悩めるロックフィッシュタックル選び
ロックフィッシュゲームといえば、ボトムをタイトに攻める釣りを想像しますが、実際はさらに多彩なアプローチが求められます。
遠投、リーリング、もちろんボトムパンプなどの釣り方に合わせ、当然タックルに求められる要素も多岐に渡り……ロッド、リール 、ラインはどれを選べば良いのか悩むことも多いでしょう。
そこで今回は、ロックフィッシュジャンキーの釣りキチたちが、自身が愛用しているタックルをプレゼンします!
釣り好きまっちゃん
- ロッド:パームス ラークシューター LSGS-88MH+
- リール:シマノ 20ツインパワー 4000XG
- ライン:ゴーセン 剛戦ジギング 8ブレイド 1.2号
- リーダー:バリバス ショックリーダーフロロ 20ポンド~30ポンド
主な使用シーン
40cm級までのハタ類を想定し、磯場から堤防まで幅広くショアゲームを楽しむことのできるタックルセッティング。
ポイントやボトム形状によりショックリーダーを使い分けることで更にオールマイティーにハタゲームが楽しめますよ。
タックルプレゼン
シリーズ最軽量・金属ローター・ロングスプールを実装し進化を遂げた20ツインパワー。
握り易いラウンドハンドルノブが欲しかったため”5000XG”の番手を購入しましたが、ハタやライトジギング用に互換性の4000番スプールを購入準備中。
まだハタゲームでの使用はありませんがランカーシーバスや60cmオーバーの真鯛、自己最高サイズとなる55cmのチヌにもパワー負け一切ありませんでした。
これまでのツインパワーとはひと味違う仕上がりではありますが、ハタの突進力も止められるでしょう。
今シーズンのハタゲームが待ち遠しいです。
パームス ラークシューター LSGS-88MH+
全長:8.8ft
自重:137g
継数:2本
ルアー重量:10-30g
ライン適合:10-22lbシマノ ツインパワー 4000XG
ギア比:6.2
自重:260g
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:101cm
ナイロン糸巻量(lb-m):4-190/5-150/6-125
フロロ糸巻量(lb-m):4-170/5-135/6-115
PE糸巻量(号-m):1.5-400/2-300/3-200
アナハゼティ りゅう
- ロッド:シマノ ハードロッカーBB S76ML
- リール:シマノ 19ストラデック C3000HG
- ライン:よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号
主な使用シーン
メインフィールドは宮城県気仙沼市周辺。
三陸のロックフィッシュ(アイナメ・クロソイ・タケノコメバル・メバル)を漁港や防波堤からライトゲームで狙う際に使用しています。
お気に入りの理由
お気に入りの理由はその汎用性の高さです。
ハードロッカーBB S76MLはシリーズの中で、一番柔らかいモデル。ロックフィッシュロッド特有の感度の良さはそのままで、魚が掛かればしっかりティップからベリーにかけて綺麗に曲がるのが特徴です。
アイナメ・タケノコメバルは3g〜14gのテキサスリグ、クロソイなら3g〜7gのジグヘッドリグ、メバルはフロートリグなどボトムから表層の魚まで幅広く使用しています。
また19ストラデックとのバランスも良く、1日使っていても疲れないタックルです。ラインはPE0.8にリーダー8lb〜12lbを使用し狙うターゲットやリグによって使い分けてます。
ちなみにこのタックルはコスパもよく、3万弱で全て揃えることが可能。漁港や防波堤でのロックフィッシュ初心者には、ぜひオススメしたいです♪
シマノ ハードロッカーBB S76ML
全長:2.29ft
自重:122g
継数:2本
仕舞寸法:118.2cm
ルアー重量:5-20g
ナイロンライン適合:4-8lb
PEライン適合:MAX1.2号シマノ ストラディック C3000HG
ギア比:6.0
自重:225g
最大ドラグ力:9kg
巻取り長さ:89cm
ナイロン糸巻量(lb-m):2.5-180/3-150/4-100
フロロ糸巻量(lb-m):2.5-160/3-130/4-100
PE糸巻量(号-m):1-400/1.5-270/2-200
六畳一間の狼 SUU
- ロッド:リコルド 90MH(自作)
- リール:バリスティック LT4000CXH
- ライン:バリバス キャスティングPEマックスパワーX8ショアマスター1.5号
主な使用シーン
地元である伊豆半島の磯場で使用しています。
地磯や沖磯といった磯場やゴロタ場といったポイントで、ボトムを攻略するタックルです。
お気に入りの理由
ベイトリールが主流のロックフィッシュですが、ぼくの場合は扱いやすさや飛距離が優れるスピニングタックルを多用することが多いです。
リールでもっとも気にするのは、巻き上げスピード。とにかく巻きあげスピードの早いエクストラハイギアを使用しています。
バリスティックLTは軽量で操作性がよく、感度も高いので根掛かりを未然に防ぐことが可能。
ぼくが使用しているオリジナルロッドと合わせると、かなりバランスがいい点もお気に入りの理由です。
ダイワ バリスティック LT4000-CXH
ギア比:6.2
自重:210g
最大ドラグ力:12kg
巻取り長さ:99cm
ナイロン糸巻量(lb-m):10-190/12-150/14-130
PE糸巻量(号-m):1.2-310/1.5-200/2.0-170
すなっち
アフィ:ノリーズ ロックフィッシュボトムパワーオーシャン 710HS2
アフィ:シマノ 18ステラ 2500S
アフィ:シーガー PE X8 ルアーエディション 0.6号
▼主な使用シーン
北海道のロックフィッシュの定番ターゲットである漁港でのアイナメ狙いで使用しています。
漁港の規模を問わず活躍するため、1本で幅広いフィールドを攻略したいシチュエーションにも強いタックルです。
▼タックルプレゼン
10〜21グラムまでのビフテキリグを快適に扱えるタックルとして愛用しています。
繊細なソリッドティップと強めのバットが両立されているので、漁港区の50センチクラスのアイナメであっても問題なくキャッチできます。
僕のアイナメゲームにおけるメインアプローチでもある『地形変化に合わせたリーリングの釣り』。この精度を少しでも高めるためにリールは、18ステラ2500Sを選んでいます。
ハードボトムやストラクチャーをしっかりと感じながらスタックさせずに巻いてくるとき、抜群の力を発揮すると思います。
軽めのリグを使った足元の釣りから、21グラムを使った遠投まで幅広く活用しているので、1本で本格的なアイナメゲームを楽しみたい方におすすめです。
プライベートの釣りからトーナメントまで、僕にとって欠かせないタックルといっても過言ではありません。
ノリーズ ロックフィッシュボトム パワーオーシャン RPO710HS2
自重:123g
継数:2本
仕舞寸法:123cm
ルアー重量:7-20g
ナイロンライン適合:8-16lb
PEライン適合:0.6-1.5号
シマノ ステラ 2500S
自重:205g
最大ドラグ力:4kg
巻取り長さ:78cm
ナイロン糸巻量(lb-m):5-110/6-95/8-70
フロロ糸巻量(lb-m):4-130/5-100/6-80
PE糸巻量(号-m):0.6-200/0.8-150/1-120
編集部 K
- ロッド:ダイワ HRF KJ 711HB
- リール:USシマノ クラドK 200 XG
- ライン:ダイワ UVF モアザンデュラセンサー8ブレイド+Si2 1.5号
主な使用シーン
メインフィールドの伊豆半島でボトム攻略する時のタックル。磯場、ゴロタ、ボートロックまで、ボトムをゴツゴツやる時に登場。
お気に入りの理由
1本でどこでもロックフィッシュがやれるロッドはないか、と探して見つけたのがHRF KJ 711HBでした。
7gシンカーでのライトロックから、30gシンカーでハタ系のハードロックまでこなしてくれます。
ティップが繊細ながら適度なハリで、シンカーを跳ね上げやすく小さなバイトもちゃんと拾える優等生。
魚がかかればバットまで適度に入り、50cm前後のハタの突っ込みにもしっかり耐えてくれます。
クラドKはファーストダッシュを止めるためにXGをチョイス。マイクロモジュールギア搭載で負荷が掛かってもゴリゴリ巻けるのが気に入ってます。
ラインは強度と潮切りのバランスからPE1.5号、リーダーは根の荒さやターゲットのサイズで20〜30lbフロロを使い分けてる感じです。
ダイワ HRF KJ 711HB
自重:152g
継数:2本
仕舞寸法:125cm
ルアー重量:7-45g
ナイロンライン適合:10-24lb
PEライン適合:0.8-2.5号
USシマノ クラド K 200XG
自重:220g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:91cm
糸巻き量(lb/yards):10-155/14-110
ハードロックフィッシュ向けタックルを選ぼう
様々な観点で選んでいる釣りキチたちのハードロックフィッシュタックル。
もちろん正解は今回ご紹介したロッド、リール 、ラインだけではありませんので、みなさまもぜひ自分自身の釣りに合う最適なハードロックフィッシュタックルを探してみてください。