○○㎝は持ち帰りNG!魚種毎のリリース推奨サイズ一覧

2018/12/06 更新

釣りをしていると「その魚は小さいから持って帰ってはダメ!」と言われる事があります。それは一体どうしてなのでしょうか?ここではサイズ毎にリリースが推奨される意味と、魚種毎のリリースサイズの目易についてまとめました。


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持ち帰りNG!魚種毎のリリース推奨サイズ一覧

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釣りをしていると「その魚は小さいから持って帰ってはダメ!」と言われる事があります。それは一体どうしてなのでしょうか?ここではサイズ毎にリリースが推奨される意味と、魚種毎のリリースサイズの目易についてまとめました。

どうしてリリースが必要なの?

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魚種によっては、成長が遅く、繁殖力の低い魚がいます。例えば根魚は成長が遅い上に泳ぐのが得意でなく、回遊はほとんどしないで一定の場所に居着く性質があります。魚はどこからともなく供給される訳ではないので、魚を持ち帰れば、その分魚影が薄くなってしまうのです。

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また、幼魚は成長して産卵をし、魚を増やす役割を担っています。幼魚を持って帰ってしまうことは、海から魚が一匹減るだけでなく、たくさんの卵が孵化する機会を奪ってしまうのと同じことになります。持ち帰らず、ターゲットにふさわしいサイズに成長することを願いましょう。産卵中の魚も同じ理由でリリースします

「自分だけならいいだろう」が釣り場を枯れさせる

先にご説明した通り、水産資源は有限です。仮に「自分だけなら良いだろう」と考える釣り人が100人いて、各10匹ずつ魚を持ち帰れば、合計1000匹となり、幾ら豊かな海だとしても、あっという間に釣り場を枯れさせてしまう事でしょう。

マナーでなく「規定」として定められている海域も

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リリースの基準はほとんどが釣り人の判断とモラルにゆだねられているのが現状です。ですが一部の地方自治体では魚種ごとのリリースサイズが決められているところがあります。その釣り場で末永く釣りを楽しめるように、釣り場ではローカルなルールを確認し遵守しましょう。

リリースサイズの目安

メバル

メバルプラッキングの釣果
撮影:TSURI HACK 編集部
メバルのリリース基準は15センチ以下が目安。メバルは成長スピードが遅く、大型のサイズに育つまでに3年はかかります。小型魚、抱卵魚のリリースは回遊しない根魚の保護につながります。

カサゴ

撮影:TSURI HACK 編集部
カサゴのリリース基準は15センチ以下が目安。ロックフィッシュゲーム流行の影響で減少が目立ちます。美味しいサイズの個体を食べられる分だけ持ち帰り、残りはリリースが釣り場の保護につながります。

ハタ類

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山口県の30センチ未満のキジハタの採取を禁止した条例が有名。美味で人気のある魚種ですが、30センチサイズに達してから産卵する習性があります。水産資源保護のためにリリースサイズが厳しく管理されているのもうなずけます。

マダイ

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マダイのリリース基準は15センチ以下が目安。人気の高いターゲットだからこそ、自治体から資源管理されていることも多く、神奈川県や千葉県では20センチ以下の個体のリリースが定められています。

ヒラメ

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ヒラメのリリース基準は40センチ以下が目安。座布団サイズに成長するまで5年もかかるヒラメは、40センチ以下の「ソゲ」と呼ばれる個体はリリース、という考えが浸透しています。

アオリイカ

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アオリイカのリリースサイズは胴の長さが10センチ以下が目安。コロッケサイズと呼ばれる新子で、秋のイカ釣りによく見られます。リリースサイズがかかったら体を傷めないように扱いは慎重に。

リリースをするなら注意したい事

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陸上で空気に触れている時間が長い魚長時間ファイトした魚せっかくリリースしても死んでしまう可能性が高くなります。リリースサイズの魚がかかったら、出来るだけ触らないように、速攻で水に返す事を心がけることで、リリースの意義が高まります。

こんな魚はリリースしてはいけない

法令や条例でリリースが禁止されている魚は勿論ですが、リリースが許可されている魚でも注意が必要です。

エラから出血している魚

魚が生きていく上で、もっとも大切な器官は「エラ」。エラにハリが刺さって出血したり、長いやりとりでエラが裏返ってしまった個体は、リリース直後に泳ぐことができても、しばらくして命を落としてしまう可能性がほとんどです。魚をリリースをするときは、とにかくエラを傷つけないように注意が必要です。

元々体の弱い魚

キス、タチウオなどは肌が非常に弱く釣り人の手が触れただけでも、肌を覆っている保護膜が剥がれ落ち、そこから※細菌が感染し死んでしまうケースが殆どです。
※リリース後の魚の生存率については諸説ありますので、こちらで記述した内容が100パーセント正しいとは限りません。何が魚達にとって一番良い事なのか、今後も読者の皆様と一緒に考えていければと思います。

これからもずっと釣りを楽しむための「リリース」

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リリースする・しないは釣り人の間でも議論が分かれる話題。ですが1人でも多くのアングラーがリリースについて正確な知識を持ち、小さな個体を無事に返すことが、変わらずに釣りを楽しめる環境を守ることにつながります。趣味で釣りを楽しんでいる人も水産資源の保全に関心を持って積極的にアクションしていきましょう。

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