はじめに
最近では釣りにハマる女性もだんだんと増えてきましたが、山などに比べるとまだまだお一人で楽しんでいられる方は少ない印象です。
女性が「釣り」と聞くと、やはり少しハードルが高いようにも思います。
ハードルを高くしている理由
理由その1:きっかけがない
釣りに興味は持っていても、きっかけがないと「釣りを始めてみよう!」となるのは難しいですよね。
周りに釣りする人がいないと、なおさら知る機会は減ってしまいます。
理由その2:何を釣っていいかわからない
「釣りをしてみたい!」と思っても、そもそも「何を釣りたいか」が分からないこともありますよね。
釣りを始めるまでは、私も川でどんな魚が釣れるのか、海でどんな魚が釣れるかも全然分かりませんでした。
もちろんスーパーに並んでいるような魚が、自分でも釣ることができるなんて思ってもいませんでした。
理由その3:車がないとアクセスできない
釣り場=自然の場所というイメージなので、そうなると都会に住んでいる場合は車が必要になりますよね。
そもそも車を持っていなかったり、どういった場所に行けば良いかも分かりません。
理由その4:魚や虫を触るのが苦手
エサの虫や魚をさわれないという方は多く、私の友人もこれを理由に、釣りはしてみたいけど……と敬遠しています。
魚や虫を触ったり、生きエサでなくても汚れたり匂いがつくのも、女子としては気になりますよね。
理由その5:過酷なイメージ
釣りと聞くと、やはり自然相手なので過酷なイメージがある方もいるのではないでしょうか。
危険生物との遭遇や、足場の悪い河原、岩山、磯を歩いたり、激流、荒れた海で釣りなどなど。
解決策
解決策その1:初心者・一人でも参加できる船釣りなどを探す
船宿さんや管理釣り場は、ほとんどが一人で参加できます。
予約の際に「初心者」や「一人参加」など、事前に伝えておくとスムーズかもしれません。
初心者の方にも分かりやすくレクチャーしていただけるところがほとんど。また、道具も一式レンタルできるところが多いので手ぶらで行けるのもポイントです。
解決策その2:「食べて美味しかった魚」を基準に探す
何を釣っていいかわからない人は、自分が食べてきて美味しかった魚を基準に選んでみるのはいかがでしょうか?
例えば食卓に並ぶ定番のお魚であるアジやサバも、釣れる場所や船宿さんはたくさんあります。
意外と自分の家からアクセスが良い場所で釣れることもあるので、スーパーで気になった魚を基準に探してみるのもいいですよ。
まずは身近で馴染みのある魚を、ぜひ自分で釣った魚を美味しく味わってみて欲しいです。
解決策その3:電車や自転車でアクセスできる釣りをしよう
車の免許がなくても、公共交通機関で行ける釣り場は意外とたくさんあるんです。電車から降りてすぐの場所や、船宿さんによっては最寄り駅まで送迎してくれることも。
実際、私も管理釣り場や船宿さんに遊びに行くときは、ほとんど電車で移動しています。こちらもアクセスの良い釣り場を検索すれば、たくさん出てくるのでぜひ足を運んでみてください。
解決策その4:魚やエサを直接触らなくても良いアイテムが今はたくさん
魚を直接触らずに掴める「フィッシュグリップ」や、エサの匂いが気にならないような、フルーティな香りをつけた疑似エサがあったりと、道具が充実しています。
歯が鋭い魚や毒を持っている魚もいるので、フィッシュグリップを使ったほうが安全です。私も友人と釣りに行った際、使ってもらいました。針を外すときも便利です。
解決策その5:まずは管理されている手軽な釣り場で楽しもう
はじめて釣りに挑戦するなら、管理釣り場や海上釣り堀、海釣り公園など……まずは管理されている釣り場をオススメします。
このような場所はトイレが併設されていたり、足場も良いところが大半です。比較的安全に楽しめるのも魅力ですね。
気軽に釣りを楽しんでみて!
私も普段から釣りを楽しむ女子の一人ですが、どちらかというと体力や力はあまりないほうだと思います。
そんな私でも楽しめる釣りも、探してみるとたくさんあるものです。
最近では、トイレが綺麗だったりと女性が釣りしやすい環境が増えてきています。性別年齢問わず、みんなが楽しめるより良い環境になれば嬉しいですね。