RVクローラーってどうなの?
ジャッカルの“リボルテージ”から発売されている『RVクローラー』。
いわゆる“羽根モノ”と言われているジャンルで、発売直後から品切れが続出し、大きな注目を集めています。
リボルテージとは実践に基づいて、高次元な性能を形にするトーナメンター目線のジャッカルの新ブランドの事。
その実践に基づいて開発されたクローラーベイト『RVクローラー』。さっそく見ていきましょう!
使って感じたRVクローラーの魅力
デッドスローアクション
RVクローラーの最大の持ち味はデッドスローアクションです。
写真のようなカバ―付近もゆっくりと巻いてこれるので重宝しています。(見るからに釣れそうですよね……)
RVクローラーは全長102㎜、31gの大型クローラーベイトで、泳ぎが繊細な割にはルアーボディーの存在感は十分。
これだけ大きなボディーで繊細な泳ぎができるのは、その大きな羽が関係しています。
正面から見ると、ハの字のごとく下がっている羽根。
その羽根が着水時には水面下に浸り、大きな羽全体で水を受けてくれます。
その為、こんな大きなボディーでも、しっかりと泳いでくれるんですね!
パワフルな泳ぎも可能
RVクローラーはしっかりと水をつかむ系のクローラーベイトなので、早巻きには向きませんが、通常のリトリーブであれば、パワフルに泳いでくれます。
見てください! このパワフル感あふれる泳ぎ(笑) 巻いている僕も気持ちよかったです。
泳ぎだしも良好
いいポイントにルアーが入ったのに泳ぎ出しが悪い……ってのは悲しいですよね。
RVクローラーはクローラーベイトの中でも泳ぎ出しは良い部類に入ると感じました。
実は、羽が完全に閉まりきらない所が、泳ぎだしの良さに繋がっているようです。
ボディー自体にネジが埋め込まれているため、羽が完全に閉まるのを防いでくれています。
巻き始めた瞬間にこの隙間に水が入り、羽が開いて泳ぎ出しが良くなるという事でしょう。
羽の先端も外側へ曲がっていて、羽が開きやすくなるポイントとなっています。
しっかりと考えられて作られていることが分かりますね!
ここをなんとかして欲しい
品薄なんです……
いやー、探すのに苦労しましたよ。一日かけて大手釣具屋を周りに周って見つけてきました(笑)
RVクローラーに限らず、ルアーは消耗品なので使い続けていればいつか壊れたり、ロストしてしまうものです。
欲しい時に手に入るか否かというのもルアーとしては重要な要素ですよね。
19年12月の時点で、ネットで手に入るものの殆どはプレミア価格になっているようでした。
レイドジャパン・ダッジとの違い
RVクローラーの初見の印象は「ダッジと同じルアーじゃん!」だったのですが……
写真から分かるように羽の開き幅の差が歴然です。
つまり、RVクローラーは泳ぎ出しが良いのですが、ダッジは泳ぎ出しがたまに悪い時があるのです。
続いては羽の角度。
RVクローラーの羽はしっかり下に下がっているのに対し、ダッジの羽はやや下がりといった感じ。
羽の角度と大きさ、ボディーの太さから見て取れるように、パワフル感ならRVクローラー。よりフィネスチックな誘いを求めるならダッジと言ったところでしょうか。
僕なら、サーチ系としてRVクローラーを使って、ここぞ!ってところではダッジを使たいですね。
▼ダッジのインプレはコチラ
タックルセッティング
ベイトタックル
- 重さ31gと、サイズの観点からロッドはMH以上のロッドパワーは必須。リールは好みでOK。
- ラインはフロロカーボン14ポンド以上の強さが良いでしょう。
喰わせとサーチの羽モノルアーとして
RVクローラーは大型な割にはゆっくり巻けば弱いアクションで、普通に巻くとパワフルに泳ぐ優れもの。
どのクローラーベイトを使おうか迷っている方は、とりあえずRVクローラーを使ってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
むっちん
九州熊本県在住。毎日ウキウキしながらフィールドへ足を運びバス釣りしています。フィールドへ足を運ぶからこそ、感じること・学べることがあると思っています。
僕なりにバスフィッシングの楽しさ、魅力、素晴らしさをお伝えできればと思っています。モットーは「明日はもっと釣れる』。