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まさか釣りで、Apple Watchがここまで使えるとは......

まさか釣りで、Apple Watchがここまで使えるとは……

釣りとテクノロジー。

交わるはずのなかった2つの世界が、Apple Watchによって少しだけ近づいた。

潮や天気を手首で確認し、釣行の動きをログとして残す。

気づけば、自然と自分の体のリズムまでも見えるようになっていた。

今回は、実際に釣りの現場でApple Watchを使ってみてわかった“リアルな便利さ”をお届けします。

目次

Apple Watchを釣りのシーンで使ってみたら?

日々の暮らしをもっと便利にしたいと思い、以前から気になっていたApple Watchを導入しました。

当初の目的は“健康管理”でしたが、使ううちに「これ、釣りでも使えるのでは?」と気づき、実際に試してみることに。

この記事では、Apple Watchを釣りで活用したリアルな使用感やメリットを紹介します。

KOBAYASHI

「釣りにApple Watchってアリ?」と思っている方は、ぜひ読んでみてください。

あなたの釣り時間が少しスマートになるかもしれません。

Apple Watchの基本性能を知る

Apple Watchは、手首に装着する小さなコンピューター。

通知の確認、GPSによる位置情報、天気や潮のチェック、心拍数や睡眠のモニタリングまで、生活のあらゆるデータをリアルタイムでサポートしてくれます。

基本的にはiPhoneとの連携が前提で、データの同期やアプリ管理、通知機能などはiPhoneとペアリングして初めてスマートさを発揮します。(セルラーモデルを選べば、iPhoneを持たずに釣りに出ても通話やメッセージ送受信が可能)

防水性能(50m耐水)も高く、雨や波しぶき、手洗い程度ならまったく問題なしなので、日常からアウトドアまで使えるウェアラブルデバイスなのです。

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ちなみに僕が使っているのは無印のSeries11。

ほかにもハイスペックなUltra 3や、価格を抑えたSE(第3世代)などがあります。

Apple Watchを使って感じた、釣りとの親和性

潮と天気をすぐ確認

釣りにおいて「潮」と「天気」は、まさに釣果を左右する最重要情報。

Apple Watchでは、純正の天気アプリを使えば、潮止まりや日の出・日の入りを手首の上でサッと確認できます。

スマホを取り出す手間がなく、キャストや移動のリズムを崩さずに状況をチェックできるのが大きなメリット。

最近の僕の釣り事情は、釣りの前におおよその情報をiPhoneで確認しておき、現場ではApple Watchといった感じで使用しています。

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また、Apple Watchにサードパーティ製アプリも入れて試してみましたが、どれもいまひとつでした。

純正の性能が断然高いので、僕が使用しているアプリは、天気アプリに限らずほぼすべて純正です。

自撮りが楽に

釣りの思い出を残すうえで欠かせないのが「自撮り」。

Apple Watchを使えば、iPhoneのカメラを遠隔操作できるので、スマホを三脚や岩の上にセットしても、手元の操作だけでシャッターを切ることができます。

画面上で構図を確認しながら撮れるため、ピントやアングルの失敗も激減。

魚を持った瞬間の一枚も逃さず記録できるのは、ソロ釣行派にはとくに助かるポイントです。

ちなみに僕は自撮りがあまり好きではないため普段はほとんどしませんが、テスト的に自宅で試してみました。

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いやー、これから自撮りしていこうかなと思うほど、本当に便利でした!

運動(釣行)ログが取れる

釣行中の移動距離や消費カロリーを自動で記録してくれるのもApple Watchの魅力。

ポイントを転々と歩いたり、磯を上り下りしたりといった釣りの動きが、しっかり運動として数値化されます。

釣りの帰り道にログを見返すと、「今日は意外と歩いたな」と達成感が生まれたりもしますので、釣りとは違うゲーム感覚で楽しめるんです。

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Apple Watchを導入した最近の僕は、釣りをしながらジョギングにも励む、“Fish&Run”スタイルを確立しつつあります(笑)

これが釣りも楽しめ、体のトレーニングにもなり、めちゃくちゃ良いんですよ!

居場所をすぐに確認

釣り場では、思った以上に自分の位置を見失うことがあります。

とくに広いサーフや入り組んだ磯では、「さっきのポイント、どのあたりだったっけ?」という場面も少なくありません。

マップアプリを使えば、現在地や移動ルートをすぐに確認可能。

来た道をたどるのも簡単で、夜釣りや初めての釣り場でも安心感があります。

ポイントを記録しておけるので、安全面だけでなく再訪にも役立つ便利な機能です。

安全対策としても◎

釣りは自然が相手のアクティビティ。

天候の急変や転倒など、思わぬトラブルに備えておくことも大切で、Apple Watchはその備えとして非常に優秀。

Apple Watchには転倒検出機能や緊急SOS機能が搭載されており、万が一動けなくなった場合でも自動的に通報・位置情報を送信してくれます。

また、常時心拍数をモニタリングしてくれるので、炎天下での体調変化にもいち早く気づけます。

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例えば、地磯で転倒して身動きが取れなくなっても、腕の操作だけで通話できるという安心感がありました。

トランシーバー機能も

仲間と釣行時の連携にもApple Watchは便利。

iPhoneを取り出さなくても、トランシーバー機能を使えばボタン一つでリアルタイムに会話ができます。

Bluetoothイヤホンがなくても通話可能なので、「そっち釣れた?」「今どのあたり?」といった軽いやり取りに最適。

通信範囲は限られますが、ペアリングした仲間とフィールドで連絡を取り合うには十分。

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釣りのテンポを崩さず、声でつながる安心感を与えてくれる機能です。

釣りを通じて健康管理にも役立つ

もともと健康管理のために導入したApple Watchですが、釣りで使ってみると、その機能が想像以上に健康管理としても役立つことを感じました。

例えば、釣行中の心拍数、消費カロリー、歩数、スタンド時間などを自動で記録してくれるため、普段の生活では気づかない身体の変化を数値で把握できます。

「今日はかなり歩いたな」「前回より疲れにくかった」など、釣りの運動量を健康の指標として捉えられるのは大きなメリットです。

また、釣りをしていると、無意識のうちに呼吸を止めてしまうことがあり、じつはあまり健康的な動きをしていないと最近になって気づきました。

こうした気づきから、意識的に深呼吸をしたり肩を回したりすることで、健康管理につなげられます。

KOBAYASHI

釣りを楽しみながら、自分の体のリズムを知る。

Apple Watchは、趣味と健康を無理なくつなげてくれる“フィールドトレーナー”的存在です。

耐久性は大丈夫?

Apple Watchの耐久性は高く、多少の水しぶきや衝撃ではびくともしません。

とはいえ釣りのように岩や金属に手が触れる場面も多いため、僕は念のためリストカバーを装着して保護しています。

保護ケースやバンド、フィルムなどアクセサリーの種類も豊富で、自分のスタイルに合わせてカスタマイズできるのもApple Watchの魅力のひとつ。

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ちなみに普段の生活ではケースもフィルムも使わず“裸派”です。

Apple製品はそのままの質感で使うのがいちばん心地いいので、僕には必要ないなと感じています。

想像以上に良い、Apple Watch!

使ってみて感じたのは、想像以上にApple Watchと釣りの相性がいいということ。

とくに渓流やサップフィッシングのように、移動を前提とした釣りや、複数人での釣行でも真価を発揮すると感じました。

手首で潮や天気を確認でき、現在地もすぐに把握。転倒検出やSOS機能があることで、自然の中でも安心して集中できます。

また、釣行中の運動量や心拍数も自動で記録されるため、「釣りをしながら健康管理ができる」といった新しい発見もありました。

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釣りのテンポを崩さず、安全・快適・スマートに楽しめるApple Watchの導入。

全然ありですよ!

撮影:DAISUKE KOBAYASHI

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