ダイワ:月下美人「稚美海老(チビエビ)48」
ダイワ・月下美人シリーズから発売されている「稚美海老(チビエビ)48」。
公式のコピーにはまさに稚エビ! ワーム素材ナチュラルシンペンとありがすが……
見た目はまんま稚エビですね(笑) サイズ感や形状、目玉に至るまで忠実に再現されています。
大きさは48mmで自重は1.8g(フック・ワイヤー・ネイルシンカー込み)あります。
フックはトレブルフック(サクサストレブルフック#10)が標準装備されており、パッケージから出してそのまま使うことができます。
ボディはワーム素材のようにプニプニしているので、ナチュラルなアクションが期待できそうです!
パッと手に取っただけでも、かなり作り込まれているのが分かる商品ですが、この「稚美海老48」にはアングラー目線で考えられた機能が多数搭載されていました。
「稚美海老(チビエビ)48」の特徴
①ネイルシンカーホール搭載
先ほど自重1.8g(フック・ワイヤー・ネイルシンカー込み)と紹介しましたが、初期セッティングでは0.4gの真鍮製ネイルシンカーが挿入されています。
ネイルシンカーが着脱可能ということは、重量を変化させることができる!ということです。
風が強い時のウエイトアップや逆に浅い場所を丁寧に探る時のウエイトダウンなど、ネイルシンカーの重さを変えるだけで自分好みのウエイトに調整することができます!
②フックの交換が可能
アイの部分からフックまでが一つのワイヤーで繋がっており、フック側のワイヤーを引っ張り出すだけで簡単にフックを交換するとこができます。
トレブルフックが標準装備されていますが、海藻地帯や根掛かりが多い場所ではダブルフックに交換したりと、状況に応じてフックを簡単に交換することが可能です。
またボディのスペアも入っているので、万が一フグなどにかじられてボディが壊れてもワイヤーの着脱のみで簡単に交換することができます。
③目玉の交換が可能
黒目の他に「グローアイ」が付属で入っているので、交換すれば夜釣りでは目が発光するのでアピール力がアップします!
こちらもワーム素材のボディを生かし、簡単に手で交換することができます。
デイゲームからナイトゲームまで幅広く使えるのがいいですね!
実際に使ってみた!
それでは早速使ってみましょう!
とその前にパッケージの裏面に「4回巻いて3秒止めるの繰り返しで釣れる!」と記載されていたので、まずはその通り使ってみます。
本当に釣れるのかな?と疑心暗鬼になりながらも
メバルがいそうなところに投げる→適当に沈める→4回巻いて3秒止める。を繰り返していると……
マジで釣れました。
思っていたよりもすぐに釣れたのでびっくりです。
ナオサンにも使ってもらいましたが……
いや。すぐ釣れるんかい(笑)
4回巻いた後の3秒止めるフォール中にコンっとアタリが来ます!
明るい場所でアクションを確認してみると、巻いている時はゆらゆらとボディを左右に揺らし、フォール中は微ロールしながら落ちていきます。
まさにシンペン!これは釣れる動きだわ(確信)
ちょっとサイズアップを狙いにポイントを変更。
そしてそこでも……
見事にサイズアップ成功!夜なのでピンクが映えますね!
そして最後に釣れたのは……
タケノコメバル!しかもでかい!!!
フォール中にカチーンと気持ちのいい金属バイトいただきました。もちろんバックリ丸呑みです。
今回はメバルに特化して使用しましたが、地域によってはアジ・カサゴ・カマス・サバなどさまざまな魚種にも使えそうな感じですね!
稚美海老48(チビエビ)使用感まとめ
それでは筆者が実際に使ってみた感想を交えつつ「稚美海老48」の使い方や良かったところをご紹介します。
①浅い場所で活躍する
1.8gのシンペンなのでフォールスピードがゆっくりです。
筆者の使うシュチュエーションは、表層から3mぐらいまでの水深を丁寧に探りたい時。
浮いているメバルへのアプローチはもちろんのことですが、遠くに飛ばしたいけどフォールスピードは落としたい、ジグ単だと沈下スピードが早すぎて根掛かりしてしまう海藻地帯やゴロタ周りなど、ジグ単よりももっとゆっくり探りたい時にこの「稚美海老48」は効果を発揮します。
②チューニングが容易
ネイルシンカーによるウエイトの調整やフックや目玉まで簡単に交換することができます。
複数のルアーを所持しなくても現場で簡単に調整できるので、その日の状況に合った「稚美海老48」をその場で作ることができます!
ちなみに筆者のオススメはダブルフックへのチューニング。
根掛かりしそうな場所をよりタイトに攻めれるので根魚狙いで使用する方はぜひ試してみてください♪
③初心者にオススメ!
まずパッケージから出してそのまま使えるのがいいですね♪
それに動かし方も書いてあるので、まずはその通り使ってみましょう!
また他のプラグに比べてチューニングが簡単なので、ルアーを自分好みにカスタムすることの楽しさもあります。
ワームでしかメバルを釣ったことない!という方にはぜひ使ってみて欲しいです。
最後に
さまざまなシュチュエーションで使える「稚美海老48」。
釣れることは前提として作られているルアーですが、痒い所に手が届く!そんなアングラー目線で考えられている商品であると改めて実感しました。
初心者から上級者まで幅広く使えるルアーですので、この機会に自分だけの「稚美海老48」を作ってみてはいかがでしょうか?
まだ出会ったこのとのない魚に出会えるかもしれませんよ?
それではまた!