手前のヒラメを狙う際のポイントは?
サーフの釣りはよく「変化のある所を打て!」と言いますが、手前にいるヒラメももちろん変化がある所を好みます。
では、その“変化”とは何か? その代表的な例を挙げてみます。
地形の変化
狙うべきは、2つの地形です。
1つ目は、大きく弧を描いてワンド状になっている地形です。
そんな場所はベイトが溜まりやすく、ヒラメもベイトを追い込みやすいので良い地形と言えます。
通常は、ワンドの左右は水深が浅くて中央付近が深くなっていることが殆どです。
2つ目は瀬や横ヨブです。サーフを見渡すとポツンと白波が立っていることがありますよね。
決まってポツンと白波が立つ所は瀬や横ヨブが形成されており、浅くなっています。
その白波が立つ周辺はベイトが寄りやすく、それを狙ってヒラメも寄って来るのです。
横1列に波が立つ所はブレイク(かけあがり)ですので、そこにもヒラメは着きますが、ピンポイントとして狙いやすいのは瀬や横ヨブの方ですので覚えておくと良いと思います。
流れの変化
地形の変化と合わせて考えたいのが、流れの変化です。
簡単なことなのですが、水は高い方から低い方へ流れますよね?
難しいことは何もありません。海中も同じく、浅瀬から深みの方へ水が動きます。
ですから、地形変化を見つけたらその周りに流れがあることは明白です。
瀬の周りは流れが出ますしワンドは左右から中央に向けて流れが出ます。