リリースサイズの目安
メバル
メバルのリリース基準は15センチ以下が目安。メバルは成長スピードが遅く、大型のサイズに育つまでに3年はかかります。小型魚、抱卵魚のリリースは回遊しない根魚の保護につながります。
カサゴ
カサゴのリリース基準は15センチ以下が目安。ロックフィッシュゲーム流行の影響で減少が目立ちます。美味しいサイズの個体を食べられる分だけ持ち帰り、残りはリリースが釣り場の保護につながります。
ハタ類
山口県の30センチ未満のキジハタの採取を禁止した条例が有名。美味で人気のある魚種ですが、30センチサイズに達してから産卵する習性があります。水産資源保護のためにリリースサイズが厳しく管理されているのもうなずけます。
マダイ
マダイのリリース基準は15センチ以下が目安。人気の高いターゲットだからこそ、自治体から資源管理されていることも多く、神奈川県や千葉県では20センチ以下の個体のリリースが定められています。
ヒラメ
ヒラメのリリース基準は40センチ以下が目安。座布団サイズに成長するまで5年もかかるヒラメは、40センチ以下の「ソゲ」と呼ばれる個体はリリース、という考えが浸透しています。
アオリイカ
アオリイカのリリースサイズは胴の長さが10センチ以下が目安。コロッケサイズと呼ばれる新子で、秋のイカ釣りによく見られます。リリースサイズがかかったら体を傷めないように扱いは慎重に。