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ワームのズレが激減!超格安ワームロックの作り方を解説

ワームを使う上で避けて通れないのが、ワームのズレ。セカンドバイトを誘えなくなる上に手返しが悪くなってストレスが溜ります。そんなワームのズレを防ぐためにワームロックの作り方を解説します。

目次

アイキャッチ画像提供:Ricordo 鈴木孝寿(SUU)

ワームってズレることありません?

シーバスやヒラメ、ハードロックフィッシュなどのターゲットは、ジグヘッドリグの出番が多いのではないでしょうか。

そんなジグヘッドリグでよく起こるトラブルが、ワームのズレ。

回収してきたワームがズレていると、釣りの集中力が途切れてストレスを感じますよね。

釣果に影響することも……

アタリがあっても乗らなくて、回収してみたらワームがズレていたなんて経験はありませんか?

もしワームがズレていなかったら、セカンドバイトを得ることができていたかもしれません。

ワームがズレたせいで貴重なチャンスが無駄になるなんて、本当にもったいない!

ズレなくするアイテムを作れる!

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そんなワームのズレを劇的に減らすことができるアイテムが作れるんです!

しかも、自宅で簡単にできるので超おすすめ。

今回は、そんなワームのズレを防ぐ小物の作り方をご紹介いたします。

そのアイテムがコレ

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針金でできたカギ爪のような形をしたアイテム。

このアイテムを使うことによって、ジグヘッドにセットしたワームが劇的にズレにくくなるんです!

ぼくは「ワームロック」と呼んでいます。

ワームがズレないメリット

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そもそも、ワームがズレなくなることでどんな良いことがあるのでしょうか?

ぼくが思うズレないことのメリットをご紹介します。

追い食いが狙える

初めにも少し触れましたが、ファーストバイトでワームがズレると、違和感を感じて食うことをやめてしまう場合があります。

しかし、ワームがズレずに持ち堪えてくれたら、セカンドバイト(追い食い)を狙うことが可能です。

ワームがズレないだけで、貴重なチャンスをモノにできる可能性が高くなります。

ストレスが減る

限られた釣りの時間の中で、大事な1投がワームがズレたことによって無駄になってしまったら、ちょっとストレスを感じますよね。

もしそれが渾身の1投だとしたら尚のこと。刺し直すことを考えると、手返しも悪くなります。

ズレないってだけでストレスが減って、釣りに集中することができるんです!

ワームが長持ちして経済的

ワームのズレは、キャスト時・着水時のダメージや魚のヒットによってワームが裂けることで起こります。

刺し直しを繰り返していると、ワームの傷が広がって交換サイクルが早まります。

ワームロックを使ってズレを防げば、そのまま使うよりもワームが長持ちしてお財布にも優しいんです!

ワームロックの作り方

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それでは、ワームロックの作り方を順番にご説明していきます。

皆さんもこの画面を見ながら一緒に作りましょう!

ジグヘッドを決める

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まずはワームロックを付けたいジグヘッドを決めましょう。

ジグヘッドが決まらないと、ワームロックの大きさが決まらないからです。

今回はカルティバの静ヘッドを使います。

必要な物

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必要な物はこちら。

・ステンレスバネ線0.6mm

・先丸ペンチ

・ラジオペンチ

・ニッパー

ステンレスバネ線以外は全て100円ショップで揃えることができますよ!

バネ線を丸く曲げる

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まずはバネ線の先端2mmをペンチを使って30°ほど曲げます。

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曲げた付け根を先丸ペンチで掴み、バネ線を丸い形に曲げます。

この時、曲げた先端と丸くした部分が真っ直ぐになるようにしてください。

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バネ線が丸く一周したところでストップ。

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先丸ペンチでバネ線の曲げた先を掴み直し、丸くした方向とは逆に45°くらい曲げます。

このような形になっていれば正解です。

バネ線を直角に折る

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先端を丸くしたバネ線を直角に曲げるのですが、ジグヘッドの大きさによって直角に曲げる位置が変わります。

先端の丸い部分をジグヘッドのアイに引っ掛けて、どのあたりで直角にするか決めてください。

位置の目安は、ワームの先端から5〜10mmの位置で曲げればOKです。

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位置が決まったら、丸くした先端に対して垂直方向に直角に曲げます。

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先端の丸に対しての垂直がズレると、ジグヘッドに装着した時にワームに刺せないことがあります。

曲げるときは垂直がズレないように注意してくださいね!

先端をカギ爪状に

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そろそろ作業も大詰めです。

垂直に曲げた部分を内側にむけて、小さなカギ爪状に曲げます。

この部分がカエシとなり、ワームロックが抜けないようになるんです。

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カギ爪にする位置はジグヘッドによって変わりますが、直角部分からだいたい10mmくらいでOKです。

一応、曲げる前にジグヘッドに装着して、10mmほどで良いか確認すると良いですよ!

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最後に鋭角に曲げた部分を2ミリほど残して、ニッパーでカットします。

短くしすぎるとホールド力が弱くなり、長すぎるとワームロックを抜きにくいです。

ぼくの場合は1.5ミリほどにしています。

完成!

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コレで自分のお気に入りのジグヘッドにぴったりのワームロックが完成しました!

とっても簡単なので、慣れれば3分もあれば作ることができます。

実際に装着したのがコチラ。

中心に刺すとフックにぶつかって奥まで刺せないので、フックを避けて少し斜めに刺すのがコツです。

オススメジグヘッドがコレ

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このワームロックを使う上で、ぼくがもっとも気に入っているジグヘッドがダイワのフラットジャンキージグヘッド。

このジグヘッド、ワームロックを装着してくれと言わんばかりのアイがあるんです。

セッティング例

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ぼくがフラットジャンキージグヘッドでヒラメを狙うときのセッティングがコチラ。

メインのフックを折ってワームを刺し、下のアイにトリプルフックをふたつ装着しています。

皆さんも自分だけのセッティングを探してみてはいかがでしょうか。

釣れるチャンスを逃さない!

ワームがズレないことで得られるメリットはとても大きいです。

今回のワームロックのようなちょっとしたアイデアでチャンスをものにできれば、グッと釣果伸びるかもしれません。

ワームロックで皆さんの釣果が増えれば幸いです!

画像提供:Ricordo 鈴木孝寿(SUU)

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