FREEZE TECH(フリーズテック)とは名前からして涼しそうだゾ
やたら冷たそうなインナーを発見
みなさん、夏の酷暑をどのように乗り越えていますか? 少しでも快適に夏の魚釣りを楽しむために、今回僕は新しいインナーシャツを入手してみました。
凄く、涼しそう……というか寒さうなくらいな冷感を期待させてくれる、その名も“FREEZE TECH(フリーズテック)”という商品です!
ヒートテックというあまりに有名な商品があるので、フリーズテックという販売名からはユニクロを連想してしまいますよね(笑)でも違うんです!
フリーズテックってどんな会社が作ってるの?
フリーズテックは、機能衣料品を取り扱う『リベルタ』という会社が販売しているクーリングウェアです。
普段インナーを着用することが少ないので、この商品にするか正直迷ったのですがフリーズテックのHPを見て即決!
キシリトールを使った特殊プリントっていうパワーワードや、冷たく感じる理由が動画も交えてHPに詳しく紹介されています。
フリーズテックのHPはコチラ!
フリーズテックの冷却インナーシャツをインプレ
この夏の天気は実に変化に富んでいましたね。ピーカンな日、曇りで蒸し暑い日、お天気雨に見舞われた日。と様々な天候下でフリーズテックの冷却インナーシャツを試してみました。
「良いな、凄いな!」と思った点はもちろん、ちょっとなぁ……って所まで、いつものように正直にインプレさせていただきます!
FREEZE TECH(フリーズテック)の特徴をご紹介
いかにも涼しそうなパッケージ
早速、荷物を開封すると。
見ているだけで寒くなりそうなパッケージが出てきました。
何事も第一印象って大事ですよね。既に凍ってるんじゃないかと思わせるこのデザインは素敵です!
もしかしてクールな香りとかついてたりするかな? と思い、匂いを嗅いでみますが、そのような香りはついていませんでした(笑)
冷感プリントが凄そう
HPで見つけて気になっていた、エリスリトールとキシリトール含有の特殊プリントもしっかり入っています! それもたくさん!
ちなみに、エリスリトールとは歯磨き粉などに含まれる成分で、スーっとした涼感を感じる特徴があります。
キシリトールは皆さんご存知の通り、ミントガムなんかに入っているヒンヤリとする成分です。いずれも吸熱反応によって冷涼感を生みだします。
もう期待せずにはいられません!
リベルタの冷感テクノロジー
特殊プリントで処理された繊維は、汗や水分を吸収すると“吸熱特性によって繊維の温度が低下し”冷感効果を実感させてくれるそうです。
ほかにも吸水速乾や抗菌防臭、UVカット、縦横伸縮といった機能が付いています。
ちなみに、品質表示としましては、ナイロン79%、ポリウレタン21%となっております。
FREEZE TECH(フリーズテック)を着用してみて感じた良い点
確かに風が吹くと強めにスゥーっとする
体感的にもっとも冷感を感じられるのは、強い風が吹いた時と車に乗ってクーラーの送風を受けた時でした。
まるで、風が身体を突き抜けていくかのような爽快感! どっちから風が吹いているかすぐ分かると表現すれば伝わりやすいでしょうか。とにかくスゥーっとします!
自転車やバイクなど、常に風を受ける状態では重宝しそうですね。空調服と合わせて着用すれば効果抜群かもしれません!
着心地ピタ目が好きな人向け
フリーズテックの冷却インナーシャツの着心地はややピッタリ目で、多くのインナーシャツと同じような印象を受けました。
ただ、フリーズテックの凄いなと思った点は、身体にインナーがしっかりフィットするのですが、キツさだったり動きにくさを感じることはありません。
むしろ軽やかで、ほかのインナーより快適な印象を受けました。大袈裟に表現するならサポーターを身に着けている感じでしょうか。
また、冷感プリントが裏地に施されているため、生地に凹凸ができピタ目にも関わらず精神的な涼しさも感られます。
すぐ乾き、ベタつきも少ない
個人的に一番すごいと感じたのは、速乾性の高さですね。
突然のお天気雨に降られたのですが、ものの10分程度でインナーシャツは乾いてしまいました。
普通のインナーなら蒸し暑くなる状況でしたが、フリーズテックの速乾性の高さと気化熱を使った冷却のお陰で、雨のあとも快適に過ごすことができました。
洗濯しても夏の晴天時では1時間もかからずに乾きます。確かにこれだけ乾きが早いと「気化熱で涼しくなるわけだ」と実感しました。
何度洗っても冷感プリントは剥がれない
一見するとすぐに剥がれてしまいそうな冷感プリントですが、何度も洗濯しても劣化する様子はありません。
プリントだけでなく、生地自体も耐久性は高そうです。フリーズテックの生地は比較的長く使えそうですね!
ちょっと気になる点、正直な感想も読んでください
販売価格が少々高い
税込6,380円という価格は、インナーシャツとしては少々強気な値段設定だなと感じます。
命を守るためという意味で防寒にはお金をかけているけど……暑さ対策にどこまで投資するかは、購入する方のお財布事情にもよるかな。というのが僕の率直な感想です。
とはいえ、昨今の猛暑は時に命に関わるほど危険な場合もありますので、これからの時代の熱中症対策には、これくらい金額を払っても良いのかもしれませんね。
冷感プリントから直接的に冷たさは感じない
先ほど書いたように、冷感プリントがあることで生地と身体に僅かな隙間が生じ、そのことで涼しさを感じることはできました。
しかし、プリント自体が氷のように冷たくなることはありません。まぁ、当たり前ですよね(笑)
パッケージにキシリトール含有と書かれているのですが、このプリントに対して『触るだけで冷たいのかな?』といった過剰な冷感は期待してはいけないでしょう。
ちなみに、インナーを濡らすことで効果が増すみたいですね!
無風時にジッとしていては冷感を感じにくい
無風で気温が31℃もある蒸し暑い日には、残念ながらフリーズテックでも涼しさを感じられませんでした。
他のインナーでも同じ結果になると思いますが、どんな状況でも涼しさを感じられる魔法のインナーではなさそうです。
風が吹く、もしくは風が当たる場所でこそ他の製品より強い冷感を感じられるインナーシャツだと感じました。
冷感スプレーを併用すると涼しくなります
そんな無風時では冷感スプレーを併用すると、とても涼しく感じられました。
やはりこのインナーシャツは速乾性に優れているようで、冷感スプレーで生地を濡らしてあげると一気に冷たさを感じられます。
魚釣りなど、ジッとしている時間が長い場合は、冷感スプレーを持っておくとより快適に過ごすことができるかもしれませんね!
冷感インナーシャツをお探しの方は、フリーズテックの冷感を体験してみてはいかがでしょうか。
風が身体を突き抜ける感覚は爽快ですよ!
筆者紹介
山根央之(やまねひろゆき)
初めての1匹との出会いに最も価値を置き、世界中何処へでも行く怪魚ハンター山根ブラザーズの兄。餌・ルアー問わず、もはや釣りに限らず。ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。
テレビ東京・緊急SOS池の水全部抜くやNHK・ダーウィンが来た、TBS・VSリアルガチ危険生物などに出演したり、魚類生態調査に参加したりと幅広く活動中。
どえらい魚を獲った!もはや釣りを越えて!色んな人と繋がって!特大天然メコンオオナマズ! 240 cm175 kg 捕獲です!!ホント色んな人に助けられてこの魚と出会うことができました!メコンオオナマズに関わる全ての人に感謝でいっぱいです!! pic.twitter.com/JHWpNdLAvX
— 山根ブラザーズ(兄)@kimi (@chillkimi) September 16, 2017
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