前回は磯メバルを始めるにあたって、基礎となる部分について解説しました。
まだ読んでいないという方は、前回の入門編をお読みください。
磯メバルが釣れないあなたへ
磯場でのメバリングゲーム。
よりプレッシャーが低く、尺メバルの期待値も高い最高のフィールドです。
しかしながら、“一本を釣り上げる”難易度が高いフィールドでもあります。
広大なフィールドならではの釣りが必要
それもそのはず。磯場は、堤防などのフィールドと比較すると、フィールドは広大。
そんな環境で、20〜30cmそこそこの小さな魚に、アピール力の小さなルアーで狙う釣り。難しいわけです。
しかしながら、ちょっとしたポイントを抑えれば、びっくりするくらい“狙って釣れる”フィールドでもあります。
磯メバルは“高活性”!ゆえに“立ち回り”がすべて
まず抑えておきたいのが“磯メバルは高活性”であること。
とくにシャローエリア。上げ潮で潮位が高くなると、エサを食べるためにメバルは深場から上がってきます。
そして潮位に合わせて、よりエサを捕食しやすい位置や場所に移動し、エサがくるのを待ち構えます。
つまり潮位に合わせた付き場さえ抑えてしまえば、広大な磯だったとしても、狙って数釣りができる釣りなのです。
私の経験上「タイミング」「立ち位置」「トレースライン」が完璧であれば、少しくらいルアーの動きやカラーが外れていても1発で口を使ってくれると考えています。
磯メバル攻略のキモは、いろいろな要素を考慮した的確なランガン戦略が重要でしょう。
立ち回りを決めるための「3大要素」
私が磯メバルを狙う上で『立ち回り』をもっとも重要視していることは前述の通りです。
ただ立ち回りというのも、その日の状況や場所の特性に合わせて、都度選択をしていかなければなりません。
そこで重要となるのは「風、地形、潮位」の3大要素です!