ガラコとは
株式会社ソフト99コーポレーションから発売されている、撥水タイプのガラスコーティング剤です。
“雨をはじいてよく見える”をコンセプトに、強力な撥水効果を実現。瞬時に雨をはじくことで良好な視界を確保します。
ガラコのテクノロジー
雨が降ることによって、なぜ視界が悪くなるのか?また、ガラコを塗ることで、どのような効果が得られるのでしょうか?下の図はガラコのテクノロジーを図に表したものです。
雨の日に視界が悪くなる理由
一見ツルツルに見えるガラス面ですが、ミクロレベルで見ると実はデコボコだらけです。 その凹凸面に雨滴がひっかかると光が乱反射します。これが雨による視界悪化の原因になります。
ガラコが表面を平滑にする
ガラスコーティング剤はガラス面のデコボコを埋め、表面を真っ平らな状態にしてくれます。コーティングされたツルツルのガラス面では、雨粒がつぶれず水玉状になり、走行中の風圧でコロコロと転がり、飛ばされていくのです。
フロントガラスの凍結にも一定の効果あり
撥水処理をしていないガラス面は水分が張り付きやすい状態になります。張り付いた水分は冬場の外気で冷やされ、凍結しやすくなります。
そのため、あらかじめガラコで撥水処理を施しておけば、ガラスの凍結を緩和することができるのです。
サイドミラー用のガラコも
「ガラコ ミラーコートZERO」はサイドミラー用のコーティング剤です。
水滴がミラーに留まることができないように、ナノレベルの超微細な連続突起を形成し、超撥水性能を実現します。
サイドミラーにスプレーするで、誰でも簡単にムラのない撥水処理ができます。
SOFT99 ウィンドウケア ガラコ ミラーコート
ガラコの種類(フッ素系・シリコン系)
ガラコなどのコーティング剤はフッ素系と、シリコーン系の2種類に分かれます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、特性を理解した上で選ぶようにしましょう。
ここではシリコーン系とフッ素系の特性や、メリット・デメリットについて、詳しく説明していきます。
シリコン系
量販店で販売されている中で最も多く出回っており、簡易施工できるのがシリコーン系です。
手軽で扱いやすく、誰でも簡単にガラスコーティング処理ができます。ガラコでは「ぬりぬりガラコ」や「ガラコQ」などがシリコン系にあたります。
メリット |
・比較的安価 ・水弾きがいい |
デメリット |
・耐久時間が短いため、施工の回数が増える |
ソフト99 ぬりぬりガラコデカ丸 120ml
フッ素系
フッ素は被膜が固く、油汚れに強い性質を持っています。その性質を活かしたガラスコーティング剤がフッ素系です。
ガラスコーティングの中でも「プロ用」といった、コーティングの下地作りに用いられる研磨剤などとセットで売られていることが多いです。
ガラコでは「超ガラコ」などがフッ素系にあたります。
メリット |
・耐久性が高い ・視界が良好 |
デメリット |
・値段が高い |
ソフト99 超ガラコ 70ml
その他ガラコシリーズの便利アイテム
ガラコ・ワイパー
取り付けてワイピングするだけで撥水効果が得られる画期的なワイパー。車種や使用環境により、様々なバリエーションが展開されています。
下記の記事内ではガラコ・ワイパーについて、詳しく説明しています。参考にしてください。
ガラコ・スプレー
フロントガラスに噴射することで撥水効果を得ることができるスプレータイプのガラスコーティング剤。
リキッドタイプのガラコに比べ、手軽に素早く撥水処理ができます。
下記の記事内で詳しく説明していますのでチェックしてみましょう。
ガラコ・ウォッシャー(ガラコのウォッシャー液)
ガラコウォッシャーは、ウォッシャー液として使用できるガラコ。
車のタンクに補充し、いつもの要領で噴射するだけで、撥水効果を得ることができます。
下記の記事では、ガラコのウォッシャー液について詳しく紹介しています。
ガラコの使い方
ガラコは使い方によって、効果や仕上がりに大きく差がでることがあります。正しい使い方をマスターして、雨の日に備えましょう。
下記の記事ではガラコの使い方について詳しく説明しています。参考にしてください。
ガラコで快適なドライブを手に入れよう
突然の雨にせっかくのドライブが邪魔されないよう、事前に万全な対策をしておきたいものです。ガラコは好みや使用環境などに合わせて選べるよう、様々なタイプが展開されており、誰でも、簡単・スピーディーに撥水処理が可能です。
愛車のお手入れにガラコをうまく取り入れ、皆さんも安全で快適なカーライフを送りましょう。