釣り分けで意識すること
ヒラメとマゴチの釣り分けは、以下の2つを覚えておけば遠浅のサーフでも、ドン深のサーフでも成立させられます。
レンジでの釣り分け
ここまで読んで頂けたらもう簡単ですよね。ヒラメは上のレンジ、マゴチはボトム。これを強く意識して下さい。
極端な例を挙げますと、水深2メートルのポイントがあるとします。
ヒラメだけを狙いたい場合は、ボトムから1メートル以上浮かせたレンジを攻めて下さい。これでマゴチのバイトはほぼ出ません。
マゴチだけを狙いたい場合は、ボトムをズル引いて下さい。圧倒的にマゴチしか釣れなくなります。
極端な例で説明しましたが、ヒラメとマゴチの釣り分けで1番大切な要素なので覚えておいて下さい。
スピードでの釣り分け
これはマゴチとヒラメが混在する時に、ヒラメだけを選んで釣りたい時に効果があるメソッドです。
ヒラメはマゴチよりも瞬発力があり、かなり速いスピードで動くルアーにも食ってきます。
ジギングでのハイピッチジャークに食ってきたり、サーフでルアー回収時に食ってきたり、といった経験がある方も多いのではないでしょうか?
反対に、マゴチはデッドスローリトリーブではガツガツとバイトしてきても、ファストリトリーブでアタってくることは殆どありません。
マゴチを避けてヒラメを釣りたいなら、ファストリトリーブを試してみて下さい。
釣り分けは、8割・9割の確率で成立する
魚体の違い・食性の違いを知ることで、捕食レンジとスピードの違いに目を付け、釣り分けられることを見つけたのは6~7年ほど前のことでした。
資源量が豊富な宮城県のサーフで、マゴチ畑の中からどうやってヒラメを釣るかを試行錯誤してきたので、この釣り分けには自信があります(笑)
ヒラメとマゴチが混在していて、どちらかしか釣れない、両方をお土産に持って帰りたい、という方はぜひ試してみて下さいね。
筆者の紹介
目黒毅久
サーフのフラットフィッシュがメインですが、シーバス・ライトロック・トラウト ・オフショア等も楽しんでいます。
サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN。宮城県在住。