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“釣れない日”を楽しむ方法を考える

魚が釣れた喜びというのは何事にも代えられないものがあります。ですが、釣りの喜びを感じれるのは、魚を釣り上げた瞬間だけでしょうか?今回は釣れない中にも存在する楽しみや、楽しみ方を考えてみました。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

釣れない日を楽しむ方法を考える

釣り人
出典:pixabay

釣り人なら誰しもが経験したことのあるボウズ。前もって計画を立て、準備万端で臨んだ釣りがボウズに終わってしまう事ほど、残念な事はありません。

ですが、魚が釣れなかったからと言って「今日は一匹も釣れなかったなぁ。疲れたし、時間とお金を無駄にしてしまったよ」というのは、とても勿体ない考え方ではないでしょうか。

今回は、魚が釣れなくても、魚釣りを楽しむ方法を考えていきます。

釣り友達を作る

釣り友達
出典:PIXTA

「旅はどこへ行くかより誰と行くかが重要だ」というような言葉がありますが、これは釣りでも同じことが言えます。

例えば、行き帰りの渋滞や、釣れない時間というのは、一人では耐えがたいものがありますが、気の合う仲間たちと過ごせば、きっと一人で行くよりも思い出深く、充実したものになる事でしょう。

イカ釣りの時期を調べる
出典:pixabay

周りに釣りをする友達がいないという方は、インターネットで釣り仲間募集のコミニティーを探しても良いかもしれません。

検索サイトや自身の登録しているSNSで「釣り仲間/釣りコミニティ/釣りSNS」等と検索すると、いろいろなサイトやサービスが見つかります。

他の釣り人に話しかけてみる

釣り人の会話

孤独を愛する孤高の釣り人にとっては、なかなかハードルの高い行為ではありますが、楽しい会話を数時間続けて下さいという意味ではありません。

仮に既に釣り人がいるポイントの横で釣りを始める時でも、挨拶をする事でお互いに気持ちよく釣りが出来ますし、コミニケーション不足による不要なトラブルも回避できます。

時には釣り場の情報交換が出来たり、そこから会話が弾んで気の合う釣り友達に、なんて事もあるかもしれませんね。

美しい風景を写真に残す

撮影スポット
出典:pixabay

釣りで得られる「エモノ」は魚だけではありません。釣りをしていると数多くの美しい景色と出会います。

魚に夢中な時はその美しさを見落としがちですが、釣り人は普通の人では見る事も出来ないような絶景の中にいる事が多いのです。そんなシャッターチャンスを掴めるのも、釣り人だけの特権です。

ご当地グルメを堪能する

ラーメン
出典:pixabay

釣りは近所の川で行えるものから、数時間かけて行くもの、場合によっては数日間かけた遠征というような様々なスタイルがあるかと思いますが、せっかく長い時間をかけて釣りに行くなら、その土地のグルメを楽しむのも一つの方法です。

ずっと釣り場に張り付ついていると、集中力も切れてしまいますし、時にはポイントを休ませる事も重要です。釣り=サバイバルと気負うのではなく、釣り=小旅行という気分でいる事も、釣りを楽しむ上で大切な考え方です。

至高一杯(コーヒー)を楽しむ

海辺のコーヒー
出典:pixabay

よく登山などでも、道中でコーヒーを楽しむ方がいます。山登りは頂上に辿りつく事も大きな目的の一つかもしれませんが、道中をいかにして楽しむかというスタイルも存在します。

釣りも、魚を釣る事だけでなく、美しい自然を愛でながら美味しいコーヒーを飲むといったような、過程やスタイルを楽しむという方法もあるのではないでしょうか。

キャンプで食べるカレーが美味しいように、釣り場のコーヒーと言うのもなかなか侮れませんよ。

釣り場で温かいご飯を食べてみる

フードジャー
出典:Amazon

釣り場で食べるご飯と言うのは、効率ばかりを優先し、コンビニのおにぎりであったり、携行食であったりと、冷たく味気ないものになってしまう事が多いです。

長時間の集中力が必要な釣りでは、ただお腹を満たすだけでなく、温かいご飯を食べてリラックス&リフレッシュする時間も必要です。

キャンプで作るような豪華な食事である必要はなく、即席麺を茹でるだけでも良いですし、簡単に作れるリゾットやスープをフードジャーに入れて持っていくなど、いつもと違う食の楽しみを増やしてみましょう。

釣り方・ターゲットを変えてみる

万能竿の画像
出典:PIXTA

釣りは、ポイントやシーズンによって、釣り易い魚・釣りにくい魚というものが存在します。

私はメーターシーバスをルアーのみで狙う孤高のアングラーだ。という方にとっては不要なアドバイスかもしれませんが、たまにはルアーだけなく、サビキ釣りを試してみたり、違う魚種を狙ってみたりと、新たな挑戦をする事が楽しみに繋がる事もあるのです。

スタイルや釣り道具を楽しむ

出典:PIXTA

ボウズの数が多ければ多いほど、それが報われた時の喜びも大きいですよね。

ボウズは当然と割り切り、通常ではあり得ないような釣り方や、雪の降りしきる真冬にトップウォータープラグを投げ倒すといったコダワリのアングラーになてみるというのも、一つの楽しみ方かもしれません。

また、使っているだけで楽しくなるような、コダワリの道具を揃えてみるのも一つの方法です。

釣り場のゴミを拾ってみる

撮影:TSURI HACK編集部

ゴミ拾いが楽しい事とは言えませんが、ゴミを拾う事で結果的に「楽しくなる」可能性があります。

釣り場環境が改善されれば、より美しい釣り場で気持ちよく釣りをする事が出来ますし、水辺の生き物が暮らしやすい環境になればなる程、将来的にその釣り場がもっと釣れやすく、釣り人にとっても楽しい場所になる可能性があるのです。

釣りの楽しみ方は無限大

釣り人
出典:pixabay

ものまねタレントのくじらさんのレパートリーに、「なぜ釣れるかって?釣れるまでやめねぇーからだ!by 折本喜一」というものがあります。

これは非常にポジティブな考え方です。例え0匹でその日の釣りが終了したとしても、私たちアングラーには明日があり、挑戦し続ける楽しみがあります。

少年と釣り
出典:PIXTA

ですが、釣りは釣る事以外にも様々な楽しみ方があります。釣果至上主義に疲れてしまったアングラーの方は、ふと立ち返って釣りを始めた頃の事を思い出してみて下さい。

あの頃は釣れなくても、楽しい事がたくさんあったような気がしませんか?

また、最近釣りを始めた方も、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみて下さい。

もちろん、「釣れた方が楽しいじゃないか!」という意見もわかりますし、かくいう筆者もそう思わないと言えば嘘になります。

ですが、最近は友達とのエンジョイ釣行の頻度を増やし、釣れなくても「楽しかったなぁ」と感じる日があるのも事実なのです。

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