サーフタチウオを釣る方法
ぼくの地元である静岡県では、サーフからタチウオを狙うことができます。
手軽に釣れて面白く、食べて美味しいことから人気が高く、ハイシーズンには夜のサーフにたくさんの釣り人が訪れます。
ぼくもサーフのタチウオ釣りは大好きな釣りのひとつです!
釣り方はさまざま
サーフからタチウオを釣る方法は様々です。
今回は、サーフタチウオを攻略するための釣り方をコツと共にご紹介いたします。
メタルジグ
サーフタチウオの定番であるメタルジグを使ったショアジギタチウオ。
遠投ができて沈みも速いため、効率よくタチウオを釣ることができます。
ほとんどのアングラーがメタルジグを使っているほど、サーフタチウオではポピュラーなルアーです。
後方重心がおすすめ
メタルジグのバランスは後方重心タイプがおすすめ。
遠投性能が高くて広範囲を探れることと、フォール時にリアフック付近にバイトさせやすいためです。
フロントフックに掛かると、どうしてもラインブレイクのリスクが高まってしまいます。
カラーはグローが定番
サーフのタチウオは好活性であることが多く、とにかく目立った方がアタリがあります。
そのため、グローカラーをカンカンに光らせるのがキモ。
UVライトを用意しておくと重宝しますよ!
アクションはゆっくりと
ゆったりとしたリフト&フォールが基本のアクションです。
青物狙いのような速いジャークでは追いつけないため、タチウオが食いやすいようにゆっくりアクションさせるのが吉。
また、ただ巻きも効果的なので、その日のあたりアクションを探ってみてください。
おすすめメタルジグ
ジャッカル ビッグバッカージグ 30g
最近ぼくがタチウオ狙いでお気に入りのメタルジグが、ジャカルのビックバッカージグ。
後方重心で遠投性能が高くてフリーフォールが速いため、広範囲を手早く探ることができます。
また、ジャークや巻きでの浮き上がりが早いので、一定のタナをゆっくりと誘うことが得意なジグです。
ジグヘッド&ワーム
サーフタチウオではワームも非常に有効なルアーです。
ワームを使う際にもいくつか要点があるので解説していきます!
重めのジグヘッドが吉
ある程度の飛距離が必要なため、使うジグヘッドは15〜30gぐらいがおすすめです。
飛距離や巻きスピードなどでも使い分けるため、3種類くらいの重さを揃えておくと良いでしょう。
トリプルフックを装着
1本針のジグヘッドではなかなかフッキングしないため、トリプルフックが増設できるジグヘッドを選びましょう。
ロングスイベルなどを使ってフックを後ろに伸ばせば、さらにフッキングがよくなります。
シャッドテールワームがいい
ワームは使いやすくてアピール力の高いシャッドテールを基本にしましょう。
その中でも、テールの小さいタイプが遠投性能が高くておすすめです。
カラーはグロー
カラーはメタルジグと同様にグローがおすすめ。
カンカンに光らせてしっかりとアピールさせましょう!
ワインドは上級者向け
タチウオと言えばワインド釣法もポピュラーですが、正直、サーフでワインドはあまりおすすめではありません。
コントロールが難しいので根掛かるリスクも高く、「全く釣れない」なんてことにもなりかねません。
ワインドはある程度慣れてからがおすすめです。
アクションはただ巻きメイン
ワームのアクションは基本的にはただ巻きでOKです。
キャストして狙いのタナまで沈めたら、一定のタナをキープするようにただ巻きしましょう。
他にも、ストップ&ゴーや巻きのスピード変化なども有効なアクションです。
おすすめワーム
フィッシュアロー フラッシュJ シャッド ルミノーバ 4インチ
バスからソルトまで様々な釣りで実績の高いフラッシュJは、タチウオにも超有効。
中でも強力な光を放つルミノーバカラーはアピール力が高く、サーフのタチウオにおすすめです。
タチウオテンヤ
堤防のイメージが強いタチウオテンヤですが、サーフでも有効な釣り方です。
ルアーには反応しないシビアな状況で効果を発揮してくれます。
重めのテンヤで遠投
堤防でのテンヤ釣りは2〜3号の軽いタイプを使うことも多いですが、サーフでは飛距離を出すために4号以上の重いタイプを多用します。
サーフのような広大なフィールドでは、飛距離が釣果に直結することが多いためです。
できる限り遠投してタチウオと出会う確率を上げる必要があります。
アシストフックやトレブル付きが良い
タチウオテンヤは下向きの一本針の物が多いですが、サーフタチウオではフッキング率が低いです。
そのため、アシストフックを装着したり、トリプルフックを取り付けるのがおすすめ。
初めからトリプルフックがついたテンヤも発売されていますよ!
ケミホタルは必須
タチウオにしっかりとアピールするためにはケミホタルが必須です。
リーダーにケミホタルを付けてテンヤを照らしましょう。
リーダーにケミホタルを付けると「リーダーを噛まれそう」と思うかもしれませんが、ケミホタルそのものに食ってくることはありませんよ!
加工キビナゴがおすすめ
エサは空気抵抗が少なくて飛距離が出るキビナゴがおすすめ。
ただ、普通の冷凍キビナゴでは投げる際に千切れてしまい、使い物にならないことがほとんど。
塩締めしたキビナゴかハード加工されたキビナゴがおすすめです。
アクションはただ巻き/ストップ&ゴー
釣り方はただ巻きやストップ&ゴーが基本です。操作はワームとほとんど変わりません。
堤防のテンヤ釣りのようにゆっくり巻くと根掛かりが多くなるため、気持ち速めに巻くことを意識しましょう。
おすすめテンヤ
ジャッカル 陸式アンチョビハイブリッド 25g
ジャッカルから発売されている陸式アンチョビハイブリッドというテンヤがおすすめです。
まるでルアーのような見た目で、トリプルフックが2個装着されています。
フッキング率が高いのでサーフのテンヤ釣りに最適です。
自分なりの釣り方でサーフタチウオを楽しもう!
サーフのタチウオと言えばメタルジグが一般的ですが、いろんな釣り方でタチウオを釣ることができます。
周りとは違う釣り方を試せば、時には「自分だけ爆釣!」なんてこともあるかもしれません。
皆さんも自分なりの釣り方でサーフのタチウオを楽しんでください!