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19ヴァンキッシュ【C2500&C3000】をバス用メインリールに導入した4つの理由

シマノの汎用スピニングリール『19ヴァンキッシュ』をレビュー。今年から本格的にプロガイドとして、毎日のように1日10時間以上湖上(琵琶湖)に浮かぶ毎日を送っています。その僕がなぜヴァンキッシュを選んだのか?その理由を解説します。

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目次

愛機、19ヴァンキッシュを語る

19ヴァンキッシュ

琵琶湖ガイドの相棒として、毎日一緒に戦っているヴァンキッシュ

こんにちは。ビックリマン高田です。今回は僕の愛機、シマノの汎用スピニングリール『19ヴァンキッシュ』をレビューします。

高田
今年から本格的にプロガイドとして、毎日のように1日10時間以上湖上(琵琶湖)に浮かぶ毎日を送っています。その僕がなぜヴァンキッシュを選んだのか? その理由を解説します。

19ヴァンキッシュのおもな特徴

19ヴァンキッシュ C3000MHG

撮影:TSURI HACK編集部(写真は編集部員の私物)

19ヴァンキッシュはシマノのクイックレスポンスシリーズの最上位機種に君臨するスピニングリールです。

このヴァンキッシュが発表されたフィッシングショー会場で、リールを手に取りハンドルを回した時に衝撃が走ったのを覚えています。

自重が軽い

ヴァンキッシュ最大の武器はその軽さでしょう。ただでさえ軽量であった前16モデルと比較して平均-20gの軽さ。

シマノのフラッグシップモデルであるステラシリーズと比較しても圧倒的に軽量です。

このアドバンテージは大きく、まずは本当に疲れにくいです。毎日のようにキャストやシェイクを繰り返すと体に負担がかかりますが、軽いことでその負担を最小限にしてくれます。

高田
また軽いことでスイングのスピードも上がるので、とくに軽いルアーを投げるときはより遠くに飛ぶ印象があります。

クイックレスポンス

19ヴァンキッシュ

撮影:TSURI HACK編集部(写真は編集部員の私物)

クイックレスポンスとはローターをはじめとした各パーツの軽量化により、極軽い力でハンドル回りだすほど反応のよいリーリングタッチを実現した機能です。慣性が働きにくいのでハンドルストップもラグがなくクイックに行うことができます。

高田
ソルトの釣りに比べて、巻き続けるアクションよりもロッドでシェイクしたりハンドルの緩急をつけたりすることが多いバスフィッシング。このクイックな操作感は大きな武器です。

ロングストロークスプール

19ヴァンキッシュ スプール

従来のスピニングリールのスプールと比較して、全長が長いという特徴をもつ、『ロングストロークスプール』を搭載。これにより、メーカー公表では飛距離が約4%伸びるとのこと。

高田
よく飛ぶリールに仕上がっていると感じます。

シックなブラックが超イケてる

19ヴァンキッシュ

リールの高級機といえばかつては派手なギラギラしたものが多かったように思いますが、19ヴァンキッシュはシックなブラック。

落ち着いた高級感のあるデザインがたまりません。

高田
バスボートのデッキに並べたときの映え方も、ヴァンキッシュならではの魅力です。

19ヴァンキッシュのフィールドレビュー

19ヴァンキッシュ フィールドレビュー

筆者が使用しているのは、C2500SXGとC3000MHGです。これらのヴァンキッシュシリーズを現場で使用しているレビューをフィードバックします。

巻き出しの軽さとハンドルのレスポンスはピカイチ

19ヴァンキッシュ 軽さ

ヴァンキッシュと、その他のスピニングリールとの違いを最も感じる瞬間。それが巻き出しの軽さ

全く力を入れずともノブに指をかけて回すだけで即座に反応してくれる巻き感。クイックレスポンスシステムの最大の特徴でしょう。

これはシェイクしながら微妙にラインを巻き取ったり、ストップやポーズを多用するバスフィッシングにおいて武器になります。

例えばシマノのフラッグシップモデルであるステラは、シルキーで最高の巻き心地を持っていますが、巻き出しが軽いリールとは言えません。(回し続けている時の気持ちよさに特化している印象を受けます)

高田
もちろんステラもいいリールですが、ことバスフィッシングにおいては、巻物の釣り以外はヴァンキッシュにアドバンテージがあるように感じます。

ピタッと止まるハンドル

19ヴァンキッシュ 
前項に通じる性能ですが、ヴァンキッシュは慣性が働きにくいので、止めたい時にハンドルがピタッと止まってくれます。

ワーミングなど、操作系の釣りにおいてアドバンテージがあります。

スムーズなドラグ性能

19ヴァンキッシュ ドラグ

引きの強いスモールマウスに対しても大活躍のドラグ性能。ライトラインを使った釣りでの信頼度はピカイチです。

バスフィッシングにおいて、スピニングリールで使うラインは細めのフロロカーボンラインが主流ですね。

高田
2500Sという小番手のヴァンキッシュのドラグ性能は、例えロクマルクラスのバスが掛かったとしても、安心してファイトができるレスポンスの良さを持っています。

軽いのに剛性も高い

19ヴァンキッシュ 琵琶湖

バスフィッシングに求められる、スピニングリールの『剛性』とは何か?

それは、デカイバスを掛けた時にリールフットが軋まないこと、強引に巻く時にリールが回せる、といったところでしょうか。

剛性はスピニングリールにおいてもとても重要な要素。ヴァンキッシュはその軽さ故、使う前はその点に不安を覚えました。

しかし、実際に使ってみると、購入時に想像していたよりもヴァンキッシュの剛性は高いように感じます。

高田
これがソルトウォーターのデカイ魚が相手なら、ステラのような剛性を求めていたかもしれませんが、バスフィッシングにおいて必要十分と言えるでしょう(事実、筆者がGTなどの魚を相手にするときには、ステラSWを好んで使用します)。

19ヴァンキッシュ 琵琶湖

筆者はヴァンキッシュC3000にPE1号を巻き、20lbクラスラインを入れて、金属の取水等やウィードを撃つようなパワーフィネス的な使い方もします。

今まで廉価モデルだとパワーに不安がありましたが、ヴァンキッシュに変えてから何の心配もせずにファイトができます。

高田
ひょっとしたら、ハガネボディやハガネギアの賜物かもしれませんね。

バスフィッシングにベストなヴァンキッシュ

19ヴァンキッシュ スモールマウスいかがでしたか。ヴァンキッシュ欲しくなってきませんか?

巻き出しの軽さ、最高のレスポンス、信頼のドラグ性能に、安心の剛性。バス用スピニングに必要な機能を全て兼ね備えたヴァンキッシュ。

デザインもシックで、どんなロッドにも似合うカッコ良さ(←これが最も大きな理由だったりして)。

買って損なしのヴァンキッシュシリーズ。甘いドラグ音をあなたも体験したらきっと戻れなくなりますよ。

高田
筆者のリールがすべてヴァンキッシュに入れ替わる日も、そう遠くはないかもしれません。それくらい溺愛しています。

 

撮影・文:ビックリマン高田

 ライタープロフィール


ビックリマン高田
海外釣行ツアーChillTrip所属のプロガイドであり、Transcendenceのロッドデザイナー。HIDEUPフィールドスタッフ。年間釣行日数は300日ほど。GTから近所の小魚まで淡水海水問わずになんでも釣ります。国内では琵琶湖のバスフィッシングガイドとして活動中。フルタイムのプロアングラーとして日々現場に出ております。

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