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ダイワ ゴアテックス レイン

【編集部インプレ】釣り用“ゴアテックス”レインウェアの実用性に驚愕…

ゴアテックス素材のレインウェアって「優れてるのはわかるけど……。高くない?」そう思っている方も多いはず。かくいう筆者もレインウェアに掛けるお金はタックルに回していた口です。今回は、そんな編集部Nがゴアテックスレインウェアを自腹購入したので、そのインプレをお届けします。

目次

撮影:TSURI HACK 編集部

ゴアテックスレインウェアを購入!!

ダイワ ゴアウェア

今まで、数千円のレインウェアをワンシーズンで着潰してきたTSURI HACK編集部N。

先日、ダイワのウェア担当さんに取材した際、釣り用レインウェアの凄さの話に感化され……。 ゴアテックスのレインウェアを自腹購入しちゃいました!

今回は、安物レインウェアで雪の中の釣りも乗り切ってきた私が、率直にインプレッションします!

 

▼ゴアテックスを購入するに至った取材内容はこちらの記事で

購入したウェアは『ダイワ ゴアテックス パックライトⓇプラス DR-16009』。

ダイワ ゴアテックス パックライト プラス レインスーツ DR-16009

正直、ハイエンドロッドやリールも検討できるほど、良いお値段のこのレインウェア。

※編集部Nのお小遣いでは手が届きません……。

貧乏性な編集部Nが、なぜゴアテックスのレインウェアを購入しようと思ったのか、記していきます。

 

購入理由その①:ゴアテックス素材って劣化しない

ダイワ ゴアテックスレインウェア

低価格のレインギアに採用されている透湿防水の素材は、だいたいがポリウレタン。しかし、スニーカーのソールと同じく加水分解(空気中の水分を含んで劣化する現象)するので、寿命は2~3年くらいと言われています。

それに対して、ゴアテックス生地は半永久的に劣化しないと言われている「ePTFE」というフッ素系のフィルムが採用されてるらしい。

良いものを長く使い続けたい。それが一つ目の理由です。

購入理由その②:機能やこだわり全てが釣り人向け

雨天の釣行で不快に感じる「袖口」や「首元」への水の侵入。

フィッシングシーンに向けて開発されたレインウェアなので、“いかに快適に釣りができるか”要素が、詰め込まれています。

アウトドアメーカーでは、ここまで釣り人の気持ちに寄り添えないでしょう。

購入理由その③:デザイン性も重視したい

長く着るうえで、やはり“デザイン性”も無視できないポイントですよね。

街着にも使えちゃうこのカラーとデザインに惚れたのが一番大きな理由です。

 

【次ページ:実釣のインプレやいかに…】

実際に使ってみてのインプレッション

ダイワ レインウェア ゴアテックス

丁度取材があったので、LTアジ釣行時に着て行ってみました!

軽い!そして動きやすい

ダイワ レインウェア インプレ

まず感じたのが、とにかく軽いこと。

安物レインで感じていた腕まわりが突っ張る感じがなく、とにかくストレスフリー。

アワセもファイトも動きやすくて、約8時間の釣行でも着疲れすることはありませんでした。

さすがの防水性!全然水入ってこない!

ゴアテックス レインウェア
※残念ながら、この日はべた凪だったため豪快に濡れるショットは撮れませんでした。

普段なら絶対しませんが、あえて走行中に波を被ってみることに。

まったく濡れていません

ダイワゴアテックス 袖口

また、袖から入るあの不快な水もシャットアウト! 2重袖の素材もゴアテックス素材が採用されています。

他のアウトドアメーカーの袖はゴムかマジックテープなので、嬉しい機能です。

ゴアテックス レインウェア ダイワ

船釣りでは晴天時でも必需品なレインパンツ! 防水の安心感があるので、ホースからの水も気にせず釣りに集中できます。

ダイワ レイン ゴア

フードにも一工夫が。

溝を設けることで、雨水が流れ落ちていく設計になっています。

全然シャカシャカしないゾ!!

ダイワ ゴアテックス

使っていて気づいたのが、あの気になる“シャカシャカ音”が全く気にならないこと。

シャクリ続けるジギングやキャストを繰り返すショアの釣りにも、これは嬉しい発見です。

でも、登山用のゴアレインを着ている同行者からはシャカシャカという音が……。

フィッシングシーンに向けて開発されている商品の恩恵なのかもしれません。

全然蒸れない……

ダイワ レインウェア 蒸れ
この日の最高気温は17℃。

中綿入りのジャケットに、インナー2枚を重ね着していましたが、汗ばむことなく快適でした。

ただ、ゴアテックスの浸透性を実証しうる時期ではなかったので、今年の梅雨時期にいかに蒸れないのかを検証したいと思います。

そして感じる防風性

ダイワ レインウエア 防風性

ポイントまでの移動中、風や波をモロに被る胴の間で感じたのが

“防風性能”が実に秀逸だということ!

蒸れない素材=通気性に優れると捉えがちですが。率直に「風通さないなこのウェア」と感じました。

【次ページ:○○しちゃダメ!メンテナンス方法】

ゴアテックスレインのメンテナンス方法について

注意

出典:PIXTA

ダイワのウェア担当さんから「ここは気を付けてもらいたい!」と言われた点をご紹介。

ゴアテックスの説明書には『洗濯機、洗剤OK』とありますが、長く使いたいなら手洗い&ぬるま湯が一番良いとの事。

メンテナンス方法は以下の通り。

ぬるま湯につける

基本的には押し洗い

落ちない場合は中性洗剤を薄めて使用

着たままシャワーを浴びちゃうのもアリ!

半永久的に劣化しないとされるゴアテックス素材。

しかし、繊維の中に潮や汚れが溜まるとその性能も半減してしまうそう。釣行毎にメンテナンスする事も大事!

高価なものには理由がある

ダイワ レインウェア 感想“濡れない”はもちろんの事、軽い着心地や動きやすさ、なによりあらゆる釣りシーンを想定して作り込まれていたダイワのゴアテックスレイン。もっと早く出会っていれば……。 というのが率直な感想です。

これからの梅雨時期。ガシガシ使い込んでいきたいと思います!

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