FJクルーザーは突然に…
「ライフスタイルや所有欲を満たしてくれる最高の遊び用ビーイクルを手に入れる」。それは趣味のウェイトが高い人種にとっては、家を買うのと同等の悩ましい課題ではないでしょうか。
編集部Mが購入にいたったFJクルーザーはそんな要望を満たしてくれる最高の相棒。
購入にいたるまでには最終難関、家計を握る嫁への説得がまっていましたが、“波乗り好き”の嫁を説得するのにもFJクルーザーは一役買ってくれました。
編集部M:JEEPもチェロキーもかっこいいけど、中古車は故障もあってメンテが素人には大変みたいだね。
嫁:そだねー。
編集部M:トヨタのFJクルーザーってさ、Ron Hermanのカスタムモデルあるらしいね。雑誌のHoneyに載ってたよ。
嫁:そだねー。
編集部M:今度見に行ってみるか。
嫁:そだねー。
※『Ron Herman』:アメリカ西海岸のライフスタイルをベースに、サーフかつナチュラルさを感じるセレクトショップ&ブランド。
※『Honey』:女性のためのビーチライフスタイル&ファッションスタイル雑誌
嫁マーケティングが功を奏し、翌週には無事契約に。嫁に対する、あくまでも自然なアプローチが決め手でした。
相棒となったFJクルーザーとは
ついに我が家にやってきたFJクルーザー。もはや相棒とよべるほど、釣りに海に雪山にと、いろいろな遊びに付き合ってくれています。
今思えば、愛くるしいデザインと遊び道具が色々積める勝手の良さなど、トヨタの“FJクルーザーコンセプト”に私はまんまとハメられていました。
コンセプト
FJクルーザーは「Rugged & Freedom ~すべてはクルマを楽しむために~」というコンセプトのもと誕生。
2006年に米国市場専用で発売されましたが、日本のファンの要望に応え2010年に国内でも販売を開始。
外観
『FJ40型』をモチーフに丸型ヘッドライト・フロントグリルのTOYOTAロゴ・ホワイトルーフ・観音開きドアが特徴的で、クラシカルかつスタイリッシュな雰囲気に。
仕様
100系ランドクルーザーとシャーシを共有し、V型6気筒4リットルエンジンのパワフルな走破性、パートタイム4WD、リヤデフロックなど、外観もさることながらアウトドア志向SUVとして高い性能を持ち合わせています。
全長 | 4,635mm |
全幅 | 1,905mm |
全高 | 1,840mm(日本仕様) |
エンジン | 4,000cc V6 1GR-FE型 |
駆動方式 | FR/パートタイム4WDシステム |
乗車定員 | 5人 |
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