“無人島”にルアーを3つしか持っていけないとしたら……
限られた条件で選ばれる。それが“最強ソルトルアー”だ!
無人島は流石に例えが極端ですが、例えば離島遠征など、荷物が限られる中で持っていくルアーって迷いますよね。
せっかくの遠征、「アレを持ってきたらよかった〜」なんて後悔はしたくはありませんが、情報が少ない遠征先などは、ヒットルアーを知るにも限界があります。
そこで今回は、無人島に3つしかルアーを持って行けないという想定で、各編集部員が絶大な信頼をおいているルアーを選んでみました。
想定条件
- ・無人島にルアーを3つしか持って行けない
- ・ショアからの釣り(堤防・磯・サーフ・ゴロタ)など様々なシチュエーションがあるものと想定
- ・同シリーズの別サイズ(ウェイト)を持っていく事も可
- ・ジグ・プラグ・ワーム・エギなどルアーのタイプは問わない
1.コアマン PB パワーブレード
色々な魚がヒットする。本当にすごいやつ。
↑コアマン 公式HPにあるコピーですが、このコピーに嘘偽りはありません。スピンテールジグというジャンルのルアー自体が、シーバスをはじめ、実に様々な魚種を魅了してくれますが、PBの釣獲性能はその中でも一つ抜きに出ている気がします。

とくに16・20gはスピンテールの中でも非常にコンパクトなボディーとブレードが、ベイトが小さいシーンに効果的。
カタクチイワシが溺れている、フィッシュイーターが小さいベイトを食べていそうな時には必ず投げるようにしています。
2.コアマン VJ バイブレーションジグヘッド
もはや説明不要の超人気ルアー
「シーバス 釣れる ルアー」と検索すると必ずその名が挙がるVJシリーズ。
私が良く行く東京湾の沖堤防では、殆どの人がこのルアーを投げている、若しくはボウズの逃れの最後の切り札として持参していると言っても過言ではありません。
他のジグヘッドワームと比べても、その違いは一目瞭然。“ブリブリ”ではなく“ピリピリ”としたテールの動きはまさにカタクチイワシといった小さいベイトフィッシュそのもの。
まさに“シーバスのえさ”といった表現が似合います。
シーバスに留まらず、サバといった小型の青物も釣れますし、イナダやフラットフィッシュの釣果もSNSでよく見かけます。
こちらもPB同様、フックの弱さが難点の一つですが、あえて小さいフックを搭載した所にも、“釣れる秘密”が隠されているのかもしれません。
3.シマノ コルトスナイパー アオモノキャッチャー
バランスの良いハイコスパジグ
海のルアーフィッシングはやはり“飛距離”がものを言うシーンというのが多々あり、風に強く、飛距離の出るメタルジグは欠かせません。
アオモノキャッチャーは後方重心気味で飛びやすく、ランダムな平打ちフォール、巻きではローリングが入ったスイミングをしてくれる使いやすいジグです。

デフォルトで搭載されているフックは、ベンド部分が角セイゴのように折れ曲がっており、バレにくい仕様に。
価格も手頃で、トータルでバランスの良いジグかと思います。とりあえずジグで各サイズ揃えるなら、アオモノキャッチャーを選びますね。
欲をいえば、塗装がもう少し強くなれば……という点と、SLSJ(スーパーライトショアジギング)用のウェイトも欲しいですね。あと、タングステン素材のシルエットが小さいバージョンを“お安めに”で出してくれたら最高ですね。
選定理由まとめ
・テンションフォールやリフトアンドフォールといったスローなフォールをしたい時、ベイトが小さい時用にPB
・中層〜ボトムの横の釣り、ワームの食わせ要素が欲しい時にVJ
・リアクションの縦の釣り、飛距離が欲しいときにアオモノキャッチャー
縦・横・スロー・リアクション・飛距離といった、私が思う“海のルアー釣りで最低限必要な要素”をカバー出来たんじゃないかなと思います。
どれもソルトルアーフィッシング(ライトショアジギング等)をやっている方であれば、持っていて損はないルアーかと思います。