メコンオオナマズ

メコンオオナマズは世界最大級のナマズ!釣り方・釣り場はどこ?

2022/10/31 更新

メコンオオナマズはナマズ目パンガシウス科の淡水魚。世界最大級の淡水魚として有名で、アジアの国では釣りのターゲットとしても人気があります。メコンオオナマズの釣り方や、釣り堀をまとめて紹介します。

目次

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メコンオオナマズという魚について

メコンオオナマズ
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メコンオオナマズ(Pangasianodon gigas/パンガシアノドンギガス)はナマズ目パンガシウス科の淡水魚です。IUCN絶滅危惧IA類に指定されており、ワシントン条約(CITES)においても最も保護が必要とされる付属書I類に指定されています。世界最大の淡水魚のひとつとして数えられており、種小名のgigasは「巨大な」の意味を持っています。同じく世界最大の淡水魚として数えられるピラルクも同様に種小名にgigasとつきます。

現地では“プラー・ブック”と呼ばれています。タイ語で“プラー”は魚の意で、ブックは“大きい”“強い”の意を持っています。「巨大魚の代名詞」それがメコンオオナマズです。

メコンオオナマズの形態的特徴

メコンオオナマズ

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メコンオオナマズは縦扁した頭部を持ち、体はずんぐりとした印象を受けます。目が低い位置にあるのも特徴的。ナマズに見られるヒゲは幼魚期には持っていますが成魚では非常に短いか、消失してしまっています。

体は白黄色の体色を持ち背は濃灰色で、脂鰭を持っているのが特徴。カイヤン等の他のパンガシウス類ナマズとよく似た外見を持っています。

メコンオオナマズの分布・生息域

メコンオオナマズの生息域

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メコンオオナマズは名前の通り、メコン川に生息しています。その中でもタイランド、ラオス、ミャンマーの国境付近の通称ゴールデントライアングルと呼ばれる地域で漁獲されていました。野生のメコンオオナマズは未だに謎な部分も多く、生息環境や分布域も含めて詳しいことは解明されていません。

メコンオオナマズの生態・生活史

メコンオオナマズ

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メコンオオナマズは季節や産卵などのライフイベントに基づき、広範囲を回遊していると言われていますが、産卵場所や回遊ルートについても謎の多い魚です。また、藻類や水草などの植物質を食べていると考えられており、シオグサという緑藻類を主食にすると言われていますが、この点も詳しいところは解明されていません。

インパクトの強い見た目で知名度が高いにも関わらず、わかっていない事が非常に多い巨大魚なのです。

メコンオオナマズの最大記録

メコンオオナマズ

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冒頭でも触れましたがメコンオオナマズはピラルクやアリゲーターガーなどと共に、世界最大の淡水魚のひとつとして挙げられています。大きいものでは全長3メートル、体重は300キロ近くに成長すると言われています。しかし実際の処、釣りはおろか漁においての捕獲記録がほとんどありません。

参考記録としてはIGFAワールドレコードで、釣り堀で釣り上げられたメコンオオナマズが117キロです。漁においては2005年のナショナルジオグラフィックニュースにおいて2.7メートル、293キロのメコンオオナマズ漁獲が報告されています。

メコンオオナマズを釣るには

メコンオオナマズ釣り

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生態が謎に包まれた希少な巨大魚のメコンオオナマズですが、現在では養殖技術が確立されておりタイランド近郊の釣り堀で釣ることが出来ます。世界中からメコンオオナマズを釣るために釣り人がタイランドへやってきていたり、日本のテレビ番組でも度々取り上げられていますので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

釣りの難易度としては高くありません。快適な釣り堀で巨大魚とのビッグファイトを楽しめるため、メコンオオナマズ釣りは海外釣行初心者にオススメです。

メコンオオナマズの釣り方

メコンオオナマズの仕掛け
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メコンオオナマズは団子餌を使ったウキ釣りで狙います。現地の釣り堀で購入する粉状のエサに水を入れ、練り込んで団子をつくります。液状のフレーバーを入れて匂いを追加したり、各々が工夫してエサを作っています。

初心者であれば現地の釣り堀でガイドを雇うのがお勧めです。よく釣れる配合餌を作ってくれて、餌を投入する場所も教えてくれます。慣れてきた人は自分なりの餌を作るのも楽しいかもしれませんね。

メコンオオナマズを釣るためのタックル

メコンオオナマズ釣りのタックル

メコンオオナマズは釣り堀においてもアベレージで10~15キロ、時には40キロ超えの魚が釣れます。そのため強いタックルが必要です。釣り堀のレンタルタックルではGT用のタックルが用意されています。持参する場合もオフショア用のジギングロッドやGTロッド、もしくは怪魚用のロッドがよいでしょう。ラインはPE5号以上を推奨します。

仕掛けは螺旋状の金属がついた独特の吸い込み仕掛けを使用します。これは現地で購入することが出来ます。

キングオクトパス Laulau 8.5 GT-B

全長: 8.5ft
自重:582g/ 383g
仕舞寸法: 540mm
継本数: 4+1
ルアー重量: -300g

ツララ ミヌアノ 64

全長:6.4ft
自重:350g
継本数:2
仕舞寸法:137.5cm
ルアー重量:200〜1000g

アベット SXJ6/4 MC RAPTOR‐L

自重:453g
ギア比:High‐6.3:1/Low-3.8:1
最大ドラグ力:ストライク: 約8kg/フル:約12kg
糸巻き量:5号-190m/3号-340m(PE)
巻取長さ:High‐99cm/Low-61cm

バリバス アバニ キャスティングPE SMP 6号300m巻き

メコンオオナマズが釣れる釣り堀

メコンオオナマズの釣り堀

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メコンオオナマズの釣り堀は原産国のタイランドを中心に隣国のマレーシアにも存在しています。都市部近郊にも多く点在していますのでタクシー等の利用で気軽に行くことができるのが魅力です。料金は安い釣り堀から、そこそこお値段が張る釣り堀、非常に安価な釣り堀までピンキリなので予算や望みの釣果やスタイルに合わせて選ぶことが出来ます。

ここではタイランドとマレーシアの代表的なメコンオオナマズの釣り堀をいくつかご紹介します。

ニューブンサムランフィッシングパーク(タイ)

タイにおいて最も有名なメコンオオナマズの釣り堀がブンサムランです。何年ものあいだ多くの釣り人に愛されてきたブンサムランは2017年に移転し、ニューブンサムランとして生まれ変わりました。最大級の広さを誇り、施設内にはレストランや売店も併設されています。

ガイドも多く所属しているので初心者の方には断然オススメです。費用はレンタルタックルやエサ代を含まず、釣り竿1本あたり4000バーツと少し高めの設定です。

公式サイト

ジョムティエンフィッシングパーク(タイ)

ジョムティエンフィッシングパークはパタヤに位置する釣り堀です。釣り堀料金はレンタルタックルも含まず300バーツと非常にリーズナブルです。しかしブンサムランと比較すると魚のサイズと数も見劣りしてしまいます。テクニックが必要なので上級者にオススメの釣り堀です。

公式サイト

KOLAM PANCING SEKSYEN 24(マレーシア)

メコンオオナマズはマレーシアでも釣ることが出来ます。コラムパンチングセクションは30リンギットで釣りを楽しめます。マレーシアの釣り堀の中でも非常にリーズナブルな釣り堀と言えるでしょう。レストランも併設されているのでローカル料理に舌鼓をうつことができる快適な釣り堀です。

公式フェイスブック

HULU LANGAT FISHING RESORT(マレーシア)

フルランガットフィッシングリゾートはマレーシアにある釣り堀です。1人100リンギットから釣りをすることが出来ます。非常に綺麗な施設が特徴で人数や時間によって料金が変わってきます。フィッシングガイドも常駐しているので安心の釣り堀です。Huluとはマレー語で川の意で、その名のとおりランガット川の近くに位置しています。

公式サイト

貴重なのに入門者向けの怪魚

メコンオオナマズ

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天然のメコンオオナマズは生態に謎が多く、釣りどころか漁獲も困難(規制もされています)な幻の魚です。その反面、釣り堀においては入門者でも簡単にビッグファイトを楽しめる、二面性をもった怪魚です。釣り旅はもちろん、観光旅行のついでにも狙えるメコンオオナマズ。一度挑戦してみてはいかがでしょうか?