿を立て巻き上げます。

高級魚のキジハタを釣ってみよう!

キジハタ釣りの画像 キジハタは食用の高級魚として知られていますが、時期やポイントをしっかりと見極め、フィールドに合わせたタックル選びを行えば、誰でも簡単に狙える魚です。極上のキジハタをその手で釣りあげられれば、釣り人にとってこれ以上にない至福の時を味わえるでしょう。ぜひ皆さんもキジハタ釣りに挑戦してみてください。

キジハタ釣りの画像
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