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ボトムドリフトの釣果

低活性時のシーバスには『ボトムドリフト』!コツは流す順序にあります

ルアーのシーバスフィッシングで必須ともいえるテクニックの一つ「ドリフト」。ドリフトというとフローティングミノーやシンキングペンシルで、表層付近を流すイメージが強いですが、ボトム(底)付近のドリフトも絶大な威力を発揮することをご存知でしょうか?今回はそんな「ボトムドリフト」のやり方についてご紹介させて頂きます。

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目次

記事内画像・文:高橋 優介

低活性のシーバスを釣るメソッド「ボトムドリフト」

ボトムドリフトの釣果

ルアーのシーバスフィッシングで必須ともいえるテクニックの一つ「ドリフト」。

ドリフトというとフローティングミノーやシンキングペンシルで、表層付近を流すイメージが強いですが、ボトム(底)付近のドリフトも絶大な威力を発揮することをご存知でしょうか?

今回はそんな「ボトムドリフト」のやり方についてご紹介させて頂きます。

なぜボトムなのか?

水中のシーバス

出典:PIXTA

まずはじめに活性の低いシーバスはエサを追い回さず、ボトムに定位して流れてくるベイトだけを捕食している事があります。

そんな活性の低いシーバスは、フローティングミノーなどの表層系のルアーには、積極的に喰いついてきません。

低活性なシーバスはベイトが流れてくるのをジッと待っていますので、目の前にしっかりとルアーを流してダイレクトにアプローチをしなければならないのです。

そういった時に沈むルアーを使用して魚の真上、または目の前にルアーを持っていくメソッド。

それがボトムドリフトを駆使する必要が出てきます。

筆者一押しボトムドリフトルアー

ボトムドリフトはルアーの浮き上がりを抑えるために基本的にスローリトリーブの釣りになります。

(浅いポイント〈2〜3メートル〉だと例外あり)

なので基本的には低速域でもアクションしてくれるルアーが使いやすいです。

私がボトムドリフトによく使用するルアーを2つご紹介させて頂きます。

BlueBlue ジョルティシリーズ

ジョルティ

15g,22g,30gと3種類展開で私が主に使用するのは15gと22g。

22グラムのモデルは水深が7〜8メートルあるような深場のドリフトで使いやすく、15グラムはそれより浅いポイントや22グラムのモデルよりスローに見せたい時に使用します。記事最後にある動画では15グラムのスロー引きがハマり連発しています。

ジョルティはローリング+シャッドテールのアピールが低速時から発生するのでボトムドリフトに適したジグヘッドワームです。

タックルハウス ローリングベイト

ローリングベイト

出典:楽天市場

弱い波動が効くときにおすすめなのがコレ!

見切られやすいスローの釣りが基本であるボトムドリフトですが、ローリングベイトは姿勢の良さからバイトまで持ち込みます。

サイズは88と77を使用。

BlueBlue ナレージ65&50

ナレージ

リップ付きバイブレーションで通常のバイブレーションより低速域からアクションが発生します。

また浮き上がりやすい特性を利用しスローにボトムを引く事が可能です。ナレージのスローに引ける性能はバイブレーションの中でもトップです。

水深が3メートル前後の浅いポイントではナレージ50が活躍します。

ボトムドリフトのやり方(縦のイメージ)

最初は少し上のレンジから始める

ボトムに張り付いている低活性のシーバスの中にも少しやる気のある個体と、そうでない個体が存在します。まずは前者の少しやる気のある個体を狙う為に少し上のレンジを引いてきましょう。

最初からボトムすれすれを狙うとルアーやラインが浮いている魚にあたり警戒してしまいます。

それだと釣れていた魚も釣れなくなってしまいます。

反応が無くなったらレンジを下げる

上のレンジを釣りきった、または反応がない場合はボトムべったりに張り付いているシーバスを狙いましょう。ルアーを浮き上がらせず魚の真上、もしくは目の前にルアーを送り込むイメージです。

ボトムドリフトのやり方(横のイメージ)

手前から、外側からが攻める

動画でも言っていますがボトムドリフトで重要なのがトレースコースの順番。こまめにキャストの着水点や自分の立ち位置を変え、順番に魚をキャッチしていく事が大切です。順番を間違えると一投でポイントを荒らしてしまう事も…。

いきなりフルキャストはNG

たとえばこの明暗ポイント。暗い「暗」の場所にシーバスが4匹居るとします。先ほど行ったように手前からそして明るい「明」の外側からトレースしていきます。これはボトムに限らずドリフトの基本テクニックです。

1番ダメな例 4番から狙う

例えば1番やってはいけない4番の位置にキャストをする行為。

4番がヒットしたと仮定する赤線。喰ったとしてもヒット後のファイトで1,2,3の魚が警戒することが有ります。

そしてトレースコースがズレて4番が喰わなかった時が黄色線です。明暗の先頭にいる2,3のシーバス、手前側にいる3のシーバスにスレがかりしてしまう可能性があります。

スレがかりだと魚がコントロール出来ず縦横無尽に暴れられてしますので1発で場荒れ、またはラインブレイクと最悪の結末を迎えます。

流れの釣りは手前、そして外側(明るい側)からを意識しましょう。

習得すれば通年効くメソッド

このメソッドは魚がボトムに張り付きやすい厳寒期やハイシーズンでも、表層レンジを釣りきった後にフォローとして行うと魚が釣れるメソッドです。

表層でのアプローチに出てこなくとも丁寧にボトムを探っていけば、人より多くのシーバスが釣れる事もあるので是非試してみてください!

実釣動画

ボトムドリフトの実釣動画です。文章だけだと分かりづらい所もあるかと思うので映像でイメージを膨らませていただければと思います。

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