イカそっくりなワーム

メジャークラフトから2022年に発売された、ライブスクイッドというワームをご存知でしょうか?
その名の通り、小さなアオリイカそっくりのぷっくりとした見た目が可愛らしいワームです。
これは釣れそう!

こんなにイカそっくりなら、イカを捕食しているフィッシュイーターならなんでも釣れそうですよね!
フィッシュイーターにとってイカは捕食しやすいだけでなく、ヒレが喉にひっかかる心配もなく、栄養価も高いので“最高のベイト”なんですよ。
ぼくがこのワームを見た瞬間、「絶対釣れるやん」と思ったのはいうまでもありません(笑)
ライブスクイッドを泳がせてみた
テールがピロピロ
こちらは軽めの直リグにセットして泳がせた様子です。
2本のテールがピロピロとなびきながらアピールしてくれています。
スローでもしっかりとアクションしているので、軽いシンカーでのフォール中にも動いているはずです。
エンペラがパタパタ
ジグヘッドリグにセットして、先ほどよりもちょっと速めに動かしてみました。
すると、テールだけではなく、エンペラまでもがパタパタとアクションしているではありませんか!
てっきり動くのはテールだけだと思っていましたが、まさかエンペラまで動くとは驚きです……。
釣れる気しかしない

ライブスクイッドのアクションを確認してみて、ぼくは確信しました。「絶対に釣れる」と。
見た目がそっくりなだけではなく、他に類を見ない“あのエンペラの動き”。
今までのルアーでは釣り切れなかった、天才フィッシュも釣れそうな気がします!
早速使ってみたら……
めちゃくちゃいいアカハタがヒット!

それでは実際に釣り場でライブスクイッドの実釣力を確かめてみましょう。
初秋のゴロタエリアでアオリイカを食っているであろうロックフィッシュを狙ってみたところ、速攻でグッドサイズがヒット!
1投目に激しいバイトが出たものの掛からず、同じ場所に投げ直すとまたもや強烈なバイト。
疑うことなく、がっつり本気喰いしていましたね。
スイミングを意識して泳がせた

誘い方は、小さなアオリイカが流れに身を任せながら漂う姿をイメージし、ボトム付近をゆっくりとスイミングさせました。
これが正解だったのかは分かりませんが、2投で2バイトはかなりの好成績ではないでしょうか。
まだがっつり使い込んだわけではありませんが、初使用でそのポテンシャルの高さを見せつけてくれましたよ!
ライブスクイッドを使ってわかったこと
ポテンシャルを活かすならジグヘッドリグ

テールとエンペラの動きをもっとも活かせて綺麗に誘えるのは、ジグヘッドリグだと感じています。
ジグヘッドならワームが横を向くことはなく、しっかりと水平姿勢を保ったまま誘うことが可能です。
根掛かりが多いポイントで使う場合は、オフセットタイプのジグヘッドがいいかもしれませんね!
浅い水深ならウェイテッドリグも○

浅い場所で使うなら、オフセットフックにウェイトが付いているウェイテッドフックを用いたリグがおすすめ。
ライブスクイッド自体がそこそこ重いため、ウェイテッドフックでも十分な飛距離を稼げます。
軽めのリグでアオリイカがふわふわ漂う様を演出しましょう!
直リグはイマイチかも

初めての魚をキャッチしたのは直リグでしたが、正直、直リグはそこまでおすすめではないと感じています。
直リグではライブスクイッドが横を向いてしまうことが多く、せっかくのイカそっくりなシルエットが活かしきれません。縦になって泳ぐイカはいないですからね……。
もちろん釣果は出たのですが、ライブスクイッドの性能を活かすならジグヘッド or ウェイテッドリグというのが結論です。
イカが多いシーズンに使いたい

ライブスクイッドがもっとも威力をはっきするのは、アオリイカの新子シーズンでしょう。
水面直下に5cmくらいのアオリイカが群れて泳いでいるような場所なら、間違いなく釣れるはずです。
その他にも、地域によってはホタルイカやヒイカが多いシーズンはもってこいだと思います!
使用の注意点
フックサイズには気をつけよう

ライブスクイッドは素材がやや硬く、ファットなボディをしているワームです。
そのため、オフセットフックのサイズが合わないとフッキングをしても針先が露出せず、針掛かりに至らない可能性があります。
オフセットフックを使う際は、2/0〜4/0サイズのゲイブ幅が広いフックがおすすめです。
楽しさと高い実釣力を兼ね備えている!

ライブスクイッドはリアルで可愛いだけではなく、高い実釣力も備えている超優秀ルアーでした。
まさかここまで優秀だとは予想していなかったので、本当に驚きました。
皆さんもイカを捕食している魚を狙う際は、ぜひ使ってみてくださいね!
メジャークラフト ライブスクイッド 4in