フリームスとは
2015年に登場した前作のフリームス(FREAMS)。実売1万円台ながらも、マグシールド、ATD、スーパーメタルボディ搭載するなど「コスパの優れたスピニングリールとして」幅広い層の支持を得てきたシリーズです。
そんなフリームスが2018年1月に、フルモデルチェンジして登場します!
18フリームス
最先端のフィッシングシーンを牽引すべく、ゼロから生まれた全く新しいフリームス。小型スピニングリール新時代のスタンダードとなるべく開発されたこのリールは、前作を遥かに凌ぐ軽量化を実現。エンジンにはタフデジギヤを搭載しファイトをサポート。また、ロングキャストABSスプールによる飛距離の向上とトラブルレス性能が大幅に向上。基本性能の大きな進化が、アングラーにより快適な釣りを約束。THE NEW STANDARD、それがFREAMS。出典:ダイワ
「LTコンセプト」とは?
LTコンセプトとは、ダイワの打ち出す「LIGHT(軽い)・TOUGH(タフ)」のコンセプトの頭文字。
LTコンセプトは、ボディ・スプール・ハンドルの軽量化が図られ、ボディのマテリアルをよりタフなものへと進化させた新基準とされています。
実際に、18フリームスに使われるボディ素材、製法についてはまだ明らかにされていませんが、シマノでいう所の「HAGANEコンセプト」に近いものを感じますよね。ダイワの打ち出す「HAGANEの対抗馬」といった所でしょうか。
スプールが新形状
スプール径も小さく
LTコンセプトのリールには、「LT」という型番が付きます。また、LTシリーズは、ダイワ従来のシリーズと比べ、スプール径が1サイズ程、小さくなります。ギア比6.0以上のモデルは「エクストラハイギア」という表記になりました。
▼シマノのスプール径の例
1000 | 42mm |
2000 | 42mm |
2500 | 46.5mm |
3000 | 46.5mm |
4000 | 51mm |
5000 | 54mm |
シマノ(17アルテグラ)のスプール径と比較しても、「ダイワLTシリーズ」と「シマノ」の同番手のスプール径が近い事が分かります。今後「ダイワのLTシリーズ」は、シマノの番手と「近い感覚」で選ぶことが出来そうですね。
より軽量に
18フリームスは、LTコンセプト(LIGHT・軽い)の名が示すように、その軽量性にも磨きがかかりました。15フリームス(2500番)の自重265グラムに対し、LT2500D(ディープスプールなので糸巻き量は同じ)は、自重205グラムと、60グラムの軽量化が図られています。205グラムと言うと、ダイワのミドルハイクラスの「15ルビアス 2510PE-H(205グラム)と同じ重量です。
質実剛健に
また、18フリームスには、タフデジギア、MAGSEALED(マグシールド)、ATD、エアローター、ダイワの誇る様々な機能を惜しげもなく搭載しています。
タフデジギア
極めて滑らな回転を長く持続させる「デジタル解析・切削技術」を結集させたダイワの大口径ギヤ。タフコンセプトのベイトリール「Z BLACK LTD」に採用されていた「タフデジギア」と※同スペック(精度)だとすれば「歯面精度は従来比でも10倍」という事になります。※実際に同スペックかは明らかではありません。
マグシールド※ピニオン部分
埃や海水でのトラブル軽減し、滑らかな回転性能を保つマグシールド(MAGSEALED)。高磁力を帯びた特殊オイルを使うことにより、異物や海水の侵入を防ぐシステムを作り上げ、高い防水性能を実現しています。
エアローター
形状の工夫によって掛かる負荷を分散させ、強度アップと軽量化を実現したエアローター。軽くなったこととバランスが良くなったことによって、立ち上がりが良く軽い巻き心地を実現しています。
ATD
新世代ドラグシステムのATD。従来のドラグシステムよりも滑り出しがよく滑らかで、ファイト中の魚にスムーズに追従してくれます。
ねじ込み式ハンドル
18フリームスのハンドルは、マシンカットハンドルに比べガタつきが少ないと言われる「ねじ込み式ハンドル」が使われています。この価格帯でねじ込み式の採用は非常に嬉しいですよね。
ラインアップは充実の14機種
LT1000S~LT6000D-Hの計14機種。ライトゲームから、ジギング、ショアジギングまで、なんでもゴザレのラインップです。
ダイワ 18フリームス LT2500S-XH
価格
お値段は、最小番手のLT1000Sで¥15,800。最大番手のLT6000D-Hで¥20,000と、メーカー希望本体価格(円)の段階で、非常に魅力なお値段となっています。コレはもう売れる予感しかしませんね!
ラインナップ
LT1000S
LT2000S
LT2000S-XH
LT2500D
LT2500S-XH
LT2500S-DH
LT3000D-C
LT3000S-CXH
LT3000
LT4000D-C
LT4000D-CXH
LT5000D-C
LT5000D-CXH
LT6000D-H
18・フリームスを編集部がリアルレビュー
『2018・フィッシングショー』で初お披露目となった、18フリームス。編集部が実機に触れ、巻き心地、外観などをまじまじ観察してきました。下記の記事内で詳しく紹介しています。