ボンドベイト

今回使用するのは何と本物のイソメをフリーズドライさせた”ボンドベイト”というアイテム。
肉食熱帯魚や小動物のエサとして、そして釣りエサとしても販売されているみたいです。
いざ開封

恐る恐る開封してみると、ミイラ化したイソメが姿を現しました。

臭いについては、何かをいぶしたような独特の香り。
我慢できないほどではありませんが、個人的にはいい臭いではありません。

イソメの数を数えてみると、大きいサイズを含め16匹を確認できました。

触った感じを表現すると“ソフトさきいか”と言ったところでしょうか?
うーん、悪魔のような見た目ですね。
水に戻してみた

フリーズドライでカッチカチになっています。
海水で水分を吸わせ、戻してみましょう。
約25分放置

パッケージにも「海水または淡水に約25分」と記載があります。タッパーに移してしばらく待つことに。
これで魚が釣れれば、使いたいときに好きな量だけ使用できる強力アイテムですが、果たして……。
生エサのデメリットが消えた!?

水分を吸わせてみると、ブニュブニュとしたイソメっぽい感触に変化しました。
キツイ臭いもなく、生エサ特有のヌルヌル感も全くありません。活きエサが苦手な方にも良いかもしれませんね。
実釣力は果たして……?

ジグヘッドにボンドベイトを装着! シンプルな仕掛けで魚を探しに行ってきます!
防波堤ではこんな魚が!

足元を丁寧に探ってみると、一投目で防波堤のアイドル“カサゴちゃん”がヒット!
いくら乾燥してると言っても、餌としての能力は健在です。

ちょい投げでは餌捕り名人のカワハギ先生がご来店。
なかなか乗らなかった正体はコイツですね(笑)
川・池でも大活躍!

海では「流石はエサ!」といった結果だったので、淡水エリアでもチャレンジしてみました。

近所の野池では、ルアーターゲットとして大人気のブラックバスが遊んでくれます。
ちょっとこれは反則級ですね。

近所の川にボンドベイトを投入し、放置しているとラインがスーッと走りました。

無理をせずドラグを上手く使い、格闘の末に元気いっぱいなキビレをGETできました!
これは実用性が高いぞ!

活きエサに付きまとう日持ちの問題や品切れの心配もなく、何よりしっかり釣れるボンドベイトは、エサ釣りの革命児かもしれませんね。
どうしても釣りたい時の最終兵器として、タックルボックスに忍ばせてはいかがでしょうか。