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「いつまで他人事?」熱中症で倒れる釣り人ほど、“自分は大丈夫”と思っている。

「いつまで他人事?」熱中症で倒れる釣り人ほど、“自分は大丈夫”と思っている。

真夏の釣り場で、頭痛やめまい、足のつりを感じたら熱中症のサインかもしれません。

釣りに集中するほど体調変化は見逃しがち。

倒れる前に知っておきたい初期症状、現場での冷やし方、救急車を呼ぶ判断目安、持っておきたい対策グッズを、アングラー目線で紹介します。

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目次

日本の夏、ジメジメして暑すぎる問題。

ちょっと頭が重い。足元がふらつく。

真夏の釣り場で、そんな違和感を覚えたことはありませんか。

釣りに集中していると、体調の変化には意外なほど気づきにくいものです。

「まだ大丈夫」「あと一投だけ」と続けているうちに、気づいたときには立ち上がれない。最悪の場合、意識が遠のいてしまうこともあります。

実際に、釣り場で熱中症になりかけた話や、仲間が慌てて介抱した話を耳にすることも少なくありません。

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今回は、釣り場で熱中症になってしまったとき、現場でどう動けばいいのかを実践的にまとめました。

まずは熱中症のサインを見逃さない

熱中症は、いきなり倒れるわけではありません。多くの場合、体は少しずつ「もう限界」のサインを出しています。

釣りに集中していると見逃しがちな初期症状を、まずは押さえておきましょう。

めまい・立ちくらみ・頭痛

出典:PIXTA

最も多いのが、めまいや立ちくらみ、軽い頭痛といった頭まわりの違和感です。

立ち上がった瞬間にふらっとする、視界が一瞬白くなる。

釣り中なら「足場のせいかな」と片付けてしまいがちですが、夏場にこうした症状が出たら、熱中症の初期サインを疑いましょう。

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同じタイミングで耳鳴りやだるさを感じるなら、迷わず日陰へ退避してください。

大量の汗、または汗が止まる

出典:PIXTA

汗のかき方にも要注意です。

普段以上にダラダラと汗が止まらないとき、身体は必死で熱を逃がそうとしています。

逆に、涼しくなったわけでもないのに「あれ、急に汗が引いたな」と感じたら、より要注意のサイン。

体温調節がうまくいっていない状態で、重症化の手前かもしれません。

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汗が引いてきたのに身体が熱く感じる、というときはすぐに釣りを中断しましょう。

こむら返り・吐き気

出典:PIXTA

ふくらはぎや太もも、腹筋がつるのは、汗によって塩分やミネラルが不足しているサイン。

釣り中の「足がつった」を、ただの疲れや老化と侮らないでください。

あわせて吐き気やムカつきが出てきたら、もう一段症状が進んでいることも考えられます。

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この段階で無理を続けると一気に悪化することもあるので、水分と塩分を補給しながら涼しい場所へ移動しましょう。

判断力が鈍るサインも見逃さない

出典:PIXTA

意外と見落とされやすいのが、判断力の低下です。

返事がワンテンポ遅れる、いつもの動作でミスする、足取りが重い。

アタリもないのに「もう一投……」と妙な意地が出てきたら、それも軽度の熱中症サインかも。

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自分では気づきにくいので、釣り仲間同士で「大丈夫?」と声をかけ合う習慣をつけておくと安心です。

釣り場で熱中症かも、と思ったら最初にやること

「ヤバいかも」と感じたら、迷わず釣りを中断してください。

そこからどう動くかで、その後の体調も、最悪の事態を避けられるかどうかも変わります。

涼しい場所へ退避する

最優先は、直射日光を避けること。

日陰、木陰、エアコンの効いた車内、コンビニや管理棟など、とにかく直射日光を遮れる場所へ移動します。

釣り場では木陰すらないことも多いので、車に戻ってすぐにエアコンをかけるのが現実的です。

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横になれるなら横になり、衣服のボタンやベルトをゆるめて熱を逃がしましょう

脇の下・首・足の付け根を冷やす

出典:PIXTA

次に体を冷やします。

環境省の熱中症情報でも示されているとおり、脇の下、首の両側、足の付け根を集中的に冷やすのが効率的。

これらの場所には太い血管が通っていて、冷やした血液が全身を巡って体温を下げてくれます。

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保冷剤があればタオルに包んで当て、なければ冷たいペットボトルでも代用可能。

濡らしたタオルを首に巻いて扇ぐだけでも体感は変わります。

参考:熱中症の対処方法(環境省熱中症予防情報サイト)

経口補水液で水分と塩分を補給

撮影:SHOPI

あわせて、水分と塩分を補給します。

ただの水ではなく、塩分とブドウ糖がバランスよく入った経口補水液が理想です。

OS-1などの経口補水液は、軽度〜中等度の脱水時に飲むことを想定した製品です。釣行時の備えとして、1本車に積んでおく価値があります。

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ただし、自分でうまく飲み込めない、意識がはっきりしない場合は誤嚥の危険があるため、無理に飲ませないでください。

救急車を呼ぶか迷ったときの判断ライン

出典:PhotoAC

ここが釣り人にとって、いちばん難しい判断かもしれません。

「自分で歩けるし、まあ大丈夫だろう」と過信して悪化するケースは少なくありません。

熱中症のような症状がみられるときは、迷ったら救急車を呼ぶのが大原則です。

具体的には、以下のような症状がみられる場合が目安になります。

こんな症状があれば迷わず救急車を呼んでください
・呼びかけへの反応が鈍い
・意識がもうろうとしている
・自力で水を飲めない
・けいれんしている
・身体が熱いのに汗が出ていない

こうした症状が一つでもあれば、迷わず119番です。

判断に迷う場合、たとえば「会話はできるけど吐き気が強い」「めまいがしばらく続く」というときは、救急安心センター事業の#7119(対応エリアのみ)に電話して指示を仰ぐ方法もあります。

地方の釣り場では携帯の電波が弱いこともあるので、釣行前に通話可能な場所と最寄りの病院をざっとでも把握しておくと安心です。

なお、救急車を待っている間も、冷やす作業は続けてください

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「呼んだから安心」ではなく、到着までの数分〜十数分が体温を下げる勝負時間です。

釣り場に持っておきたい熱中症対策グッズ5選

熱中症対策の本命とも言える一本。

スポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、軽度〜中等度の脱水状態のときの水分補給を目的に開発された製品です。

普段ガブガブ飲むものではなく、「異変を感じたときの最初の一杯」として車に常備しておくのが正解。

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ペットボトルタイプとゼリータイプがあり、ゼリーのほうが暑さでぐったりしているときも飲み込みやすいかも。

釣行人数に合わせて、人数分プラス1本を目安に準備しておきましょう。

ロゴスが手がける、熱中症対策とアイシングを兼ねた氷点下パック。

ロゴスの氷点下パックは凍結温度が一般的な保冷剤より低く、釣り場で体を冷やしたいときの即効性に定評があります。タオルに包んで首筋や脇の下にあてれば、現場で手に入る冷却ツールとしては破格の冷たさ。

クーラーボックスの中で魚と一緒に保冷していたパックを、いざというときに自分の体に転用できる二刀流の使い勝手も魅力です。

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普段は魚の鮮度保持に、緊急時は体の冷却に使えるため、夏の遠征に1枚あると安心です。

直接肌に長時間あてると冷えすぎることがあるので、必ずタオル越しに使ってくださいね。

熱中症対策とアイシングを兼ねる、別売りの「氷点下パック・クーリングスマイル」専用ベルト。

氷点下パックをセットして、首や肩などに巻きつけて使う仕組みで、ハンズフリーで体を冷やせるのが大きな魅力です。

釣り中は両手がふさがるシーンが多く、保冷剤を手で押し当てるのは現実的ではありません。

このベルトなら装着したまま移動や準備ができるので、暑さで判断力が落ちる前にじわじわとクールダウンできる頼もしさがあります。

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ロゴスの氷点下パックシリーズと組み合わせて使う前提の設計で、普段クーラーボックスで使っているパックをそのまま流用できるのも嬉しいポイントです。

両手がふさがる釣りでこそ活きるのが、首掛けタイプのネッククーラー。

TORRAS COOLIFY 2Sは首元を直接冷やしてくれるモデルで、釣り中の予防にも、軽い不調を感じたときの応急的なクールダウンにも使えます。

人気の理由は、ファンとひんやりプレートのハイブリッド構造と、フィット感のある軽量設計。長時間装着していても肩がこりにくく、朝マズメから夕マズメまでの釣行をしっかりサポートしてくれます。

バッテリー駆動なので、コンセントのない釣り場でも安心です。

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ただし、これだけで熱中症を防げるわけではないので、こまめな水分補給と日陰休憩を組み合わせて使うのが前提です。

山善が2026年モデルとして展開している水冷服ベスト。

凍らせたペットボトルをベストにセットし、シリコンチューブの中を冷水が循環する仕組みで、背中まわりをじんわりと冷やし続けてくれます。

ペットボトル1本で1時間半〜2時間の冷却が持続し、ぬるくなったら新しい凍結ボトルに交換するだけ。釣り場で氷を確保しておけば、長時間の釣行でも冷却力を保てます。

電源は市販のモバイルバッテリーが使えるので、追加投資のハードルも低めです。重量は約600gで、装着の負担も少なめです。

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直射日光下での長時間釣行や、磯歩き・船上といった逃げ場の少ない釣行で、心強い味方になってくれます。

バッテリーは別売なので、購入時にあわせて準備してくださいね。

【予防】普段から「汗をかく」習慣を作っておくことも大切

現場での対処法とあわせて、熱中症になりにくい身体を作っておくことも、釣り人にとって大事な備えです。

鍵になるのは、汗をかく仕組み、いわゆる「汗腺」のはたらき。

汗腺は使わないと機能が落ちると言われており、運動不足やエアコンの効いた室内で過ごす時間が長いと、暑い釣り場でうまく汗をかけないことがあります。

そこでおすすめしたいのが、真夏のシーズン本番を迎える前に、春先や初夏のうちから少しずつ汗をかく習慣をつけておくこと。

ウォーキングや軽いジョギング、湯船にしっかり浸かることなど、無理のない範囲で「ちょっと汗ばむ」習慣を取り入れてみてください。

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シャワーで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる夜を週に数回作るだけでも、汗をかきやすい体づくりにつながります。

夏本番!釣り人も熱中症対策を万全に

熱中症は、知識と備えで重症化を防げる症状だと言われています。

釣り場で「あれ?」と思ったときに、最初の10分でできることを知っているかどうか。それだけで、その日の釣行の結末は大きく変わります。

そして何より大事なのは、「もう一投」を我慢する勇気。釣り人にとっていちばん難しい選択かもしれませんが、健康で次の釣行に行くための投資だと思って、潔く竿を置いてください。

気になる症状が長く続く場合や、回復しても違和感が残る場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。

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この夏も熱中症対策を万全にして、元気いっぱいで釣りを楽しんでくださいね!

本記事で使用されている一部の画像は、画像生成AIを使用して生成されたものでありフィクションです。登場する人物、団体、名称、場所などはすべて架空のものであり、実在するものとは一切関係ありません。

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