ハゼ釣り

ハゼの釣り方講座

ハゼの釣り方講座

ハゼ釣りは簡単な仕掛けで初心者でも楽しめる手軽な釣りです。

シーズンになれば多くの人で釣り場が賑わいを見せ、竿を曲げる姿が多く見られます。

今回はハゼ釣りに使う道具や釣り方のコツなど、ハゼ釣りに必要な基礎知識をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

STEP.001
手軽に楽しめるハゼ釣り

 手軽に楽しめるハゼ釣り
江戸時代から、娯楽のひとつとして親しまれているハゼ釣り。
ハゼといっても様々な種類がおり、釣りのターゲットとして有名なのは、都市部の港湾に多く生息している「マハゼ」という種類です。

ハゼの生態

  • ハゼの上面
    マハゼは北海道から種子島まで分布し、波の穏やかな内湾や砂泥地の汽水域に多く生息しています。
    大きくなると20センチを超えるものもいますが、よく釣れるのは15センチ程度。
  • ハゼの胸ビレ
    やや雑食性で、甲殻類や貝類、多毛類、場合によっては小魚も捕食します。
    普段はお腹を底に付けて暮らしており、吸盤のような胸ビレで護岸の壁に張りついている事もあります。

ハゼ釣りが楽しめる時期

ハゼ釣りが楽しめるのは夏から秋にかけて。春に生まれた小型のハゼは河口から川へと遡上。夏には10センチほど、秋には15センチほどの大きさにまで成長します。
冬から春にかけては産卵のため、深場に落ちるので、釣るのは難しくなります。
ハゼ釣りが楽しめる時期

ハゼ釣りが楽しめる時期

潮が満ちてくる上げ潮が狙い目です。潮が満ちるのに伴い、ハゼは浅瀬にどんどん集まってきます。
特に満潮を迎える前後2時間くらいが釣りやすい時間帯。潮汐表から、満潮時刻を確認して釣りに出掛けましょう。
ハゼ釣りの時間帯

STEP.002
ハゼ釣りをする場所の選び方

ハゼの釣り場の選び方
ハゼ釣りが楽しめる場所は、河川の汽水域や河口部、海では湾奥や水深2メートル程の浅瀬がポイントになります。
  • 汽水域

    汽水域

    ハゼは、淡水と海水が混じり合う汽水域に多く生息しています。河川の規模は大小を問わず、小さな小川でもハゼの姿を見ることが出来ます。
  • ハゼと砂地

    底が砂地の場所

    ハゼは底が砂地の場所を好みます。ただし、シロギスが釣れるような外洋に面している砂浜では、ハゼが釣れることは少ないです。
  • ゴロタ 岩場

    ゴロタ

    岩が点在する砂地や、ゴロタもハゼが好む場所。岩の隙間にハゼが隠れていることが多く、比較的大型が釣れやすい特徴がありますが、根掛りには注意が必要です。
  • 水門

    水門

    ハゼは淡水が入り込む水門にも多く集まります。海水と混じり合って汽水となることや、水門回りは深くなっているなどの変化が多いことがその理由でしょう。

STEP.003
ハゼ釣りのタックルと道具

ハゼ釣りのタックル
初心者でも手軽に楽しむことができるハゼ釣り。様々な釣り方がありますが、今回は餌釣りに絞って必要なタックルや仕掛け、道具などをご紹介していきます。

基本的なタックル

ハゼ釣りは、“のべ竿”といったリールを使わないタックルでも楽しむ事ができますし、エサ釣り用の“振り出し竿”や、“ルアータックル”も流用が可能です。
  • のべ竿

    のべ竿

    リールを使わないタイプの竿で、初心者にも扱いやすいタックルです。竿の長さは2.7~4.5メートル前後が扱いやすいでしょう。
  • ルアータックル

    ルアータックル

    ルアータックルを流用したい方は、6~8フィート程度のL~ML(ライト~ミディアムライト)クラスのロッドを選びましょう。メインライン(道糸)の太さはナイロン・フロロカーボンなら1.5~2号、PEなら0.6号程度を基準としてみてください。

仕掛けと餌

ハゼ釣りで使われる餌釣り仕掛けは、ウキ釣り仕掛け、脈釣り仕掛けなど様々。ただし、細かな仕掛けの作り方を覚える必要はなく、釣り具店で販売されている以下の道具を揃えれば、簡単にハゼを釣り上げることができます。
  • ハゼ釣りの仕掛け

    仕掛けセット

    仕掛けはすべてが一体となった「セット仕掛け」がおすすめ。のべ竿であれば「ウキ、又はミャク釣り仕掛け」、ルアータックルであれば「ミャク釣り、又はちょい投げ仕掛け」といったものを選びましょう。
  • アオイソメ

    生エサ

    エサは、ゴカイやアオイソメを用います。エサは暑いと弱ってしまうので、クーラーボックスに入れおき、鮮度を保ちましょう。
  • パワーイソメ

    疑似餌

    虫エサが苦手な方でも大丈夫。ハゼは、ゴカイやイソメを模した疑似餌でも釣る事が出来ます。ただ虫エサにくらべ、食いつきは劣ります。

その他に必要となるもの

ハゼ釣りをするだけであれば、タックルと仕掛け、餌さえあれば、すぐにでも始めることができますが、ハゼを持ち帰ったり、気持ちよく釣りを楽しむためにも以下の道具も合わせて揃えて置くようにしましょう。
  • クーラーバック

    クーラーバック

    釣ったハゼのお持ち帰り用として、夏は凍らせた飲み物のストッカーとして用います。10リットルもあれば、ハゼを持ち帰るには十分な容量です。
  • チャック付ポリ袋

    チャック付ポリ袋

    釣ったハゼをチャック付ポリ袋に入れると、クーラー内を綺麗に保てます。
  • 水汲みバケツ

    水汲みバケツ

    手を洗ったり、釣ったハゼを一時的に入れたりするのに用います。ロープが付いているので、足場の高さに関係なく水を汲むことが出来ます。
他にも仕掛けを切ったり、エサのアオイソメを切ったりするために必要なハサミや、釣り場の後片付けをするためのゴミ袋などの基本的な持ち物も持ち込むようにしましょう。

STEP.004
ハゼの釣り方

ハゼ釣りをしている編集部
まずは、ハゼの基本的な釣り方を順序立ててご紹介していきます。次ページでは、さらに釣果を伸ばすためのコツを紹介していますので、合わせて読んでみてください。

今回使用する仕掛け

今回使用するのは、ミャク釣り仕掛けと呼ばれる軽いオモリを使った仕掛けで、ハゼが居る底までしっかりと仕掛けを沈めやすいことがメリットです。また、仕掛けを投入したのち、自分で竿を操作してハゼを誘い出す感覚も味わうことができる仕掛けとなります。

ミャク釣り仕掛け

道糸の先にハリスを結びつけ、その先にスナップをつけたナス型オモリをつけます。ハリスの間には、ハリス止めを取り付け、針を結びつけた仕掛けです。
ハゼが餌に食いついてきたアタリを目視でも確認できるように、視認しやすい色の毛糸やプラスチックでできた目印を道糸につけてみるのもおすすめ。
ミャク釣り仕掛け

ミャク釣り仕掛けを使った釣り方

  • 1.エサをつける

    エサは、2~3センチぐらいの長さに切ることで、尾だけを持っていかれてしまうことを減らせます。ハゼ釣りはエサをかじられてもまた使えます。新しいエサを付け足していきましょう。
    エサをつける
  • 2.仕掛けを投入

    仕掛けを投入します。のべ竿の場合は、オモリを持って、竿を振り込むと同時に、持っていた手を放すと上手く行えます。
    仕掛けを投入
  • 3.ロッドを操作して誘う

    オモリが底に着いたら、竿をサビいて仕掛けをズル引きます。「10㎝ズル引いたら、5秒止め」といった動作を繰り返します。
    ハゼを誘う
  • 4.アタリを感じたらアワセる

    アタリは竿先に「コツコツ」と小さく出るので、見逃さないようにしてください。違和感を察知したら、素早く・コンパクトにアワセを入れましょう。
    ハゼのアタリ

STEP.005
ハゼ釣りのコツ

釣れたハゼ
簡単に釣れるとされるハゼ釣り。シーズンや潮の状況も調べて、いざ釣りに出掛けてみたら全然釣れない。こんな状況の時に試してみたいコツをご紹介します。

移動してハゼの居場所を見つける

ハゼは同じ場所に固まっている事が多い魚です。
同じポイントでも「数メートル横にズレたら釣れた」なんて事はよくある事。幅広く探ってみる事が大事です。
ハゼ釣り 江戸川
ハゼの袖針

仕掛けを工夫してみる

セット仕掛けには4~7号程度の替えの袖針がついていますが、それとは別に2~3号の袖針を用意しておくと、ハゼが小さい時にも対応できます。
“アタリがあっても釣れない”という場合は針のサイズを小さくしてみましょう。

誘いを工夫してみる

ミャク釣りでは誘いの入れ方が釣果アップのコツ。オモリで底を叩いて音や砂煙を出し、ハゼに気付いてもらうイメージを持って誘いを入れてみてください。また誘いを入れたらその後に必ず止めを入れて、ハゼがエサに食いつく時間を与えるのもコツです。
また誘いを入れたらその後に必ず止めを入れて、ハゼがエサに食いつく時間を与えるのもコツです。
ハゼの仕掛け

ハゼ料理を味わおう

ハゼの天ぷら出典:PIXTA
釣ったハゼは天ぷらや唐揚げでも美味しく食べることが出来ます。甘みのある上品な味は、一度食べると病みつきになってしまうほど。たくさん釣れた際は、皆で味わってみてはいかがでしょうか。

ハゼ釣りをやってみよう

ハゼの釣果画像
よく釣れる時には10~20匹は当たり前、時には100匹を超えることも珍しくはないハゼ釣り。実際にやってみると手軽さの中に、仕掛けやエサはどうすればより釣れるのかと考える奥深さも感じられることでしょう。ぜひ本記事を参考にハゼ釣りをやってみてください。

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