あなたも当てはまる?“こじらせアングラー”図鑑

一口に釣り人と言っても、さまざまなタイプに分かれるもの。
そしてその中には、ただただ釣りが好きというだけではなく、「なにかをこじらせてしまった」ようなアングラーも少なからず存在します。
今、この記事を読んでいる読者のみなさま。ひょっとしたら、あなたもどれかに当てはまってしまうかもしれませんよ?
1.コレクション大好きアングラー

とにかくルアーをたくさん持っていたり、道具をこれでもかと集めているのが特徴。
そんな自分に酔っているかのように、「○○(ルアーの名前)は一生使いきれないくらいもってる」「○○は売れるほどストックしている」が口癖。
釣りをしない人からは、当然理解されないコレクションたち。
しかし、中には希少価値の高いものやビンテージアイテムも紛れていたりするので、いざという時の資産として運用しているという説も?
該当アングラーよりコメント
2.ずぼらアングラー

“天性のめんどくさがり”が祟ってか、フックや道具のケアを一切行わず、なにかと消費の激しいアングラー。
釣行後にルアーを洗うなんてこともほとんどしないため、気付けばルアーどころか、ボックスの中もザビで“マッ茶っ茶”なんてことも。
しかし、一見いい加減に見えるこのタイプの中には、その「殺気のなさ」が魚を寄せやすく、サラリと釣りあげるカリスマ性の高い釣り人もいたりするので侮れません。
該当アングラーよりコメント
3.神経質アングラー

さきほどの「ずぼらアングラー」と対極にいるのが、このタイプ。
トゥルーチューン(チューナーは常備)なんてものは当たり前。まっすぐにワームがセットされていなかったりすると、たとえ同行者のルアーであろうが、“ムズムズ”してしまいます。
言い換えれば、「細かすぎる」といった感じですが、よく釣る人ほどマメである傾向が強いもの。コンスタントにいい釣果を上げている「地味ウマ」さんが多いのもこのタイプかも。
該当アングラーよりコメント
4.魚よりも酒アングラー

釣りをレジャーとして心底楽しみ、大金はたいて臨んだ遠征釣行ですら、「釣れなくても、それはそれで~」と言ってしまう、超楽天的なタイプ。
フィールドにつく前から一杯ひっかけていることも多く、釣りを開始するころには、すでに酔っ払いへとアップデート。「はなから運転する気ないじゃん」と、仲間からヒンシュクを買うこともしばしば……。
しかし、酒の力も手伝ったコミュニケーション能力は人一倍。数少ない人しか知らないような、秘密のスポットや釣り方を教えてもらったりと、なにかと人運には恵まれやすいタイプかもしれません。
該当アングラーよりコメント
5.冷めすぎアングラー

たとえ大物が釣れても、感情を表に出さないポーカーフェイスな釣り人。「○○(魚の名前)なんて、いれば釣れる魚」や、「釣りなんて腕よりも、魚がいるかいないかでしょ?」など、冷めすぎ発言のオンパレード。
「結局は~」「要するに~」など感情を排除した、リアリズム溢れる自論を展開するあまり、まれに感情的なピュアアングラーとは対立してしまうこともあります。
しかし、その理論は自身の豊富な経験に基づいたもの。釣り方の引き出しが多いためか、グループに一人いると頼りになるタイプです。
該当アングラーよりコメント
6.超ドケチアングラー

とにかく「ソンをしたくない」という、コスパ重視な節約家タイプ。ポイントカードや値引きが大好物で、“1円でも安く釣りを楽しみたい”を行動規範としています。
お金の勘定に敏感で、「今日は(釣れなかったから)高速代とガス代で○○円ソンした~」「○個ルアーロストしたから、来週一週間のランチはおにぎりオンリーだ~」などといった発言が目立ちます。
ソンをしないための下調べに余念がないためか、SNSやYouTubeを駆使した情報収集能力はピカイチ。
プレッシャーの低い釣れている場所を先どりしていたりと、周りが羨むような釣果をしれっと築き上げることが得意です。
該当アングラーよりコメント
愛すべき“こじらせ釣り人”たちは身近に?

今回は大きく6種類の釣り人に分類し紹介してみました。(ちなみに編集部にはもれなく該当者がいました)
それぞれ違うタイプではありますが、その根底はみな、釣りに対する愛情で溢れています。
釣りの楽しみ方は人それぞれ。他人に迷惑さえかけなけなければ、今後も堂々と釣り好きをこじらせるべきではないでしょうか?
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