船から狙うイサキの釣り方
イサキをオフショアで釣る場合は、ルアーならライトジギング、餌釣りならコマセ釣りで狙います。具体的に、次のような仕掛けが必要です。
ライトジギング
船釣りでは取り回しやすいスーパーライトジギング用のタックルが適しています。
15~20グラム程度の軽いメタルジグを扱うため、ボートシーバスロッドなどの流用も可能です。
船長の指示するタナに正確に落とし、ジグやフックのフラッシングでイサキのバイトを誘います。
コマセ釣り
釣りをする場所指定のサイズや素材のコマセビシを使用し、大きめの中型テンビンを選びます。
竿は操作性の良い2メートル前後のライトタックルに、両軸リールが主流です。
撒き餌をしながらタナ取りをしっかりして、竿を煽って誘うのがポイント。
イサキ釣りの時期
イサキは通年狙うことが可能な魚ですが、ハイシーズンは産卵のために浅場へ出てくる5~8月頃です。
特に梅雨ごろは産卵前で油が乗り、美味しい季節。夜になると水面に近いレンジまで浮いてくるため、ナイトゲームのターゲットとしても人気があります。
イサキ釣りの主なポイント
イサキは潮通しがよい岩礁地帯で釣れることが多く、オフショアでの釣りがメインとなりますが、磯や防波堤などからも狙うことが出来ます。
イサキ狙いの代表的なポイントは大きく分けて2種類です。
ポイント①:船
イサキは潮の動いている時に餌を追います。
そのため、潮通しの良いポイントであることが必要不可欠です。また、岩礁帯に集まりやすく、特に高根はイサキが好むポイント。
イサキの群れが泳ぐタナをしっかりと狙い、撒き餌をしながら誘いをかけます。
ポイント②:磯・防波堤
磯には回遊型のイサキの他に、居付き型で大型のイサキがいる場合があります。
潮通しが良く、外洋に面したポイントを選びましょう。
釣りをする際は、磯靴やライフジャケットなどの装備が必須です。
釣れて嬉しい美味しいイサキ!
餌のみならず、ライトジギングやワームなどルアーを使った釣りも楽しめることが分かり、さらに人気が高まったイサキ釣り。
釣り場や地域によって仕掛けに違いがあり、タナ取りやコマセワークが重要となる人気の釣りターゲットです。
ぜひ旬のイサキを釣り上げて、その味を楽しまれて下さい!