アルファスエアについて
アルファスエアは、ダイワが発売するベイトリール。軽量ルアーを扱うことを得意とするベイトフィネス向けではありますが、ワームなどの撃ち物系の他に、シャッドやミノーなどの巻物系までも幅広くカバーするモデルです。
アルファスエアの特徴
アルファスエアを手にとった時に感じるのは、自重の軽さと片手で扱いやすいサイズ感ではないでしょうか。操作性やパーミング性などに拘って開発された他にも、搭載されているテクノロジーには、同社が長年培ってきた技術がつまっています。
スプール
スプールには『G1ジュラルミン』製のAIRスプールを搭載。G1ジュラルミンは、アルミ素材やマグネシウム素材のスプールよりも高い強度を誇り、約7グラム(ベアリング・ピンを除く)の自重により高いキャストフィールを実現しています。
エアブレーキシステム
アルファスSVにも採用されているブレーキシステム。バックラッシュの軽減しトラブルを少なくする他、同じブレーキの設定であっても、ピッチングやサイドハンド、オーバヘッドなど、キャスト方法に左右されない程よいブレーキがフィッシングシーンをサポートしてくれます。
ソルトゲームもできる
アルファスエアは、海水での使用も可能です。昨今注目を集めるソルトルアーでのベイトフィネスにも活躍するでしょう。
他機種との違い
アルファスエアーの購入を検討されている方は、同様のベイトリールと比べ、どの様な点に違いがあるか、気になるのではないでしょうか。ここで、いくつかのベイトフィネス用リールを挙げて、違いをご紹介します。
スコーピオンBFSとの違い
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | フロロライン糸巻量(lb-m) | 参考定価 |
アルファス エア | 7.2:1 | 4kg | 165g | 71cm | 8-50 | 37,000 |
スコーピオン BFS | 8.2:1 | 3.5kg | 165g | 82cm | 8-45 | 35,000 |
▼スコーピオンBFSを紹介している記事です。
Revo ALC-BF7
アブガルシアから発売されているRevo ALC-BF7も、近い価格帯であることから、比較検討される方も少なくはないでしょう。同じく海水対応機種、高いギア比で比較をしても、巻取り長は同じです。ブレーキ構造は、マグネットを使用。マグドラックスⅢブレーキシステムにより、さまざまな設定が行えます。スプールは、LTシリーズより1ミリ小さくし、約6.3グラム(ベアリング・ピンを除く)の超々ジュラルミン製を搭載しています。
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | フロロライン糸巻量(lb-m) | 参考定価 |
アルファス エア | 7.2:1 | 4kg | 165g | 71cm | 8-50 | 37,000 |
REVO ALC-BF7 | 7.1:1 | 7kg | 141g | 71cm | 8-50 | 36,000 |
各ラインナップとインプレをみると
アルファスエアは、ギア比の異なるモデルがあります。5.8:1と7.2:1の製品は、それぞれどのようなフィッシングシーンに適しているのか、実際に購入された方のインプレッションを含めてご紹介します。
巻き物の釣りにはギア比5.8
小型のプラグ等をベイトリールで扱いたい方にオススメです。従来までスピニングで使用していたシャッドやミノー、スモールクランクの他、近接戦となるシチュエーションでも、ローギアでじっくりと誘い出す釣りにも適しています。
ダイワ アルファス エア 5.8
実際使ってみるとギア比5.8で全然ストレスなく巻けるし、スピナーベイトを川の流れに逆らっての楽にゴリゴリ巻けます。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
かるい、マグネットブレーキすごい、バックラッシュしない、これぞ大和ベイトフィネス製品ですね、おすすめですよ
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
撃ち物の釣りにはギア比7.2
手返しを重視した、テンポの良い釣りにオススメです。撃ち物の釣りなどでは、ピンスポットでポイントを次々に攻めるスタイル。バイトがなければ即回収となるので、少しでも巻取りが早く行えるリールが有利となります。またギア比の高いリールでも、ゆっくり巻くことで、擬似的に低ギア比と近い使い方もできます。
Daiwa製品は久しぶりに購入しました。通常はShimano製をメインで使用していたのですがこのリールは意外と使えそうです。早速分解し内部も見てみましたが作りもしっかりしています。ハンドルノブ内にベアリングが入っていない程度ですので気になる方は交換すれば巻心地はより良くなります。かなりお勧め出来るリールです。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)