【ヒラメ・シーバス】ジグヘッドワーム6種を徹底比較してみた

2020/02/28 更新

ヒラメ・シーバス狙いのルアーとしてすっかり定番化したジグヘッドワーム。しかし、どれも似たり寄ったりで選ぶのに悩んでしまいますよね。今回は、そんな疑問を払拭するために人気ルアー6種を徹底比較します!


アイキャッチ画像提供:六畳一間の狼 SUU

ジグヘッドワームの種類多すぎ!


皆さんはサーフのヒラメやマゴチ、シーバスを狙う時に、ジグヘッドワームって使っていますか?

ぼくもジグヘッドワームは主戦力のひとつなのですが、種類が多すぎて買うときに迷ってしまいます。

ジグヘッドワームそれぞれの特徴が知りたーい!

体を張ってインプレします


ぼくと同じように感じているアングラーの方はきっと多いはず。

ということで、ぼくが実際にルアーを使ってみて、それぞれの特徴を皆さんにお伝えいたします!

ヒラメを中心にセレクト


今回インプレするのは、ぼくの大好きなサーフのヒラメ狙いで使えるルアー。

中でもジグヘッドとワームがセットで販売されている、スイムベイトタイプのルアーをセレクトしました。


ビーチウォーカーハウル シャッド(DUO)


サーフのワームと言ったらビーチウォーカーハウルを外す訳にはいきませんよね!

発売された当初、爆発的な釣果で多くのファンを獲得し、いまだにヒラメが釣れ続けているルアーです。

飛距離


ハウルのウェイトは21グラム。

9フィートのヒラメロッドにPE0.8号を組んで3回キャストしました。


一投目・・・61メートル

二投目・・・54メートル

三投目・・・62メートル

平均飛距離・・・59メートル

この手のルアーでは平均的な飛距離でしょうか?

アクション


ワームの動きはテールを大きく左右に振る、強めのウォブリングアクション。

ボディはほとんどアクションせず、テールだけ動くタイプのスイムベイトです。

少し速巻きをすると、時折バランスを崩す千鳥アクションを発生していました。


浮き上がりにくいので、遠浅の釣り場では速巻き気味に巻かないと底を引きずってしまいます。

活性の高いヒラメを速巻きで効率よく釣っていく際にはいいかも。

少し水深のあるポイントの方が使いやすいと感じました。

いい所


半透明なチューブでフックを固定するので、フックが常に同じポジションをキープしてくれます。

釣り中にフックがブラつく心配がないのはいいことですね!

気になる点


リアのフックが時折テールを拾ってしまい、泳がないことがあります。

頻度は高くありませんが、釣り中に起こるとストレスですよね。

熱砂メタルドライブ(シマノ)


「これはワームといっていいのか?」と、疑問が湧いてくるほど奇抜なルアーです。

メタルジグの飛距離とワームのアピール力を併せ持つとの謳い文句ですが、実際のところどうなのでしょう?

飛距離


重さが32グラムもあるので、ワーム界ではかなりのヘビー級です。


一投目・・・72メートル

二投目・・・77メートル

三投目・・・78メートル

平均飛距離・・・75.7メートル

確かにメタルジグに迫る飛距離を叩き出しました。この遠投性能はすごい!

アクション


メタルドライブの面白いところは、テールとボディが別々の動きをする点。

ワームは大き過ぎないウォブリングアクションでプルプルとアピール。

ボディはワームの下でシンキングペンシルのロールアクションのような、ゆらめくアクションをしています。


30グラムとヘビー級なメタルドライブですが、重さの割りにかなり浮き上がりが早いです。

遠浅なポイントでも底を擦らずに引くことができそう。

いい所


メタルドライブの圧倒的な飛距離は間違いなく大きな武器。

遠投性能が高いことで、魚と出会えるチャンスは確実に増えるはずです。


いい所というか、ぼくが気に入った点はワームとボディがそれぞれ違うアクションをする所。

ワームとボディが別々のアクションをするルアーは、メタルドライブ以外に知りません。

もしかしたら、メタルドライブだから釣れる魚がいるかもしれません。

気になる点


おそらくワームの素材がエラストマー系なので、他のワームと一緒に保管するとドロドロに溶けてしまう可能性があります。

パッケージには書いてありませんが、保管するときは注意した方が良さそうです。

浜王(メジャークラフト)


コスパの高さが人気のメジャークラフトから、ジグヘッドワームも発売されています。

見た目は良さげですが、クオリティーはどうでしょうか?

飛距離


最近のジグヘッドによく見る重心移動アイが浜王にも搭載されています。ウエイトは21グラム。

これは飛距離にも期待が持てそうです。


一投目・・・65メートル

二投目・・・58メートル

三投目・・・54メートル

平均飛距離・・・59メートル

飛距離にばらつきはあるものの、ビーチウォーカーハウルと同等の飛距離をマークしました。

飛行姿勢が安定しないものの、必要十分な遠投性能を持っているようです。

アクション


浜王の動きはボディ全体を揺らす力強いローリングアクション。

大きなテールがしっかりと水を掴んで、アクションしてくれるようです。

手元にもブルブル感がしっかりと伝わってきました。

いい所


ここまでしっかりとしたローリングアクションが出るとは思いもよりませんでした。

動き的にはブルーブルーのジョルティに近いですが、ジョルティよりもさらに強いローリングです。

気になる点


ただ、少し速巻きをするとボディが横を向いて斜めに泳いでしまいました。

ワームを刺し直したりと試行錯誤しましたが、改善はできず……。

スローからミディアムスピードを前提に使う方が良いかもしれません。

ジョルティ(ブルーブルー)


以前、インプレを書かせていただいたほど、ぼくが大好きなジグヘッドワームがジョルティ。

飛距離やアクションなど、どの点を見ても非常に優れたルアーです。

飛距離


以前のインプレ記事では22グラムを使用しましたが、今回用意したのは15グラム。

軽めのウェイトですが、遠投性能はどれくらいでしょうか。


一投目・・・57メートル

二投目・・・57メートル

三投目・・・59メートル

平均飛距離・・・57.7メートル

今回用意したルアーの中で最軽量ながら、やはり高い遠投性能を示してくれました。

アクション


ジョルティのアクションは、小刻みにボディを揺らすハイピッチロールアクション。

浜王も同じようなアクションではありますが、ジョルティの方がハイピッチで細かいローリングアクションです。

いい所


ジョルティの一番の良さは、ぶっ飛びの遠投性能。

飛距離が出るだけで、釣れる魚は間違いなく増えます。


そして、ハイピッチなロールアクションもジョルティの素晴らしい点。

ロールアクションは食わせる力が高いとされていますよね!

気になる点


サーフなどで使っていると、重心移動アイの隙間に小石が挟まっていることがあります。

そのままではジョルティの性能を発揮できないので、時々チェックしてあげるといいですよ!


フラットジャンキーロデム3(ダイワ)


ダイワのヒラメ用ジグヘッドワームと言ったらロデムシリーズですよね!

テールの根元が細く、独特の形をしたテールのジグヘッドワームです。

飛距離


今回用意したロデムは18グラム・3インチと、コンパクトながらウェイトのある仕様です。

飛びそうな印象を受けますが、実際の飛距離はどうでしょうか?


一投目・・・63メートル

二投目・・・57メートル

三投目・・・58メートル

平均飛距離・・・59.3メートル

18グラムの重さとコンパクトなボディなので、正直もっと飛ぶかと思っていました(笑)

ハウルや浜王と同等の遠投性能のようです。

アクション


かなり幅の広いテールがウォブリングアクションを発生し、アピール力は高そうな印象。

ボディはほぼ動かず、テールのみのアクションです。

いい所


ヘッドとワームが専用設計なので、ワームがずれにくく、ワームの交換が簡単です。

ヘッドひとつに対してワームを数種持ち歩けば、状況に合わせて素早く対応できますよ。

気になる点


テールが細いので、時々リアフックがテールを拾ってしまいます。

テールフックをワームに刺して固定するなどの工夫が必要かもしれません。

VJ(コアマン)


コアマンから発売されている、超釣れると評判のシーバス用ジグヘッドワームです。

今回は16グラムのVJ16で性能をチェックします。

飛距離


ウエイトはミドルクラスですが、コンパクトで空気抵抗が少なそうに見えます。


一投目・・・62メートル

二投目・・・60メートル

三投目・・・65メートル

平均飛距離・・・62.3メートル

16グラムとは思えない飛距離をマークしました!

もっと重たい22グラムなら、さらなる飛距離を出してくれそうですね。

アクション


バイブレーションジグヘッドという名の通り、ヘッドとワームのボディ部分がバイブレーションプラグのようにブルブルと振動します。

さらにシャッドテールのアクションが加わり、他に類を見ない複合アクションです。

巻きスピードを速めると、一瞬バランスを崩す千鳥アクションを発生します。

いい所


VJの高い遠投性能は間違いなく強力な武器。

沖のハードルアーでは釣れないでも、VJなら射程圏内です。


また、ボディとテールの複合アクションは他のジグヘッドワームにはなかなかない性能です。

ルアーにスレた魚でも、VJなら反応させられるのではないでしょうか。

気になる点


唯一、少しだけ気になるのが、#10番の小さな純正フック。

シーバスなどに丸呑みされることを前提にセッティングされているようで、ヒラメやマゴチではフック交換が必要かもしれません。

しかし、フック絡みが増えたり、アクションが変わったりする可能性があるので注意が必要です。

SUUのイチオシ


今回6種類のジグヘッドワームを紹介させていただきましたが、中でもぼくの個人的なおすすめルアーをご紹介します。

浜王


サーフ初心者やルアーにお金をかけられない方におすすめなのが浜王。

今回紹介したルアーの中で最安値ながら、かなり性能が高いと感じました。

速巻きすると横を向いてしまうことがありますが、ゆっくり〜普通巻きくらいであれば問題ありません。

ジョルティ


キレッキレのハイピッチロールアクションや抜群の遠投性能など、全ての要素が高いレベルで完成されています。

まだ使ったことがない方は、ぜひ一度使ってみることを強くおすすめします!

注意点


飛距離はアングラー、タックル、状況によって大きく変わる場合があります。

特に、計測した日は風が安定せず、ときおり強風が吹きつけている状況でした。

また、アクションは個体差やウェイトによって変わる可能性があるため、飛距離・アクション共に参考程度にお考えください。

それぞれに特徴と長所がある


今回ご紹介したルアーにはそれぞれの特徴があり、それぞれが力を発揮できる状況が必ずあります。

“どのルアーが一番釣れるのか?”といった視点ではなく、それぞれの特徴を理解し、適した状況で使ってあげることが大切です。

今回の記事が皆さんのルアー選びの参考になれば幸いです!
画像提供:六畳一間の狼 SUU

今回紹介したアイテム

ITEM
DUO ビーチウォーカーハウル シャッド セット 21g
ITEM
ダイワ フラットジャンキー ロデム 3

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YouTubeで釣りチャンネル「六畳一間の狼」のSUUとして釣り動画を配信するユーチューバー。バカが付くほどの釣り好きで釣具量販店に就職。その時の知識と経験を活かし、釣りの楽しみを世の中に広めるために日々奮闘中。

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