北海道の釣り人に起こったクマの体験談と対策方法を釣り具店スタッフと一緒に徹底解説

2021/04/24 更新

春はたくさんの魚が狙える釣り人にとって待望のハイシーズン!それと同時に冬眠を終えたクマの行動も活発になります。渓流や湖の釣り場はもちろん、山に近い磯場では毎年のようにクマと釣り人が遭遇する事故が起こっています。今回はそんなクマに遭遇した体験談と対策方法を釣り具店のスタッフと一緒に徹底解説していきます。

記事内画像・文:つり具センター若井、すなっち

春の北海道では必要不可欠なクマ対策!

出典:PIXTA
たくさんの魚が狙える釣り人にとって待望の春シーズンの到来。

しかし、春の北海道では冬眠から覚めたヒグマが餌を求めて活発に動き出します。

渓流や湖での釣りはもちろん、山に近い磯場でも。クマへの警戒を怠ることのない行動を心がけましょう!

若井さん


北海道最大規模の釣り具店、釣り具センターのスタッフ若井さん。

北海道の釣りの豊富な知識で、アングラーの楽しい釣りをサポートしてくれます。

今回は釣り具センターの常連さんに起こったクマの体験談や対策方法についてお聞きしました。

北海道の釣り場で実際に起こったクマの体験談

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釣り具センターの常連さんの身に実際に起こったクマの体験談をお聞きしました。

ヒグマが身近に感じられないアングラーは、クマと遭遇した恐怖体験を体感してください。

崖から

出典:PIXTA
渓流で釣りをしていたお客さんが体験したヒグマの体験談。

雰囲気のある渓流でトラウトフィッシングを楽しんでいると……。

崖から子熊が転がり落ちてきて、そのまま川に落水!

子熊がいることは親熊が近くにいる可能性が非常に高く、一目散に釣り場を後にしたようです。

1級ポイントに

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上流から下流に釣り下っていたお客さんが体験したヒグマの体験談。

堰堤の落ち込みを探ろうと、下流域を覗き込むと……。

堰堤の直下にいるヒグマと遭遇!

落ち込みの水の音で、鈴や足音がかき消されてしまっていたようです。

驚いたお客さんは上流にそのまま引き返して、無事に帰路につきました。

車に戻ってみると

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山岳部の渓流域で車を駐車していたお客さんのヒグマ体験談。

釣りが終了し、疲れた体で車に戻ってみると……。

車のフロントガラスやボディにヒグマの足跡がべっとり!

駐車していた車に興味をもったヒグマが近くを徘徊していたようです。

ヒグマと遭遇を防ぐために、素早く車に乗り込み帰路につきました。

 




釣り場ですぐできるクマ対策の行動

釣り場ではクマとの遭遇を避ける釣り人の行動も大切です。

ここでは釣り場ですぐにできるクマ対策の行動を紹介していきます。

クマの足跡やフンをチェックする

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足跡やフンはクマの行動圏内に入っているかを簡単にチェックできます。

とくに、真新しい足跡やフンを見つけた時は要注意。釣りをしたい気持ちはグッと抑えて、帰路につくのが懸命です。

若井さんは渓流の釣り場からの帰り道で、真新しい足跡を発見した経験もたくさんあるそうです。

ゴミや下処理は厳禁!

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渓流や磯場では魚の下処理や飲食物のゴミにクマが寄ってきてしまうケースも多いです。

とくに磯場でマス類や鮭を狙うときは、釣った後の下処理を必ず自宅に帰って行うようにしましょう。

また、飲食物のゴミはクマが人間のテリトリーに近寄ってくる原因となります。

環境を守る意味に加え、クマ対策としても、ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

匂いに要注意!

ヒグマが近くにいるときは独特の獣臭がすると言われています。

渓流や湖で釣りをする際に、獣臭を感じた時はすぐに釣り場から離れましょう。

匂いは風向きによってわかりにくくなるため、釣り場の風向きも常に意識してください。

クマ対策グッズ


釣り具センターで人気のクマ対策グッズを紹介します。

渓流域の釣行はもちろん、磯場での釣りや山岳部でのレジャーの際は必ず用意してください。

クマ鈴


クマに人間の気配を伝えるクマ対策の定番グッズ。

クマ鈴にはカウベルと真鍮タイプがあり、2種類を一緒につけておくとクマに音が伝わりやすい効果もあるようです。

消音機能があるアイテムを用意すると、自宅や車で音が鳴ることを防げます。



ITEM
モンベル トレッキングベル

ホイッスル・爆竹


大きな音で人間の気配を伝えるクマ対策グッズ。

実釣時はもちろん、釣り場にエントリーする前に大きくホイッスルを鳴らしておきましょう。

山岳部の渓流域などでは、爆竹をエントリーする前に鳴らす釣り人もいるそうです。


クマスプレー


クマ対策グッズの最終兵器。

遭遇したクマに対して吹きかけることで、クマを撃退する効果があります。

クマ鈴やホイッスルに比べると価格も高価で、使用方法を間違えると大怪我にもつながるため取り扱いは注意が必要です。

手軽に用意できるグッズではありませんが、熊の目撃情報が多い釣り場にエントリーするときは必ず携帯しましょう。


万全なクマ対策で釣り場に足を運ぼう!

出典:PIXTA
熊が冬眠から目覚める春シーズンは、行動と道具の2つの面からクマ対策を行ってください。

クマと人間との境界線が近くになっている現代では、危険を察知したら釣り人から身を引くことも、安全で楽しい釣りを楽しむ大切なポイントになりそうです。

ライタープロフィール


すなっち
北海道でロックフィッシュをメインに釣りを楽しむ道産子ライター。魚はもちろん、様々な想いやスタイルを持った釣り人との出会いは、釣り人やライターとしてのモチベーションにも繋がっています。

釣りライターとしての取材を通して、北海道の様々な魚種を狙ってルアーフィッシングを楽しんでいます!

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すなっち

北海道在住の道産子アングラー。ロックフィッシュ、トラウトフィッシュなどを中心にさまざまなルアーフィッシングを楽しんでいます。豊富な釣りとライターの経験を活かして、全国のルアーフィッシングや道具の解説記事などを執筆しています。自分の経験を活かして釣りの魅力をより多くの人に知ってもらえるライターを目指しています!

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