ヘラブナ釣り萩野プロ

“釣れない”で悩むあなた!〇〇を意識することで釣果は劇的に変わります【ヘラブナ釣り編】

マルキユーインストラクター萩野氏に、ヘラブナ釣りで“釣れない時”に気を付けるポイントを聞いてきました!

言われた通りにすると、まさにその通りになる……目から鱗のアドバイス。

浅ダナ両ダンゴはたった2つのことをを守るだけで、たくさん釣れるんです!

目次

ヘラブナ釣りでもっと釣果を伸ばしたいあなたへ

ヘラブナ釣り腕の差ヘラブナ釣りで思うように釣れない……隣の人はハイペースで釣り続けているのに。

ヘラブナ釣りを始めた方は、誰しもが経験があることではないでしょうか?

仕掛けの長さ・太さは同じなのに。だいたい同じエサを同じ配合で使っているのに。

わずかな違いで大きく釣果を左右するヘラブナ釣りでは、こうした事がよくあります。

まさに腕の差がモロに釣果に直結する釣り、悪く言うなれば“残酷な釣り”でもあります。

釣れるには釣れるようになったけど、上手な人と比べると釣果は雲泥の差に……

釣ったヘラブナ

ヘラブナ釣りは、一匹を釣ろうと思えば比較的簡単に釣果を出すことができる釣りです。

ただ、思い通りに釣れるようになるには色々な要素が必要。

そんな誰もが感じる、『釣れない時にどうアプローチすれば良いか?』そんな悩めるヘラブナ釣りファンのため、マルキユーインストラクター萩野氏に“釣れない時”の打開策を聞いてきました。

教えてくれたのは萩野プロ!

ヘラブナ釣り萩野

萩野 孝之インストラクター

  1. 管理釣り場から野釣りまであらゆる釣りをこなすオールラウンダーで、トーナメントシーンでも輝かしい成績を上げるトッププロ。マルキユーのインストラクターを務める傍ら、へらウキ「一志」の作者でもある。
  2. ’03 ’04シマノジャパンカップ2連覇
  3. ’15 ’16 ’18 ’19マルキユーM1カップ優勝
萩野孝之インストラクター
“釣れない時の打開策”といっても、魚や釣り場の状況によって対策法はいっぱいあるからねぇ。一緒に釣りしながら教えてみようか!

その方がわかりやすいと思うよ。

そんな萩野インストラクターの言葉に甘え、実釣しながら色々と教えてもらってきました!

教えてもらったのは、編集部ノグチ

ヘラブナ釣り

ノグチのヘラブナ釣り歴

  1. 5歳でヘラブナ釣りを始める。
  2. ルアー釣りに浮気しつつも、月に1度くらいの頻度でヘラブナに癒されている、にわかヘラ師。
  3. ヘラブナ釣りなら自称TSURI HACK編集部イチの腕前。

編集部 ノグチ
ヘラブナ釣りの真髄は、“手返しの早さ”“エサをいかに合わせられるか”がすべて。と師匠から口酸っぱく教えられたからなぁ。

そこ意識して頑張るべ!

萩野孝之インストラクター
「釣り堀」と聞けば釣り師はイージーなイメージを持つかもしれないけど、奥が深いからねぇ。

まずは自分がいつもやっているように打ってみて。


編集部 ノグチ
はーい!

んじゃ早速。

・・・・・・

萩野孝之インストラクター
いま3投ほどしたでしょ?

編集部 ノグチ
はい!

少し触りも出てきました!(ドヤ)

萩野孝之インストラクター
俺が思うにかなり危険な状態にあると思うよ。

編集部 ノグチ
えっ?!

打ち始めだから手返しも早くしているし、なにが悪かったんだろ……

萩野孝之インストラクター
まず、“振り込みの精度”が甘すぎるね。

編集部 ノグチ
ふ、振り込みの精度……
萩野孝之インストラクター
うん。振り込みの基本ができていないかな。

投げようとしちゃっていて、エサを落とす場所が毎回微妙に違うのよ。

萩野孝之インストラクター
浅ダナの両ダンゴだし、とくにいつも釣られてはリリースされている釣り堀のヘラを相手にしているからすごくシビアだよ。

編集部 ノグチ
す、数投ズレただけでも……ですか?
萩野孝之インストラクター
もちろんさ!

ヘラブナ釣りはエサを打って自分のポイント、タナに寄せていく釣りだからね。

エサも繊細だから、あちこちに投げちゃうと釣れるヘラも釣れなくなっちゃうよ。


編集部 ノグチ
いつもそこまで気にしていなかった……

ヘラブナ釣り水中イメージ

上記は、毎回ウキの立つ場所にエサを打ち込んだ時の水中イメージ。

ヘラブナ釣り水中イメージ

上記は、振り込む場所が異なる時の水中イメージ。

萩野孝之インストラクター
毎回ウキ下に振り込んでいると、アタリも早くなるよ!

安定して釣りたいなら振り込みの精度は超大事なことだよ。

萩野孝之インストラクター
あと、“エサが持っていない”のもまずいね。

エサを丁寧にしっかりとつけてみて。

ウキが馴染まないと釣りにならなくなっちゃうよぉ!


編集部 ノグチ
そういえば、さっきいいアタリしてものらなかったな。

編集部 ノグチ
エサ付けを丁寧に。同じ場所に投げる……ブツブツ。

アドバイス通りに実行すると連チャン!!

ヘラブナ釣り

萩野インストラクターのアドバイス通り、“ウキが立つところに投げる”“エサをしっかりつける”

たった2つのことを実践すると、連続して釣れ続けます。

萩野孝之インストラクター
おっ。いい感じになってきたね!

編集部 ノグチ
アドバイス通りにしたら安定して釣れるようになってきました!

こっから実力発揮していきまっせー!


編集部 ノグチ
今のアタリ乗らなかったから、少しエサを柔らかくしてみてっと。
萩野孝之インストラクター
あ、今の振り込み雑になったね?!

編集部 ノグチ
え?!

10cmくらいのズレかと思ったけど……

萩野孝之インストラクター
多分アタってものらないよ。


編集部 ノグチ
そんなわけ……お。いいアタリ!

うりゃ!!


スカッ!


編集部 ノグチ
……ホントですね。

ヘラブナ釣り

※空振りしているノグチを尻目に連発で釣り続ける萩野インストラクター。

編集部 ノグチ
ちょっとした事でこんなにも差がでるんだな……。

ヘラブナが“釣れない時”萩野インストラクターの教え【浅ダナ両ダンゴ編】

萩野インストラクターマルキユー

萩野孝之インストラクター
浅ダナ両ダンゴはとくに振り込みの精度で釣果が大きく変わってくるからねぇ。

ちょっとみていてね。

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■浅ダナ釣りでの振り込みの基本

  1. ●エサを竿より高く持ち、グリップより穂先を水面近くに構える。
  2. ●手首を使わずに、腕を上に持ち上げる。
  3. ●なるべく静かにエサを着水させるイメージで振り込む。

編集部 ノグチ
エサの着水まで意識するんですね。

ルアーだと着水音で魚が散るとかは聞きますけど……

萩野孝之インストラクター
うん。

“着水音”うんぬんよりも、柔らかい練りエサを水面に強く落とすとどうなると思う?


編集部 ノグチ
エサが着水の衝撃でバラてしまうと思います……
萩野孝之インストラクター
正解!

ヘラブナも吸い込みやすい柔らかいエサを好むからね。

食べやすいエサをいかに釣るタナ(水深)まで持たせるか。考えながらやるともっと釣れるようになるよ!

萩野孝之インストラクター
あとウキの動きみていて、たまに馴染んでいなかったりするよね。

それはエサの付け方が甘い証拠だよ〜。

ヘラブナエサの付け方

これができていないと、せっかく寄せたヘラのタナ(水深)がズレてしまうと萩野氏は言う。

安定して釣れ続けるためには、こうしたひとつひとつの基本をマスターしなければならないのです。


編集部 ノグチ
こんなハイペースで釣りながら人のウキの動きみているなんて……

ヘラブナ釣りはなによりも“基本”が大事だった

ヘラブナ釣り 萩野インストラクター

いいアタリをしても乗らなかった時、アタリが遠のいたりした時。

今までの師匠の教えを忘れ、萩野インストラクターの教えを守ると次第に釣れ始める編集部ノグチ。


編集部 ノグチ
正直、取材記事の構成を作っている段階では、エサの調整やタッチハリスワークや手返しのことを言われるかと思っていました。
萩野孝之インストラクター
まったく逆だったでしょ(笑)
萩野孝之インストラクター
基本をしっかりマスターしている人ならそれが重要なんだけど。

基本ができていないと、その考えは逆効果になっちゃったりするんだよねぇ。

萩野孝之インストラクター
むしろ基本を徹底するだけで、多少手返しが遅くなったりエサを無理にいじらなくても、普通の人以上に釣れるようになるよ!

編集部 ノグチ
振り返ると……

今日アドバイスいただいたのは、“打ち込む場所”“エサが持っていない”ことだけでした。

萩野孝之インストラクター
うん。自分で釣りを難しくしちゃっているんだなぁ。

ここができていないと、エサや仕掛けを調整してもドツボにハマるだけなんだよ。

萩野孝之インストラクター
今日だって、集中してイイ感じの一時は俺よりも釣っていたべ!

編集部 ノグチ
確かに!

基本だけを意識してエサの手直しなどせずとも71枚も釣れました!!


編集部 ノグチ
ちなみに萩野さんのは……と。えッ?!

160枚?!

※リャンコ(ダブル)があったので、160枚カウント!
萩野孝之インストラクター
でも大会時の3割くらいの力だけどねぇ。

編集部ノグチ
さ、3割……確かに、僕の投げる場所、ウキの動き、アタリまで逐一アドバイスくれていましたもんね。

「目が何個ついてるんだ?」って思っていました。

萩野孝之インストラクター
アタリの取り方やウキの動きを見てエサや仕掛けの微調整はすごく大事なんだけど、まずは“基本”がすべてよ!

今日の教訓。

振り込みの精度エサ付けが超大事。


②手返しやエサ調整などの小手先よりも基本を忠実


③ヘラブナ釣りは運では絶対に勝てない

 


編集部 ノグチ
ヘラブナ釣りを勝手に理解した気でいました。

一から勉強しなおします……。

萩野孝之インストラクター
いやいや、そんな卑屈にならんでも(笑)

竿頭狙おうとか、大会で勝ちたい。って人じゃなきゃシビアにならなくてもいいよ。

楽しんでなんぼの釣りだからね!

萩野孝之インストラクター
ただ!

基本を疎かにして、小手先に走るとドンドン釣れなくなっちゃうからねぇ。

これだけ説得力のある取材はあっただろうか。

 

▼今回萩野インストラクターが使用したエサの配合はこちら▼

  1. ●カクシン:500cc
  2. ●バラケマッハ:200cc
  3. ●カルネバ:100cc
  4. ●グルテンダンゴ:100cc
  5. ●水:230cc
萩野孝之インストラクター
ちょっと配合が複雑だ……と感じる方は、「カクシン:500cc」「バラケマッハ:200cc」「水:200cc」でOKです!

エサ持ちが悪ければ、カクシン600のマッハ100で調整してみてください!

取材協力いただいた『府中へら鮒センター』

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今回取材協力させていただいたのは『府中へら鮒センター』、ヘラブナ釣り以外にも、鯉釣りや金魚釣りも楽しめる都内では貴重な釣り堀のひとつ。

取材は平日でしたが、鯉・金魚釣りを楽しむファミリーも多く見受けられました。

また、ヘラブナ釣り場には自動検量機が完備されているのも嬉しいポイント。自分の釣った枚数、重量が一目でわかり、事務所では各釣り場の釣果が一目でわかります。釣りの腕がモロに出るヘラブナ釣りならでは、自分の腕がどのくらいか一目瞭然なので、腕試しにももってこいの釣り堀ではないでしょうか。

府中へら鮒センターの詳細はこちら

 

撮影・文:TSURI HACK編集部
撮影協力:府中へら鮒センター・マルキユー株式会社

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