アイキャッチ画像撮影:山下洋太
シマノのハサミが高性能すぎる!

リーダーを結ぶ際やルアーを交換する際、ラインがうまく切れずにイライラした経験はありませんか?
そのような悩みを解決してくれるのが、シマノ製の釣り用ハサミ『スパシザー』と『バンノウバサミ』です。
これらのハサミは、刃物の名産地・岐阜県関市で製造されており、職人の技が生み出す高品質な仕上がりが魅力です。
山下
元料理人であり、包丁コレクターでもある筆者は購入してから約4年間愛用しています。
ラインナップ
バンノウバサミは1種。スパシザーは刃先が丸い『RT』、刃先までギザ刃が入っている『ST』があります。使い分けについては、後ほど紹介していきます。
バンノウハサミ・スパシザーの4つのおすすめポイント
今までいろいろなハサミを使ってきましたが、ここまで性能が高いと感じたハサミは初めて。
筆者が感じた4つの魅力をまとめました。
切れ味が鋭い
1番の魅力は、なんといってもその切れ味の良さ!
100lb程度のリーダーも、1号程度の細めのPEラインも1発で切れます。
細いPEラインを切る時にありがちな、刃と刃の間にラインが挟まり、なかなか切れないあのイライラは皆無。

エサをカットするときにも活用しています。
山下
切れ味が鋭いので、エサの身が崩れることなく、スムーズに作業を行えます。
耐久性が高い

初期の切れ味が鋭くても、持続性がなく、切れ味がすぐに落ちてしまう製品もありますよね。
しかし、スパシザーとバンノウバサミは切れ味の持続性も高いんです!
筆者は主に海水環境で使用しています。4年間使用しているため多少のサビは発生し、購入時より切れ味は落ちましたが、それでも十分スムーズに切ることができます。
山下
ハサミに2,600円は、高いと感じる人もいるかもしれませんが、これだけ長く使えればある意味コスパに優れているかも!?
手袋をしたままでも使える

グローブ着用時にハサミを使用すると、グリップ穴に指が入りづらく使いにくいと感じる方も多いでしょう。
しかし、スパシザーとバンノウバサミはグリップの穴が大きく設計されているため、グローブを着用したまま使用できます。

ソフト素材を採用しているため握り心地が良く、さらには滑りにくいので力強く握り込めます。
山下
水がついた状態でも滑りにくく、濡れやすいオフショアの釣りでもこのグリップ力が活かされます!
そして美しい

機能性が充実しているだけでなく、グリップ、刃までデザインに一体感があり、美しいところも気に入っているポイントです。
全体的にマットな仕上がりで、落ち着いたデザインは筆者の好みにぴったりでした。
筆者が購入したあとには、シマノの定番カラーとなりつつあるライトグレーも展開されました。
デザイン性が高い小物を使用したい、こだわり派のアングラーにもおすすめですよ!
山下
買い換えるときにはグレーにします!……といっても長く使えるから買い換えるのは当分先かもしれません。
3種の使い分け

筆者はバンノウバサミを2本、スパシザーはRTとSTを各1本ずつ所有し使い分けています。
バンノウバサミ

バンノウバサミは、エサをカットしたり、魚の血抜きをしたり、リーダーを結んだ端のラインをカットしたり、名前の通り、万能に使用できます。
サイズを活かし、サバを三枚におろした身から短冊状に切り出す際など、長いものを切りたいときにも大活躍。
スパシザーRT

スパシザーRTは、先が丸くなっていて安全性が高く、持ち運び用におすすめ。
バッグやゲームベストに入れていても先が突き刺さる危険性が低く、安全に持ち運べます。
スパシザーST

スパシザーSTは先までギザ刃があり、仕掛け作りなどの細かな作業におすすめ。
刃の先をうまく使うと、針を結んだ際に出る余分なラインをカットするのも楽々とこなせます。
山下
筆者はなんでも1本でこなせるバンノウバサミの使用頻度が高く、魚やエサ用とラインカット用として2本を使い分けています。
ハサミはこれさえ持っていれば十分!

これまでいろいろなハサミを使用してきた筆者ですが、スパシザーとバンノウバサミを購入してからというもの、買い替えが必要なくなりました。
山下
高品質なハサミを長く使用したい、そんな人はこれさえ持っておけば十分かもしれません!
シマノ バンノウハサミ
カラー | ブラック/ライトグレー |
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全長 | 195mm |
価格 | 3,250円 |
シマノ スパシザー RT
カラー | ブラック/ライトグレー |
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全長 | 120mm |
価格 | 2,600円 |
シマノ スパシザー ST
カラー | ブラック/ライトグレー |
---|---|
全長 | 120mm |
価格 | 2,600円 |