アジにも寄生虫が……アニサキス、アジノエの対策方法はどうしたらいいの?

2019/10/18 更新

身近でおいしい魚の代表格であるアジ。実は寄生虫がいることをみなさんご存知ですか?ここではアジに潜む寄生虫「アニサキス」「アジノエ」の対策について解説しています。


アイキャッチ画像出典:PhotoAC

アジに潜む寄生虫とは

出典:ダイワ
手軽に釣れて美味しい魚の代表魚であるアジ。アジが釣れたら持ち帰るという人が多いのですが、アジに寄生虫がついていることがあるのを知っていますか? イカやサバの寄生虫は有名で、気をつける人も多いのですが、アジにも寄生虫がつくことはあまり知られていません。アジにつく寄生虫と注意のポイントについて紹介します。

リスクを排除しておいしく食べよう!

出典:Pixabay
釣りたての新鮮な獲物を刺身でいただくのはアジ釣りの醍醐味。ですから、寄生虫がいるからといってむやみに恐れる必要はありません。安全においしくアジを食べるためにも、寄生虫についての知識を身につけ正しい対処の仕方をおぼえておきましょう。

見た目が怖すぎるけど害はない?アジノエとは

出典:PIXTA
アジノエは等脚目に属する寄生虫の一種で、アジノエは別名でウオノエが正式名称。タイに寄生することが多いのでタイノエとも呼ばれることも。体色は黄色みがかかった白色で、見た目はダンゴムシ・フナムシによく似ています。魚の口の中やエラの部分に潜んでいることが多い寄生虫です。

見た目が地球外生命体すぎる

出典:Pixabay
アジノエの見た目は、フナ虫のような見た目と無数にうごめく足のインパクトが強く、その姿はエイリアンを彷彿とさせます。スーパーで売られている魚にもアジノエがついていることがありますが、知らずに購入した人からクレームが入ることあるとか……。

はじめてアジノエを目にした人はアジに対する食欲ごとなくなってしまうかもしれません。

見た目のショック以外に害はない

出典:Pixabay
アジノエは見た目は気持ち悪いのですが、万一食べてしまっても人間に害を与えることはありません。アジノエは寄生している魚が死ぬと移動することあるため、アジを釣り場で締めて持ち帰る場合は口の中とエラブタの中を確認しましょう。家についてクーラーボックスをあけたら動いているアジノエに対面、という事態を防ぐことができます。

要注意!アジにも寄生するアニサキス


 
アジにつく寄生虫で要注意なのはアニキサスです。アニキサスは回虫目に属する線虫で、幼虫の間は魚の内臓に寄生しています。成虫になるとクジラやイルカなど海の哺乳類の体内に移動し寄生します。一般的にアジからアニサキスが見つかることは多くはありませんが、大型のアジほど寄生の確率が高いため食用の際は注意が必要です。

寄生虫を象徴するような見た目

アジ アニサキス
出典:PIXTA
アニサキスの見た目は、身体は半透明で体長は2センチから3センチメートル位の糸ミミズのような形状をしています。色が薄くて身も細いので、よく注意してみないと見逃してしまう危険性があります。とぐろを巻いたような形で見つかることが多いため、刺身などの柵取りでは退治できないことも多いです。

口に入れたら悲惨なことに

出典:Pixabay
アニキサスがアジノエと違うのは、見た目が気持ち悪いだけでなく人体に害を及ぼす危険性があること。アニキサスが生きたまま体内に入ることで胃や腸壁に侵入して暴れまわり、立ち上がることが困難なほどの激痛に襲われることも。生の魚を口にして数時間後に激しい腹痛や吐き気があったら、アニキサス症の疑いがあります。

▼アニサキスについて詳しく知りたい方はこちら


アジの寄生虫から身を守るためには

出典:PhotoAC
アニキサスは怖いけれど、せっかく釣り上げた魚を持ち帰って美味しく食べたい。出来れば釣り人の特権である新鮮なアジの刺身を味わいたい……。という場合はどうしたらよいのでしょうか。

鮮度を徹底!内臓をなるべくはやく取り出す

出典:Pixabay
アニキサスは魚の内蔵に寄生していますので、まだ息のある内からすみやかに内臓を取りのぞきます。寄生している魚が死んだら内臓から筋肉の部分に移動するので、身をさばいたら、アニキサスが残っていないか目でよく確認しましょう。

処理が遅れてしまったら

出典:PhotoAC
釣ったアジをすぐに処理ができないという場合もありますよね。アジの死後から時間が経ってしまい、アニサキスが怖いという場合には60度/1分以上の加熱処理を行うか、-20度以下/24時間以上の冷凍処理を行いましょう。生食の場合はなめろうなどの細切れにすることで退治も可能ですが、しっかりとした処理が無難です。

流水で洗う、醤油や酢などの調味料・わさびなどの薬味をつけるだけではアニキサスを死滅させることはできないことも覚えておきましょう。

安全な処理法を覚えて新鮮なアジを堪能

出典:PhotoAC
アジにつく寄生虫は処理をすれば心配ありません。寄生虫対策でクリーンな状態でアジを持ち帰ることは鮮度がキープされて、おいしいアジを食べられることにつながります。自分で釣ったアジをお造りや、なめろう、塩焼きやアジフライに料理して食べるのは格別の喜び。アジ釣りもアジ料理も両方目一杯堪能してみてください。

\ この記事の感想を教えてください /
GOOD! BAD
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!