モコリークローについて
モコリークローは、JBトップ50の小森嗣彦プロがゲーリーヤマモトブランドでプロデュースしたクローワームです。全長約7センチ、自重約7グラムの大きすぎず小さすぎずのサイズ感はベイトフィネスにもピッタリです。
特徴は6本の足と大きな爪で、6本の脚は左右3本それぞれが角度や形状が異なります。大きな爪はフォール中はもちろんのこと、着底時にパタパタと開いたり閉じたりすることでスレたバスにサイズ感以上のアピールをし、口を使わせるきっかけになります。
さらに開発テスト時には霞水系で爆釣した実績もあり、魚に訴える力が高いワームです。そんなモコリークローについて紹介していきます。
モコリークローに適したフックサイズ
モコリークローは開発段階ではテキサスリグで使用することを前提としたワームで、オフセットフックでの使用が多くなります。カバーの濃さや、バスの大きさなどの条件に合わせてフックサイズや形状を変えてきますが、おおむね1番か1/0サイズのフックがベストマッチといえます。
ベイトフィネスであれば、線径を細くした方がのりがよくなりますし、通常のタックルでヘビーカバーで使用する場合は、フルパワーフッキングとカバ-から引き出す際のパワーに耐えるフックが必要になるため、タックルや状況に応じてアレンジしていきましょう。
モコリークローの使い方
モコリークローは3インチない程度のスモールワームの部類に入るワームで、フィネスなカバーフィッシングに特化されており、ネコリグやライトテキサス等のリグにベストマッチ。小さな全長に対してややファットなボディはフックポイントを隠しやすく、またカバーから強引に抜いた際にもずれ難い形状です。
また、モコリークローは非常にスレたバスに口を使わせるために、スローなアクションでもバスにアピールするように作られています。そのため、どのリグを使用する際もシンカーの重さはなるべく軽くして使用すると良いでしょう。
ネコリグ
モコリークローをネコリグで使用する際のポイントはフック。フックをカバー対応のオフセット型やガード付きのネコリグフックにすることで、カバー回りを快適に攻略できる非常に万能なリグといえます。ボトムでも中層でもひたすらシェイクを繰り返すことで、各パーツが予測不能の動きをしバスの捕食本能に強烈に訴えかけます。
通常のカバー向けリグで反応が得られないシビアな状況で試したいリグです。
リーダレスダウンショットリグ
モコリークローにリーダーレスダウンショットリグは非常に相性のいいリグです。リーダーレスダウンショットリグの最大のメリットはすり抜け性能を確保しつつ、ワームの動きが最大限に活かされる事。
特にゴミだまりや、ウィードホールなどの柔らかめのカバーと相性のいいリーダーレスダウンショットリグとモコリークローの組み合わせは、この組み合わせでしか獲れないバスが必ず存在します。
ライトテキサスリグ
モコリークローは元々、テキサスリグで使用することを想定して開発されたワーム。必然的に相性が抜群のリグと言えるでしょう。特にベイトフィネスで使用するような7グラム以下のライトテキサスとの相性が良く、葦打ちやテトラ打ちなど、テンポよくストラクチャーをチェックしていく際には最適な組み合わせです。
スモラバのトレーラー
モコリークローはスモラバのトレーラーとしても非常に優秀です。7センチ程度の全長で太めのボディを持っているため、スモラバのボリューム感にマッチするシルエットでありながら、十分な自重で軽いスモラバを使った際にもキャスタビリティをしっかり確保することが出来ます。
トレーラーとして使用する際には、爪や足などのパーツをとる事によってフォール速度やアピール力を変化させ、バスの活性に合わせて使うのもポイントです。
モコリークローはカバー回りの最終兵器
モコリークローはカバー回りで抜群に効くワームです。3インチ以下のスモールサイズながら、各パーツが効果的にバスにアピールするためスモールワームにありがちなアピール力不足はなく、バスがいれば気づかせ口を使わせることができます。
より繊細なカバー攻略が可能になるモコリークロー、今まで獲れなかったカバーフィッシュをゲット出来るかもしれませんよ!