【全ラインナップ】テイルウォークのショアジギングロッド
テイルウォークは、昭和52年に設立されたエイテックが手掛けるブランド。
製品ラインナップはロッド・リール・ルアー等まで多岐にわたり、ソルト・淡水どちらのカテゴリーでも人気です。
今回はその中からショアジギングロッドに焦点を当て、全シリーズの特徴からラインナップまでご紹介します。
シリーズごとの違い
シリーズ | カテゴリー | 価格帯(円) |
マイクロショアジギングSSD | マイクロショアジギング | 18,000~20,000 |
SSDショアジグ | スタンダードショアジギング | 15,500~21,000 |
マンビカVer2 | ヘビーショアジギング | 27,000~33,000 |
オキナワマンビカ | スーパーヘビーショアジギング | 32,000~38,000 |
テイルウォークのショアジギングロッドは全4シリーズ。
シリーズごとにパワーが大きく異なり、小型ジグを使うマイクロショアジギングから、GTや大型青物を狙うスーパーヘビーショアジギングまで完全網羅しています。
マイクロショアジギングSSD
品番 | 全長(ft) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 適合ルアーウェイト(g) | PEライン(号) | 本体価格(円) |
84 | 8’4″ | 110 | 2 | 131 | MAX20 | MAX0.8 | 18,000 |
89 | 8’9″ | 127 | 2 | 137 | MAX20 | MAX0.8 | 19,000 |
96 | 9’6″ | 135 | 2 | 148 | MAX30 | MAX0.8 | 20,000 |
マイクロショアジギングSSDは、名前の通りマイクロショアジギング専用設計のシリーズです。
30g以下の小型ジグで小型ベイトを偏食する青物をはじめ、その他多種多様なターゲットを狙って楽しむことができます。
ラインナップは全3機種を展開しています。
スリム&シャープテイスト素材採用のブランクス
ブランクスには、スリム&シャープテイストな素材を採用。
小型ジグのウェイトをしっかり乗せてキャストでき、アクションさせやすい絶妙なパワーレンジに設定されています。
富士工業製VSSリールシート
リールシートは、繊細なアクションを可能とする富士工業製VSSを採用。
フロントグリップは親指を置くのにも、人差し指を伸ばしてブランクスタッチをするのにも適した形状が採用されています。
富士工業製シングルフットガイド
ガイドセッティングは細番手PEに適した小口径設定。
ティップ~ベリー部にはKTSG&KBSG、バット部にはKLSGが採用されています。
小口径であるため先重りを感じにくく、疲労感の軽減にもつながってくれるでしょう。
ラインナップ
▼84
自重110g・エギングロッド並みの長さで軽快に扱えるモデル。
シリーズ中最も繊細なティップで3~12gの超小型ジグの使用に適しており、これでマイクロベイトパターンが攻略できなければ諦めるしかないというような1本です。
▼89
場所も魚種も問わず、バーサタイルに使える1本。
小~中型青物、メッキやカマス、シーバス等をライトに楽しめます。マイクロショアジギングを始める最初の1本としておすすめです。
▼96
遠投性重視のロングレングスモデルです。
遠くのポイントやナブラを小型ジグで撃てることで、従来のジグサイズに反応しなかった魚をもヒットに持ち込めます。
ベリー~バットが強く、中型青物やシイラがヒットしても安心してやり取り可能です。
オキナワマンビカ
品番 | 全長(ft) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 適合ルアーウェイト(g) | PEライン(号) | 本体価格(円) |
100SSXH-P3 | 10’0″ | 495 | 3 | 106 | MAX200 | MAX8 | 37,000 |
C100SSXH-P3 | 10’0″ | 515 | 3 | 106 | MAX200 | MAX8 | 38,000 |
100SXH-P3 | 10’0″ | 485 | 3 | 107 | MAX150 | MAX8 | 34,000 |
100SXH | 10’0″ | 480 | 2 | 156 | MAX150 | MAX8 | 32,000 |
110SXH | 11’0″ | 520 | 2 | 171 | MAX150 | MAX8 | 33,000 |
100SSXH | 10’0″ | 495 | 2 | 156 | MAX200 | MAX8 | 35,000 |
C100SXH | 10’0″ | 495 | 2 | 156 | MAX150 | MAX8 | 33,000 |
C100SSXH | 10’0″ | 510 | 2 | 157 | MAX200 | MAX8 | 35,000 |
スーパーヘビーショアジグロッドのオキナワマンビカは、テイルウォークのショアジギングロッドで最もパワーのあるシリーズです。
ターゲットはGTや大型青物。これらの魚の強烈な引きを受け止め、それらを狙うための重量級ルアーの扱いに適したハイパワーなブランクスが採用されています。
ラインナップは国内向けのスピニング5機種・ベイト3機種と、ベトナム限定モデルがあります。
破断強度に優れたブランクス
破断強度に優れたブランクスは、強烈な引きの大物がヒットした時の安心感が違います。
限界まで粘りを見せてくれる強靭なブランクスは、ここぞという場面で真価を発揮してくれるでしょう。
カーボンテープのXラッピング
ブランクスはカーボンテープのXラッピングで補強。
ただでさえ強いブランクスが、補強によってさらに破断強度がアップしています。
MNSGガイド
ガイドは強度重視のMNSGを採用。
大物とのやり取りや、ノットが当たることによって掛かるガイドへの大きな負荷を気にせず釣りができるアドバンテージは、実釣のストレスを軽減し集中力を高めることにも繋がります。
ラインナップ
▼100SSXH-P3
3ピース仕様の超々ストロングモデル。強靭さとは裏腹に、ポッパーやペンシルにしっかり水を掴ませられるしなやかさもあります。
仕舞寸法は106cmで携行性に優れています。
▼C100SSXH-P3
シリーズ最強100SSXHの3ピースベイト版です。
最強スペックにベイト特有のメリットが加わることで、どんな大物であってもゴリ巻きで寄せてくることが可能です。
▼100SXH-P3
ペンシルベイトの操作性に長ける1本。
3ピースで携行性がよく、沖磯や険しい磯へのエントリーも難なくでき、また遠征にも持っていきやすいです。
▼100SXH
シリーズで最もベーシックなモデルです。
MAX150gまでのルアーを扱える10フィートレングスで、プラグもジグも扱いやすいです。
本格的なショアジギングを始めるには、このベーシックからスタートしてみましょう。
▼110SXH
シリーズ唯一の11ftモデル。遠投性を求めるのであれば、まずチェックしておきたい1本です。
ロングレングスは、荒れた時にも活躍。荒波でもルアーを操作しやすく、長さを活かして一歩引いた安全圏でやり取りできます。
▼100SSXH
シリーズ最強スペックのスタンダードな2ピースモデルです。
堤防や浜といったアングラー側優位スペースで、GT等とのガチファイトを念頭に置き開発されています。
▼C100SXH
ルアーウェイトMAX150gまで対応するベイトモデル。
キャストのコントロール性や、ベイトタックル特有のパワーを重視したい人におすすめです。
▼C100SSXH
シリーズ最強の2ピースベイト。堤防や浜において、GTやイソマグロ等の大物とガチンコ勝負ができる1本です。
3ピースモデルのC100SSXH-P3とは、携行性をどれだけ重視するかによって選び分けてみてください。
マンビカVer2
品番 | 全長(ft) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 適合ルアーウェイト(g) | PEライン(号) | 本体価格(円) |
105XXH PLUGGING SP | 10’5″ | 455 | 2 | 163 | MAX150 | 31,000 | |
100XH | 10’0″ | 365 | 2 | 155 | MAX100 | 27,000 | |
110XH | 11’0″ | 395 | 2 | 175 | MAX100 | 28,000 | |
100XXH | 10’0″ | 425 | 2 | 155 | MAX140 | 29,000 | |
110XXH | 11’0″ | 430 | 2 | 175 | MAX140 | 30,000 | |
120XXH | 12’0″ | 480 | 2 | 185 | MAX140 | 32,000 | |
126XXH | 12’6″ | 496 | 3(B) | 160 | MAX140 | 33,000 |
マンビカVer2は、ヘビーなショアジギングロッドシリーズ。
オリジナルモデルよりもさらに強度がアップし、安心して大物を狙える仕上がりです。ジグ・プラグともにキャストしやすい点にも注目。
ラインナップは全7機種を展開しています。
安心感ある粘りあるブランクス
オリジナルモデルよりもさらに強度がアップした、安心感と粘りのあるブランクスを採用しています。
曲がりはスムーズで、ジグ・プラグともにキャストしやすい設計です。
Xラッピング
ブランクスはトップセクションまでXラッピングで補強。
ブランクスのパワーロスにつながるネジレが抑制され、強力なトルクを発揮します。
ロッドエンドにラバーを採用
ロッドエンドのラバーは、磯や堤防での耐久性重視。
EVAだと擦り減りが目立つ状況も、耐久性のあるラバーだと気になりません。
またやり取りでロッドエンドを体に当てる際、痛くなりにくいのもメリットです。
ラインナップ
▼105XXH PLUGGING SP
トップウォーターを快適に扱えるプラッキングスペシャル。
ティップがしなやかに入り込み、水面からの飛び出しを防いだ誘い出しが可能です。
バットはオキナワマンビカに迫る強さを持っています。
▼100XH
60~70gのジグ・プラグを遠投し、大物を狙い撃つエクストラヘビーモデルです。
ショアジギングロッドでスタンダードとなる10ftの長さは、長時間の釣りでも扱いやすいです。
▼110XH
遥か彼方のポイントにジグ・プラグを大遠投できる11ftモデル。
10ftモデルよりも長さがある分、アクションのストロークを長く取れたり、荒れた状況へ対応したりしやすいです。
▼100XXH
絶大的な人気を誇る、シリーズの中間的1本。
しっかりとロッドを曲げることで、ターゲットにプレッシャーを掛けて弱らせ、確実に取り込むことが可能です。
▼110XXH
110XHよりもさらにワンランクパワーを上げたモデルです。
より重いジグや大型プラグで、激流を攻略したり、大物に狙いを絞ったりするゲーム展開ができます。
▼120XXH
粘りのあるブランクスにルアーのウェイトをしっかり乗せてキャストできるモデルです。
体力的に使いこなすことができれば、遠投性やアクションストロークの長さといった、長いロッドのメリットを活かした釣りを展開可能です。
▼126XXH
テイルウォークショアジギングロッド全シリーズの中で最も長い1本。
足場の高い場所や、根をかわす必要のある荒いポイントにおすすめです。
継ぎはバットジョイントの3ピースで、2ピースの10~11ftクラスのロッドと同じような長さで持ち運べます。
SSDショアジグ
品番 | 全長(ft) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 適合ルアーウェイト(g) | 本体価格(円) |
90ML | 9’0″ | 195 | 2 | 141 | MAX40 | 18,500 |
96M | 9’6″ | 215 | 2 | 157 | MAX45 | 18,500 |
106M | 10’6″ | 235 | 2 | 163 | MAX45 | 19,000 |
96MH | 9’6″ | 245 | 2 | 147 | MAX50 | 15,500 |
106MH | 10’6″ | 255 | 2 | 163 | MAX50 | 18,500 |
96H | 9’6″ | 250 | 2 | 147 | MAX65 | 19,500 |
106H | 10’6″ | 275 | 2 | 163 | MAX65 | 20,000 |
100XH | 10’0″ | 270 | 2 | 156 | MAX100 | 21,000 |
ライトショアジギングモデルから本気のヘビーショアジギングモデルまで、幅広いラインナップを展開しているSSDショアジグ。
価格は2万円前後と手にしやすく、手軽にショアジギングを始めたい人におすすめです。
ラインナップは全8機種を展開しています。
粘るブランクス
SSDショアジグでは、破断強度と安心感優先で粘るブランクスを採用しています。
また、粘るブランクスは特にML~Mパワーの汎用性を高め、ショアジギングロッドでありながら、シーバスやフラットフィッシュでも使えるオールマイティーさを得ています。
アンサンドフィニッシュ加工
ブランクス表面は塗装を施さないアンサンドフィニッシュ加工仕上げ。
この加工は、塗装しないことによって塗装分の重量がなくなり、ロッドの軽量化が図れるメリットがあります。
ラインナップ
▼90ML
一口サイズで十分な飛距離が出せる28~35gのジグが扱いやすいモデルです。
汎用性にも優れ、シーバスやフラットフィッシュも楽しめます。幅広いルアーゲームに挑戦したい人におすすめです。
▼96M
体力に自信が無い人でも使いやすい1本。
粘るブランクスはキャストしやすいだけでなく、アクションややり取りで掛かる負荷も軽減してくれます。
90MLと同じく、シーバスやフラットフィッシュも楽しめます。
▼106M
MAX45gまでのジグを大遠投したい人におすすめのモデルです。
長さのアドバンテージを活かした遠投性で、遠くで置きているナブラを狙ったり、釣り人の多いハイプレッシャーシーンで一歩抜き出た飛距離で攻めたりすることができます。
▼96MH
ライトショアジギングの人気番手。操作性とパワーのバランスがよく、堤防やサーフのようにエントリーしやすく開けたポイントで使いやすいです。
これらのポイントで青物やサバ、シイラを狙う際にぜひ使ってみてください。
▼106MH
96MHよりも飛距離を出したいと考える人におすすめの1本です。
長さを活かして、ジャークだけでなくフォールでヒットを狙っていくこともしやすいでしょう。
▼96H
ショアジギングのスタンダードモデル。
シイラや青物のように、ロッドがタフでないと太刀打ちできないターゲットを狙うのにおすすめ。
ルアーウェイトはMAX65gで、ショアジギングでよく使われる60gまでのジグに対応します。
▼106H
ロックショアにおすすめの1本です。
長さがあることで遠投でき、ロッドのタメを効かせたやり取りが可能となります。
磯歩きの相棒に最適なモデルです。
▼100XH
シリーズ最強パワーモデル。沖磯、激流等のフィールドで、大物と対峙するのに十分なパワーがあります。
ジグやプラグを思いっきり弾き飛ばせるキャストフィールにも注目です。
いざショアジギングに挑戦!
かつては本格アングラーだけが楽しんでいたようなショアジギング。
今日では初めての釣りがショアジギングという初心者も多くなったほどに敷居が下がり、誰もが楽しめる釣りへと変化しました。
それに伴って釣り方も細分化され、スタイルに応じたロッド選びが必要になっています。
そんな現在のショアジギングシーンに、テイルウォークのショアジギングロッドはぴったりです。