夏はリールに要注意!
最近の夏ってほんと暑いですよね……。夏は人間も大変ですが、じつは、リールにとっても過酷な季節なんです。
いつも通り使っていただけなのに、「急に不具合が出た!」なんてことも……。
そこで今回は、夏に気をつけたいリールのトラブルと、その対策についてリールマニアが解説します。
オイルの流出
まず気をつけたいのが、暑さによるオイルの流出です。現在は高温に強いオイルも発売されていますが、ほかの季節に比べると早いペースでオイルが切れてきます。
オイルはおもにベアリングに用いられているため、巻き心地の悪化やラインローラーの動作不良を招くのです。
オイルが切れた状態で使っているとベアリングや周辺のパーツが摩耗するので、日々のメンテナンスをまめにしましょう。
▼日常のメンテナンスを解説した記事です
グリスの流出
ドラググリス
グリスはおもに2種類あり、ひとつ目がドラググリスです。これはドラグに入っているもので、高い気温とドラグ作動時の摩擦でかなりの高温になります。
ドラググリスが切れると、ドラグ内のフェルトやカーボンワッシャーが極端に摩耗し、ドラグの動作不良につながります。
ドラググリスを補充する際は、たっぷり塗布するのがおすすめです。(薄く塗るメリットはあまりありません)
▼ドラグのメンテナンスを解説した記事です