メバリングタックルはシンプル!

メバリングはルアーを使ってメバルを狙う釣り方で、ゲーム性が高く、厳寒期でも楽しめることで人気の釣りです。
1g前後のルアーを用いる繊細な釣りですので、適切なタックルを選ぶことが釣果に繋がります。
本記事では、元釣具屋の筆者がメバリング入門に適した道具の選び方やおすすめのアイテムを紹介します!
ロッド:ULクラス・7ft前後のメバリングロッド

メバリングでもっとも使用頻度が高い1〜2g前後のジグヘッドに対応する、ULクラスのメバリングロッド(またはアジングロッド)を選びましょう。
長さは、操作性・飛距離・感度・風対策などを考慮すると、7ft前後がもっともオールラウンドと言えるでしょう。
ティップ(穂先)はチューブラーティップとソリッドティップの2種類がありますが、喰い込みがよくてオートマチックに掛かるソリッドティップがおすすめです。
おすすめのロッド
メジャークラフト ソルパラ SPX−S702UL
繊細な釣りに向いているソリッドティップを搭載したULクラスのロッドです。
軽量なジグヘッドを用いた釣りはもちろん、5g程度のプラグにも対応します。
白く塗られた穂先が夜間でもよく見えるため、アタリがわかりやすく、糸絡みなどのトラブルに気づくこともできます。
1万円以下のリーズナブルな価格なのでメバリング入門に最適です!
リール:スピニングリール2000番

細いラインと軽量なルアーに適したスピニングリールを選びましょう。
糸巻き量と軽さ、ロッドとのバランスの面から、サイズは2000番が最適です。
メバリングではスローに巻くことが多いため、ハンドル1回転あたりの巻き取り長が少ないノーマルギアがおすすめです。
おすすめリール
ダイワ クレスト LT2000S
軽量ながらタフさも兼ね備えたコンパクトなスピニングリールです。
ロングキャストABSスプールによってライントラブルが少なく、軽いルアーもよく飛びます。
ドラグはATD(オートマチックドラグシステム)を採用し、ドラグがスムーズに効き続けるため、メバルの鋭い突っ込みによるラインブレイクを軽減してくれます。
価格の割にかなり軽く作られていることも魅力です。
ライン:3lb前後のフロロカーボンライン

ラインは3lb(0.8号)程度のフロロカーボンラインがおすすめです。
根ズレに強いので障害物周りを狙うのに適していて、ショックリーダーを結束する必要がないため、誰でもストレス無く釣りができます。
また、水馴染みがよく、ナイロンラインより感度に優れるため、アタリがわかりやすい点も魅力です。
リールに巻く量は50〜100m程度でOK。150m巻きのラインを購入した場合、75m巻けば2回使えるのでコスパがGOODです。
おすすめライン
デュエル ハードコア アジ・メバル FC 150m
しなやかながら伸びが少ないフロローボンラインです。
それゆえに、ライントラブルが少なく、感度が良いのでアタリが明確に伝わります。
150m巻きなので2回に分けて使うことができてお買い得です。
ルアー:1.5g前後のジグヘッドとワーム

メバルはプラグなどでも釣れますが、まずは万能なジグヘッドリグからスタートするのが良いでしょう。
ジグヘッドの重さは1.5g程度を基準にし、風や水深、流れなどの状況に対応できるように前後のウエイトを複数用意しておくのがおすすめです。
ワームは1.5〜2.5in程度のピンテールタイプが汎用性が高く、クリア系のカラーを選んでおけばさまざまな状況に対応できます。
おすすめジグヘッド
ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS
フッ素コートが施されたサクサスフックを採用したジグヘッドです。
刺さりが良いのでフッキング力は抜群。ヘッド部分がグロー(夜光)仕様になっており、メバルに強くアピールしてくれます。
おすすめワーム
バークレイ ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン 1.5インチ
メバリングやアジングで大人気のド定番ワームです。
ソフトな素材のピンテールが微振動を起こして波動でアピールし、ガルプ素材特有の匂いと味がメバルの嗅覚・味覚にアピールします。
柔らかい素材ですが耐久性も悪くなく、コストパフォーマンスにも優れるワームです。
メバリングは難しくない!

メバルはサイズの割に引きが強くて食味も良く、釣りものが少なくなる厳寒期でも楽しませてくれるターゲットです。
メバリングはシンプルなタックルで手軽に始められるため、ルアーフィッシング入門としても最適。
釣り方も全然難しくないので適切なタックルを揃えてチャレンジしてみてくださいね!
筆者の紹介

tsuki
関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪
さまざまなジャンルの釣りを楽しんでいますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。