紫外線を浴びすぎた”後日”、体の内側から立て直す釣り人のアフターケア

日焼け止めは塗った。紫外線対策もバッチリ。
それでも、一日中炎天下で過ごしていれば、どこかしら焼けてしまうことはあります。
夕方、鏡を見て「やってしまった……」そんな経験は、釣り人なら一度くらいあるのではないでしょうか。
浴びてしまった紫外線を、なかったことにはできません。けれど、その後の数日をどう過ごすかは自分で選べます。
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この記事では、紫外線を浴びすぎてしまった“後日”にできる、体の内側から肌を立て直すためのアフターケアをご紹介します。
日焼けは「軽いやけど」だと考える

まず知っておきたいのは、日焼けは肌に起こる炎症反応だということです。いわば、軽いやけどのような状態。そう考えると、その後にどうケアすればいいのかも見えてきます。
日焼けを繰り返すと、シミやくすみなどの色素沈着だけでなく、光老化や皮膚がんのリスクにもつながるとされています。
だからこそ、日焼け止めなどの事前対策はもちろん大切ですが、紫外線を浴びてしまったあとに肌や体をいたわることにも意味があります。
後日は体の内側から立て直す

日焼けによるダメージを受けた肌は、すぐに元通りになるわけではありません。肌はその後も、古い細胞から新しい細胞へと少しずつ入れ替わっていきます。
いわゆる「ターンオーバー」です。その周期には個人差があり、日焼けした肌の回復にもある程度の時間が必要です。
つまり、日焼けした直後だけでなく、その後の数日から数週間も、肌が修復と再生を続けている期間と考えられます。
だからこそ意識したいのが、肌をつくる材料となる栄養を、毎日の食事からきちんと摂ること。特別なものを一度だけ摂るのではなく、肌が立て直されていく間、体の内側から支えるイメージです。
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これが、日焼け直後のケアだけで終わらせない、「後日、体の内側から立て直す」というアフターケアの考え方です。
摂りたい栄養素①|抗酸化の「ビタミンACE」

まず意識して摂りたいのが、ビタミンA・C・Eです。3つの頭文字をとって、「ビタミンACE(エース)」と呼ばれることもあります。
なかでもビタミンCは、メラニンの生成を抑える働きがあるとされる栄養素です。水溶性で体内に蓄えておきにくいため、一度にたくさん摂るより、日々の食事でこまめに補うことを意識したいところです。
また、ビタミンAやそのもとになるβカロテンは、皮膚や粘膜の健康維持に関わります。ビタミンEも抗酸化作用をもつ栄養素として知られています。
それぞれ役割は異なりますが、日焼け後の肌を体の内側から支えるという意味で、意識しておきたい栄養素です。
| 栄養素 | 期待される働き | 多く含む食材 |
|---|---|---|
| ビタミンA(βカロテン) | 肌のターンオーバーを助けるとされる | にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜、うなぎ、レバー |
| ビタミンC | メラニンの生成を抑えるとされる。水に溶けやすく体にためておけないので、こまめに摂るのがコツ | ブロッコリー、パプリカ、キウイ、柑橘 |
| ビタミンE | 抗酸化と血行のサポート役 | かぼちゃ、アーモンド、アボカド |

なかでも僕が意識しているのが、ビタミンCです。普段は粉末タイプのものを使い、日焼けしたあとの数日間はいつもより意識して摂るようにしています。
ビタミンCは水溶性のため、一度にまとめて摂るというより、日々の食事の中でこまめに補いたい栄養素。ただ、毎回食べ物だけで意識して摂り続けるのは、僕にとってはなかなか大変です。
そこで粉末タイプを取り入れ、一日に何度かに分けて摂るようにしています。
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ちなみに僕は粉のまま飲んでいるので、超絶酸っぱいです(笑)
摂りたい栄養素②|タンパク質・亜鉛・リコピン

ビタミンA・C・Eに加えて、もう三つ意識しておきたい栄養素があります。
まずは、肌そのものの材料にもなるタンパク質。肌に限らず、筋肉や髪など、体をつくるうえで欠かせない栄養素です。
そこに加えて意識したいのが、タンパク質の合成などに関わる亜鉛。
そして、トマトなどに多く含まれ、抗酸化作用を持つ成分として知られるリコピンです。
| 栄養素 | 期待される働き | 多く含む食材 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 肌そのものの材料になる | 魚、肉、卵、大豆製品 |
| 亜鉛 | 肌の新陳代謝を助けるとされる。動物性タンパク質と一緒に摂ると吸収されやすい | チーズ、卵、牡蠣 |
| リコピン | 強い抗酸化作用を持つとされる | トマト |

僕自身、これらは日焼け対策だけのために摂っているわけではありません。普段の体づくりや栄養補助の一環として、食事に加えてサプリや粉末プロテインも取り入れています。
なかでも亜鉛は、毎日の食事だけで意識して摂り続けるのが僕にはなかなか難しい栄養素。そのため、足りない分を補う感覚でサプリを活用しています。
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もちろん、サプリを摂ったからといって、日焼けによるダメージが帳消しになるわけではありません。感じ方には個人差がありますし、摂れば摂るほどいいというものでもありません。
大切なのは、あくまで普段の食事を基本にしながら、必要に応じて足りない栄養を補うこと。
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日焼けしてしまった後日だからこそ、いつもより少しだけ食事や栄養に目を向け、体の内側から回復しやすい環境を整えていきたいところです。
クーラーの中身がそのまま材料になる?

そして面白いことに、肌や体を立て直すために意識したい栄養素は、釣り人が普段から狙っている魚にも多く含まれています。
たとえば、青物やカツオ。良質なタンパク質源であることに加え、タンパク質の代謝に関わるビタミンB6なども含まれています。
つまり、炎天下で苦労して釣り上げた魚が、その日の疲れた体を内側から支える食事にもなるということです。

そう考えると、日焼けをただ嘆くだけで終わらせるのは少しもったいない。その日の釣果をおいしくいただきながら栄養を補い、次の釣行に向けて体を整えていく。
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クーラーの中身は、思い出だけでなく、釣行後の体を立て直すための材料にもなってくれるのです。
浴びてしまったあとの数日が来シーズンの肌を決める

炎天下での釣りに、紫外線はつきものです。浴びてしまったその日の紫外線を、なかったことにはできません。けれど、その後の数日間をどう過ごすかは自分で選べます。
食事からビタミンやタンパク質などの栄養をきちんと摂り、必要に応じてサプリメントで補う。
日焼けしたからといって特別なことをするのではなく、肌や体が立て直されていく期間だからこそ、いつもより少しだけ食事や生活に気を配る。それくらいの意識でいいのだと思います。
釣った魚をおいしく味わいながら栄養を補い、しっかり休んで、また次の釣行へ。
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紫外線を浴びてしまったことを後悔するより、その後の数日間を少し丁寧に過ごす。
そんなアフターケアを習慣にしながら、これからも長く快適に釣りを楽しんでいきましょう。
撮影:DAISUKE KOBAYASHI
