船釣りってどんな服装がいいの?
だんだんと暖かい日も増えてきて、釣りを楽しみやすい気候になりましたね。
「船釣りに挑戦してみたいけど、どんな服装がいいのか分からない」そんな悩みをお持ちの女子も多いのではないでしょうか?
基本は汚れても大丈夫な服装を
波がかかったり、エサ付け(コマセ等)で、想像以上に濡れたり汚れたりします。
なので、汚れても大丈夫な服で来るのが1番です。釣りでは針を使ったりするので、安全のためにも、なるべく露出を避けた方が良いと思います。
春の服装はこちら
私の春の服装はこんな感じ。普段着の上からレインウェアを羽織り、長靴を履いています。船の上は波をかぶったりすることも多いので、足元までしっかり防水です。
状況によって着込めるよう若干大きめのサイズの方が良いかもしれません。
レインウェア
濡れても良いような防水、撥水性のあるウェアがあると便利。
レインウエアは種類がたくさんありますが、少し高くてもゴアテックス素材のものがおすすめ。蒸れずに快適に釣りを楽しめます。
また春の海上は思いのほか寒いことも多いので、中にヒートテックなど何枚か着込んでおくといいですよ。天候に合わせて着たり脱いだりできるジャケットが便利と思います。
私はいつもレインウェアの中はトレーナーとスキニーパンツ。レインウェアを脱いだらそのまま電車で帰れるような服装です。
帽子
安全のために、シーズン問わず帽子は必ずしましょう。もちろん日焼け対策にも。春の紫外線は思っているより強い!
なお、船上は風が強いことも多いので、飛ばされないように気を付けて。私は数回飛ばされ回収不能になりました(汗) 紐がついているタイプだと安心です。
サングラス
日焼け、そしてケガ防止のためにも、準備しておきましょう。日差しが強い時は、サングラスがあるだけで疲れ方が変わります。
とくに釣りのときは紫外線カットだけでなく、『偏光サングラス』という、光の反射を軽減するサングラスがおすすめです。
長靴
船内の床は水を流していたりもするので、足元は長靴を選んだほうがより安全ですね。
転倒防止のため滑りにくいものを選ぶと良いでしょう。最近購入したワークマンの長靴(防水FESTブーツ)は、コンパクトに持ち運べ、膝下までの丈で浸水の心配が少ないです。
船宿さんによっては、長靴をレンタルしているところもありますよ!
夏の服装はこちら
さて、こちらは春から少しシーズンの進んだ、夏の服装例です。とにかく、日焼けと暑さ対策を万全にしています。
紫外線対策もありますが、やはり春とおなじくケガ防止のために、暑い夏でも長袖を着て極力露出を控えるようにしています。
薄手の夏用パーカー
Tシャツの上にメッシュのさらりとしたパーカーを着ると日焼け対策になります。
私が愛用しているのが、ユニクロのエアリズムUVパーカー。色違いで何枚も持っています。安いのでおすすめです。直射日光を防ぐと、半袖よりも暑さを感じにくくなります。
ハイネックで首元や手までカバーしてくれる優れもの。さらりとした生地で、汗をかいても快適な着心地です。
ラッシュガード レギンス(トレンカ)
ロングパンツが暑いという方は、短パンorスカートの下にラッシュガードのレギンス、トレンカタイプを履くのがオススメです。
速乾性も優れていて、何よりとっても涼しくて快適。日焼けも防いでくれます。念のため短い靴下も一緒に履いておくと安心ですね。
クロックス
夏場は濡れてもいいサンダルやマリンシューズがおすすめ。私は医療の現場でも使われている、滑りにくいクロックスを使用しています。
もちろん長靴でもOK。船上は滑りやすいので、とにかく滑りにくい靴がオススメです。
フェイスカバー
船は炎天下でも影になるところがあまりないので、とにかく日焼けとの戦いです。強烈な照り返しから顔を守るためにも、フェイスカバーを忘れずに用意しておきましょう。
首まで隠せるものが理想です。普段は使わないし高価なものは……という方は、ダイソーなど100均でも置いてあるので、探してみてください。
船釣りであったら便利なもの
アームカバー
パーカーを着ない時はアームカバーを使用しています。腕を通すだけなので、釣りが終わった後すぐ外せるのが便利ですね。
タオル
魚を触ったり餌を触ったり、手が汚れてしまうのでタオルは準備しておきましょう。夏は汗を拭いたりと使い分けたいので、何枚かあった方が便利です。
ライフジャケット
船では必須のアイテム。万が一の時、命を救うアイテムです。
ライフジャケットはほとんど船宿さんでレンタル可能です。自分の使い慣れたライフジャケットが良ければ持っていきましょう。
※船釣りでは『桜マーク』の付いたライフジャケットを選びましょう。
フィッシュグリップ
魚をなるべく触りたくない時や、写真を撮る時にあると便利なフィッシュグリップ。魚によっては手で持つと噛まれたり、ヒレが刺さったりととても危険です。
これがあれば滑ることなくしっかり掴めます。針もフィッシュグリップで掴みながら外すと、とてもやりやすいですよ。
ペンチ、ハサミなど
釣り針を外す際はペンチがあると外しやすく、ケガ防止にもなります。
また仕掛けが絡まってしまったり、エサをカットする際はハサミがあるといいですね。
まとめ
いかがでしたか。電車で行けるアクセスのいい船宿さんも多いので、必要最低限の荷物さえ準備すれば快適に楽しむことができます。
自分で釣った魚は、そのプロセスや新鮮さもあり、味もひと際おいしく感じます。スーパーでお馴染みの魚や、普段なかなかお目にかかれない珍しいお魚と出会うチャンスです。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
ライタープロフィール
arico
オカッパリでのルアーフィッシングをメインに、日本全国で釣りを楽しんでいます。SMITHフィールドスタッフ、Hapysonフィールドテスター、サンラインフィッシングガール、Foxfireのサポートを受け活動中。
本日発売のサンスポに
「鈴原ありさのこんなのありさ」が掲載されています〜!
今回は進丸さんでLTアジ?みてね☺️ pic.twitter.com/Np9vOWaPXn— 鈴原ありさ(arico) (@angler_arico) April 28, 2021