釣り人にとって、理想の居住地とは?

どうも、編集長しみけんです。
みなさんは「もっと海の近くに住みたいな」とか「離島に住んだら釣り天国じゃね!?」とか「五島列島に住んでる人が羨ましいな〜」って思ったことはありませんか?
ちなみに、筆者は都内に住んでいる時には毎日のように思いました。YouTubeで釣り動画を見ながら。
しみけん
というわけで今回は、釣り人の理想の居住地について書いてみたいと思います。
最高の釣り場=最高の居住地なのか?

理想の居住地というと、真っ先に思い浮かぶのが“釣り動画でお馴染みの離島”あたりでしょう。
もちろん釣り場としては最高ですし、筆者も憧れましたが……
仕事は限られますし、異性との出会い、子供の学校問題などなど、移住するにあたってはハードルが高いのは事実ではないでしょうか。
好きな車に乗れるのか? いつでも天一のこってりを食べられるのか? 毎週古着をディグれるのか? すきぴと会えるのか?
そんな現実的な問題を突きつけられた時、“釣りバカ”を自称する数多の猛者達も沈黙するはずです。
しみけん
当たり前ですが、「最高の釣り場」と「最高の居住地」はイコールでは結ばれません。(大半の人にとって)
現実目線で選んだ答えは……

結局のところ、現実的な最高の居住地とは、“釣り”と“釣り以外”が高いレベルで両立する場所でしょう。
そのバランスは十人十色ではあると思いますが、「ここなら万人受けするんじゃね!?」という場所を見つけました。
それが、兵庫県の明石市です!
しみけん
ご察しの通り、筆者の地元自慢です(笑)
でも、地元愛を差し引いて客観的に見ても、かなり良い場所やと思います。
明石は釣り天国

明石市は兵庫県南部に位置し、市の南側すべてが海に面します。
つまりは海釣り天国というわけです!
しみけん
特産品として明石鯛・明石蛸がよく知られています。
ちなみに、日本標準時の基準となる東経135度子午線が通っており、時間軸での“日本の中心”です。
人気の釣りはだいたい楽しめるし、よく釣れる
具体的にどんな釣りができるかというと、人気の海釣りはだいたい楽しめますね。
青物・アオリイカ・アジ・メバル・スズキ・タチウオ・チヌ──どれも波止からよく釣れます。
釣り人も多いですが、いかんせん南側すべてが海岸線なので、釣り場満員問題もまずありません。
もちろん人気のポイントは人が多いですが、空いているポイントもたくさんあり、のんびり釣りを楽しめます。
しみけん
海沿いに住んでいるので、徒歩で釣りに行くことが多いですね。
仕事前に1時間、晩ご飯の後に2時間。みたいに、日常生活の中に釣りが入っていますね。

明石は釣船の数も多く、オフショアフィッシングも非常に盛ん。
ジギング・タイラバ・タコ・タチウオ・アジ・メバルなどなど、季節によっていろんな船釣りを楽しめます。
天候が穏やかなので出船率が非常に高く、釣果もわりと安定している印象です。
しみけん
近場の船釣り程度なら半日でいけちゃいます。
午後からは買い物や家の用事ができるので、丸一日潰れないのはけっこー便利です!


少しネガティブな点にも触れると、ヒラマサ・カンパチ・尾長グレみたいなスーパースター系釣り対象魚は狙えません。
しみけん
南方系の魚はいないので、ハタ系はほとんど釣れないですね。
唯一アコウ(キジハタ)が狙えるぐらいです。
ちょっと足を運べば
近隣にも良い釣り場が多いのも魅力ですね。
すぐそこに淡路島があり、海釣りやバス釣りも◎。ポイントが無数にあるので、明石以上に広々と釣りができます。
しみけん
ただ……なぜか同じポイントに人が集中するので、近年は釣り禁が増えているのも事実です。
人がいない場所の方がよく釣れるのに、なぜか人の多い場所に行きたがる──情報過多時代の弊害かもしれません。
2時間ほど車で走れば、日本海(京都舞鶴・鳥取東部等)、鳴門(徳島)、紀北(和歌山)にもアクセス可能。明石ではできない釣りも楽しめます。
しみけん
ちなみに、和歌山の串本までは3時間半程度ですね。
そして、約1時間で揖保川、1時間半で千種川、2時間ちょっとで矢田川・美山川・安曇川へとアクセスできるので、友釣りもめちゃくちゃ楽しめますよ!
しみけん
明石に住んだらできる釣りが多過ぎて、体が一つじゃ足りまへん。
釣り以外も最高

ここまでは釣りを紹介してきましたが、明石以上に釣りがしやすい場所は、他にもたくさんあると思います。
実際、「あなたは釣りだけしてたらいいのよ♡」と言われたら、筆者もわざわざ明石には住まないかもしれません。
しみけん
でも、“釣り以外”も充実させようと思ったら、なかなかこれ以上の地が見つからないんですよね……。
便利さと情緒を兼ね備える

ありきたりな表現ですが、明石の良さを一言で表すなら、適度に街であり適度に田舎であること。
東京23区や大阪市内に比べるともちろん田舎ですが、人口は30万人クラスなので大型ショッピングモールやスーパーマーケットも多く、生活において不便さを感じることは少ないと思います。
また、市内をJRと山陽電鉄(私鉄)が横断しているため、住む場所やライフスタイルによっては車がなくても生活は可能なレベルです。
その一方で、開発され尽くした“無機質さがない”のも明石の良さです。
例えば、海岸線には漁港や海水浴場が点在し、内陸には田園風景も広がり、中心となる明石駅には明石城が鎮座、旧い酒蔵も残ります。
しみけん
どこか懐かしさを感じる風景や、海の町特有の空気感は、何年住もうが「えぇな〜」と感じます。
神戸・大阪・京都・淡路島へのアクセスが良い

JR西日本には“新快速”という爆速在来線が走っており、明石駅から三宮駅(所要時間15分)・大阪駅(38分)・京都駅(70分)には乗り継ぎなしで1本でいけちゃうんです。
そのため、地方に住みながらも仕事やショッピング、観光で不便することがありません。
また、西明石駅には新幹線が停車しますし、神戸空港・伊丹空港へのアクセスも良いため、出張が多い方や旅行好きの方にも便利だと思います。
そのうえで、すぐ近くに淡路島という“より本格的な田舎”があり、スローな週末ライフも送れます。
しみけん
都会に住むのは……ですが、近くに都会があるのはめちゃくちゃ便利なんですよね。
気候が穏やか

明石は瀬戸内海式気候に当たるため、1年を通して温暖で雨が少なく、晴れの日が多いのが特徴です。
近年の夏は酷暑ですが、海に面していて海風が吹くため、“体感の暑さ”は盆地や内陸に比べればマシに感じます。
冬は海に面している分だけ暖かく、積雪もほぼありません。(大半の明石市民はスタッドレスタイヤを履きません)
長く住み続けるうえで気候はかなり重要で、暮らしやすさと釣行頻度に直結すると思いますよ。
しみけん
あと、本当に台風が当たらないんですよね。
子供の頃は「警報でんやんけ!」と文句をいってましたが、今となっては非常にありがたい!
仕事の選択肢が多い

明石は神戸・大阪のベッドタウンでもあるので、仕事の選択肢は豊富だといえるでしょう。
本物の田舎や離島に移り住むとなると、働き方は非常に限定的になってしまいます。
しかし明石なら、そんな心配はご無用。都心ほどではありませんが、業界・職種の制約は非常に少ないはずです。
移住で一番大きなハードルになるのは仕事だと思うので、かなり移住しやすい町だといえるでしょう。
しみけん
ネガティブな点を挙げるとするなら、JR神戸線のダイヤ乱れがとても多いことですかねぇ。
子育てがしやすい

地方都市の人口減少が社会問題ともなっていますが、なんと明石市は、13年連続で人口が増え続けています。(2025年時点)
その大きな要因とされているのが、「Seven Free(明石独自の7つの無料化)」に代表される独自の子育て支援政策。
そのため、子育て世代と子どもが多く、街に活気があるのもいいですね。
また、通学圏内に進学校や部活の強豪校、有名大学も豊富にあり、進路の選択肢も豊富だと思います。
しみけん(1歳)
コストを抑えつつ、子どもに釣りの英才教育を……なんてこともできるかも(笑)
釣り場でもファミリー層や、チャリで来ている釣りキッズ(25年前の自分)もよく目にします。
生活コストが程よい

子育て支援政策などの影響で不動産の相場は上がってきているものの、それでも神戸の中心や大阪市内に比べると生活コストは低いといえるでしょう。
しみけん
もちろん魚も美味しいので、釣った明石鯛と明石タコを食べていれば、コスパも◎でしょう!
最高に中途半端。

居住地として明石を捉えた場合、それが最高の魅力なのかと思います。
正直、若い頃は「明石なんて……」と考えていましたが──
都心にも住んで、実際に離島なども訪れたりする中で、“中途半端”のよさに気付きました。
釣り人の居住地としては、かなりアリだと思うので、気になった方は一度釣りか観光にでもきてみてください。
撮影:TSURI HACK編集部
























