目次
(ジグ単編)アジングのアクション解説します

アジングのアクションってバリエーション豊か、かつ繊細でなかなか難しいですよね。
僕もアジングを初めた当初は、訳も分からずとりあえず動かしていた記憶があります。
でも、アクションの仕方って釣果に直結する重要な要素。上手なアクションができるだけで、釣果が100倍変わると言ってもよいほどです。

しかしながら、いつでも釣れるアクションがあるわけではありません。
アジングでアジをコンスタントに釣っていく人は、圧倒的にアクションパターンが多いのです。
ベイトや状況に合わせて最適なアクションができることこそが、釣果を上げる最大のポイントだと思います。
なおと
というわけで、今回は僕がいつも試している『9パターンのアクション』を解説します!
ただ巻き

簡単に見えて意外と奥が深い「ただ巻き」。
投げて着水したらリールを巻くだけの1番オーソドックスな釣りですが、じつは非常に繊細な操作が求められる誘い方です。
ただ一定速度で巻くだけでなく「カウントを取ってから巻くこと」「ロッドの角度を変える」といった2つの要素を意識しましょう。
一度決めたレンジからルアーを動かさないことが重要です。
なおと
ただ巻きは、バチ(ゴカイ類)を捕食している時や、シラスを捕食している時に効きます。
極力ナチュラルに誘いたいため、できる限り一定のスピードで巻きましょう。
足元にルアーが来るとどうしても浮き上がってしまうため、ロッドの角度を調整するのがポイントです。
ジグヘッドの重さを変えるのも重要です。一定速度で引けるレンジが変わりますので、臨機応変に調整していきましょう。
トゥイッチ

トゥイッチは、アジングのアクションの中で代表的なアクションです。
ワームを上下左右にアピールさせることで、アジの捕食スイッチを入れます。
ジグヘッドの形状や重さ、ワームのサイズなどでアクションの強さを変えましょう。
トゥイッチは穂先を瞬間的に動かすのがコツです。
あまりダラダラ動かすのではなく、メリハリをつけて動かしましょう。
日中のアジングには必須のアクションで、夜でもアジはしっかりと反応してきてくれます。
なおと
トゥイッチは、アジの反応を見る基本的なアクションなので、最初に覚えておきたいアクションです。
リフト&フォール

リフトアンドフォールでは、ワームを上下に動かして誘う釣り方です。
大きく上げて落としたり、小さく上げて落としたり、幅をコントロールして探りましょう。
リフトアンドフォールでは、アジの居るレンジを手っ取り早く探れます。
ただ巻きに反応がなかったときに使ってみると連発することもあるので、是非お試しを!
なおと
縦の動きに異常に反応することがあります。
その可能性を探る上でも、必ずリフトアンドフォームも試してみてください。
その可能性を探る上でも、必ずリフトアンドフォームも試してみてください。
高速トゥイッチ&ストップ

これは特殊なパターンですが、アジが表層でライズしている時に凄く効きます。
高速トゥイッチで追わせて、止めた瞬間に喰わせる方法です。
とくにカタクチイワシを追いかけ回してライズしているとき、非常に有効なのでぜひお試しください!
なおと
外灯下でゆっくりした動きに反応せず見切られた時にも試してみてください。凄く追いかけてきます。
やり方は非常に簡単で、リールを巻きながらロッドティップでアクションさせるだけです。
ある程度の距離アピールさせたら止めてフォールさせます。
リーリングソフトトゥイッチ

ただ巻きで食わないとき、試してみて欲しいアクションの1つですね。
どんなシーンでも扱えますが、意外とやっている人も少ないです。
厳寒期の水温が低くなり渋い時期、加えて外灯下でのアジングに効きます。
なおと
追ってくるがなかなか反応がない。
そんなときにハマるので、ぜひ使ってみてください。
そんなときにハマるので、ぜひ使ってみてください。
基本はゆっくりただ巻きで、ワームをアジに魅せるイメージ。
そしてリーリング中に軽くアクションを入れ、アジの捕食スイッチを入れます。
大きく動かさず、同じレンジで動かすのがコツです!
ボトムバンプ&ストップ

ボトムにへばりついたような、渋いアジを攻略するときにおすすめです。
ボトムまで沈めて、ロッドアクションで浮き上がらせ、ピタッと止めます。
ボトムに居るアジをリフトで反応させて、止めたタイミングで口を使わせる。リアクションで釣っていくようなイメージですね。
着底したら、1回〜2回ロッドアクションで浮き上がらせます。アクション後、ロッドは戻さず位置をキープ。
アクション後の止めが非常に重要です。できる限り「ピタッ」と止めましょう。
なおと
ジグヘッドが重い場合は、ロッドを少しだけさびきましょう。
そうすると、一定レンジをフワフワさせられますよ!
そうすると、一定レンジをフワフワさせられますよ!
フォール&ストップ

レンジを段階的に、上から下へと探る方法です。
「落として止めて、落として止めて」というように、階段を降りていくようにアクションさせます。
フリーフォールで落としてしまうと、レンジを掴みづらいですよね。さらにアジが食うタイミングも少なくなってしまいます。
どのレンジで当たるのか調べたいときに使ってみてください。
「下げて止めて、下げて止めて」と、ロッドの角度を調整しながら斜めにレンジを刻んでいきます。
ロッドを下げきったら、再度ラインを出し、コレを着底するまで繰り返します。
なおと
アジが居るレンジを把握しましょう。
レンジが判明したら、トゥイッチやリフトアンドフォールなどを使って集中攻撃しましょう!
レンジが判明したら、トゥイッチやリフトアンドフォールなどを使って集中攻撃しましょう!
テンションオフ

リーリングしながら、急にラインテンションを抜く動かし方。
「リーリングソフトトゥイッチ」の逆パターンのようなイメージですね。着いてきたアジに食わせの間を与えてあげましょう。
とくに活性の低いとき、役立つアクションです。
リトリーブ中に、ロッドをラインの方向へ倒し、テンションを抜きます。
スーッと泳いでいた魚が、いきなり下へ落ちるようなアクションを心がけましょう。
なおと
ただし、ラインテンションが抜けている時に食ってくるため、アタリが取りにくいです。
しっかりとたるんだラインの動きを確認しながら、バイトを逃さないようにしましょう。
しっかりとたるんだラインの動きを確認しながら、バイトを逃さないようにしましょう。
エイトトラップ

エイトトラップとは、足元でルアーを八の字に動かす釣り方です。
アジは、このエイトトラップの動きに異常な反応を示します。
とくに外灯下で浮いているアジには、効果絶大です。是非お試しください。
できる限りラインの余分を巻取り、水面近くまで穂先を近づけます。
あとはルアーが飛び出さないように注意しながら、八の字を描くだけです。
なおと
一定のスピードで八の字を描き続けるのがおすすめ。
びっくりするくらい釣れるので、騙されたと思ってお試しください。
びっくりするくらい釣れるので、騙されたと思ってお試しください。
引き出しを増やしてアジを攻略しよう

落とすか、上げるか、止めるのか。その時々によって、反応する動きが異なりますので、色々試してみてください。
アジは気まぐれです。潮の流れや天候、ベイトなどで、コロコロと反応が変わる魚でもあります。
今回ご紹介したアクションも参考に、自分なりの引き出しを増やしてみてくださいね!