LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら
最初の1匹が遠い人へ。“探す順番”を見直してみませんか?

最初の1匹が遠い人へ。“探す順番”を見直してみませんか?

アジングを始めたものの、どこに投げて、どの深さを狙えばいいのか分からない——。

そんな初心者に向けて、あかねんが実践している“アジの探し方”を6ステップで紹介。

常夜灯の見方からレンジの刻み方、釣れた層を再現するコツまで、最初の1匹に近づくための順番を解説します。

目次

アジングで最初の1匹を釣るには?

「どこに投げる?」「どのレンジを狙う?」「どう動かす?」

アジング初心者の方から、こんな疑問をよく聞きます。

アジは身近な堤防や漁港などで狙える魚ですが、ポイントを何となく選んでしまうと「全然釣れない……」ということも。とくに初めのうちは、どこにアジがいるのか分からず、ひたすらキャストを繰り返してしまいがちです。

そこで今回は、私がアジングをするときに意識している「魚の探し方」をご紹介します。

まずはどんな場所からチェックするのか、次に何をしていくのか。そして、実際にルアーを投げるときはどこを狙えばいいのか。

あかねん

ポイント選びから狙う場所まで、初心者の方でも実践しやすいように「あかねん流」で解説していきます。

①常夜灯・明暗のあるポイントを選ぶ

アジングで最初の1匹を狙うなら、まずは周辺でより明るい常夜灯のあるポイントを探してみましょう。

常夜灯の光が海面を照らすことで、プランクトンや小さなベイトが集まりやすくなり、それを狙ってアジが寄ってくることがあります。

とくに初心者の方におすすめしたいのが、明るい場所と暗い場所ができているポイントです。

アジングでは、ただ「常夜灯がある」というだけでなく、光が海面にどのように当たっているのかをチェックすることが大切。

また、同じ漁港でも常夜灯の位置や光の強さ、足元の地形、水深などによって魚の付き方は変わります。

まずは「どこにでも投げる」のではなく、アジが集まりやすそうな条件が揃っている場所を見つけることから始めてみましょう。

あかねん

ポイントを絞り込めたら、次はいよいよキャストです!

②明るい場所の奥にキャストする

まずは明るい場所を通過させるイメージで、その奥にキャストします。

そして、暗い場所から明るい場所へルアーを通してくるように探ってみましょう。

常夜灯の明かりによってベイトが集まっている場合、その周辺にはアジが潜んでいる可能性があります。

また、アジが明るい場所に出ているとは限らず、暗い場所から明るい場所へ出てくるベイトを待ち構えていることもあります。

そのため、最初から足元や明るい場所だけを狙うのではなく、「明るい場所の奥→明暗→手前」まで一度のキャストで探るのがおすすめ。

そして、キャストしたらすぐにルアーを動かすのではなく、まずはルアーがどのくらいで底まで沈むのかを確認します。

あかねん

ここからが、アジのいるレンジを探していくための重要なステップです。

③まずはボトムまで落として「何秒か」を数える

最初の1投はレンジを調べるため

最初の1投は「レンジを調べるための1投」と考えます。

キャストしたら、ルアーをすぐに巻き始めず、まずはボトム(海底)まで沈めてみましょう。

このときに重要なのが、「着底するまで何秒かかったか」を数えること。

例えば、着水してからボトムに着くまで「10秒」だったとします。この「10秒」を、そのポイントの水深を探るための基準にします。

2投目以降はアジのいるレンジを探していく

2投目以降は、いきなり10秒まで沈めるのではなく、7秒、5秒、3秒……というように沈める時間を短くしながら、アジがどのレンジにいるのかを探っていきます。

大きいアジはボトムにいる!?

また、アジングでは「アジは上のレンジにいる」と決めつけないことも大切です。

もちろん活性が高いときには表層付近まで浮いてくることもありますが、基本的にはサイズの大きなアジほどボトム付近にいることが多いと私は考えています。

上のレンジから探っていくほうが手返しは良いものの、表層~中層には小型のアジが多く、良型がボトム付近にいるケースも多くあります。

フォール中もアタリが出るので常に集中

アジングでは、ルアーを沈めているフォール中にアタリが出ることもあります。

「ボトムまで落としているだけだから」と気を抜いてしまいがちですが、じつはこの時間もアジがルアーに食いつく大切なタイミングです。

とくに、活性が低いときやアジが特定のレンジに溜まっているときは、ルアーを大きく動かすよりも、ゆっくりフォールしてくるルアーに反応することがあります。

そのため、カウントしながら沈めている間も、ラインの動きや手元に伝わる違和感に常に集中しておきましょう。

「コンッ」と明確なアタリが出るとは限りません。ラインが少し緩んだり、逆にスッと引き込まれたり、フォール中に違和感が出たら、すぐにアワセられるように構えておくことが大切です。

あかねん

カウント中こそ気を抜かない。

これも、最初の1匹を釣るために覚えておきたいポイントです。

④「リフト&フォール」で探っていく

基本はリフト&フォール

フォール中にもアタリが出ることが分かったら、次は「リフト&フォール」でアジを探っていきます。

アジングではさまざまな誘い方がありますが、私が最初の1匹を狙うときにまず試してほしいのが、この基本的なリフト&フォールです。

やり方はシンプルです。

ロッドを使ってルアーを持ち上げ、フォールさせる

  1. 動かし方は、ロッドの穂先でルアーをチョンチョンと2回持ち上げてアクションします。リフト幅は、ロッドを水平の位置から斜め上45°くらいまで動かすイメージです。(アピール)
  2. ピタッと止めたら次はフォールさせます。フォールのカウントは、まず4秒くらいからスタート。(食わせ)

    このフォールのときにアタリが出ることが多いので集中しましょう。アタリがあったら思い切りアワセて、こちらから掛けていきましょう。
  3. アタリがなければ、リールを巻いて出た分のラインを回収したら、またチョンチョンと2回穂先でアクションし、ピタッと止めて4秒ほどアタリを待ちます。
  4. この動きを繰り返しながら、アジがいるレンジを探していきます。

あかねん

手前までレンジキープするために、一つ重要なことがあります!

次の項で解説します。

回収までのレンジキープが大事

そして、リフト&フォールで探るときにもう一つ意識してほしいのが、「回収するまで、できるだけ同じレンジをキープする」ことです。

「最初はボトム付近を探っていたのに、ルアーが手前に来るにつれてどんどん浮いてしまった」ということがよくあります。

とくに足場の高い堤防などでは、ルアーが手前に来るほど上方向へ引っ張られやすくなるため、同じ秒数だけフォールさせていると、ルアーの位置がどんどん上ずってしまいます。

そこで、手前に来るほどフォールさせる時間を少し長くするのがポイント。

例えば、沖では「4秒フォール」だったところを、手前では「5秒、6秒……」といった具合に調整します。

こうすることで、キャストした場所から足元まで、狙いたいレンジをキープしながら探ることができます。

あかねん

ボトム付近からスタートして、同じ動きで誘いながら、回収までレンジを崩さない。

これを意識するだけでも、アジのいる場所を効率よく探しやすくなります。

⑤反応がなければ探るレンジを上げていく

ボトム付近をリフト&フォールで探ってみても反応がなければ、次は探るレンジを少しずつ上げていきます。

ここでも基本は、「下から上へ」順番に探っていくこと。

例えば、ボトムまで10秒で着底するポイントなら、まずは10秒まで沈めてボトム付近を探ります。

それでアタリがなければ、次は7秒、さらに反応がなければ5秒……というように、フォールさせる時間を短くして、徐々に上のレンジへ移動していきます。

いきなり表層を狙うのではなく、ボトムから少しずつ探ることで、どの深さにアジがいるのかを効率よく確認できます。

アジはその日の潮の状況やベイト、活性などによって、いるレンジが変わります。

「今日はボトムにいるはず」と決めつけず、反応がなければ次のレンジへ。そこでも反応がなければ、さらに上へ。

ボトム→中層→表層と、順番にレンジを刻みながら探っていきましょう。

あかねん

探っている途中で「コンッ」とアタリが出たり、魚が掛かったりしたら、そこがアジを探すうえでの重要なヒントになります。

⑥釣れたレンジを覚えて再現する

アタリが出たり、実際にアジが釣れたりしたら、そのときのレンジを覚えておきましょう。

アジングでは「どこに投げるか」だけでなく、「どの深さを通すか」が釣果を大きく左右します。

例えば、ボトムまで10秒のポイントで、7秒ほど沈めたところからリフト&フォールを始めてアジが釣れたとします。

その場合は、次のキャストでも「7秒」を目安に同じレンジまでルアーを沈めてから探ることで、再びアジのいる層を狙うことができます。

レンジはコロコロ変わるときもある!?

ただし、ここで注意したいのが、アジは同じレンジにずっといるとは限らないということ。

潮の動きやベイトの位置、時間帯、アジの活性などによって、レンジがコロコロ変わることも珍しくありません。

さっきまで7秒で釣れていたのに、急に反応がなくなった……ということもあります。

そのため、釣れたレンジを見つけたからといって、そこだけを延々と狙い続けるのではなく、「7秒で釣れた」という情報を基準に、反応がなくなったら少しずつレンジを探り直すことも大切です。

潮の流れや風の変化に臨機応変に

潮の流れや風、立ち位置などによってルアーの沈み方も変わるため、毎回きっちり同じ秒数になるとは限りません。

「7秒だから絶対に7秒!」と考えるのではなく、釣れたときのカウントを基準に、その日の状況に合わせて微調整するのがコツです。

釣れたときの「カウント」を覚えておけば、アジのレンジが変わったときにも、そこを基準に上げ下げしながら探ることができます。

あかねん

「釣れた!」で終わらせず、「何秒で釣れた?」まで覚えておく。

これができるようになると、偶然の1匹を、次の1匹につなげられるようになります。

「探す順番」を覚えれば、アジングはもっと簡単になる!

アジング初心者のうちは、「どこに投げればいい?」「どのくらい沈めればいい?」と迷うもの。

そんなときは、今回紹介したように、常夜灯・明暗のあるポイントを選び、ボトムから順番にレンジを探っていくのがおすすめです。

アタリやヒットがあったら、そのときのカウントを覚えておくことも大切。アジはレンジが変わりやすい魚なので、釣れたレンジを基準にしながら、その日の状況に合わせて探っていきましょう。

あかねん

「なんとなく投げる」のではなく、「順番にアジを探す」。

まずはこの方法で、最初の1匹を狙ってみてください!

撮影:あかねん

関連記事