ダイワのタトゥーラがフルモデルチェンジ!
タトゥーラシリーズがリリースされて、はや10年。10周年の節目に、スピニングのタトゥーラがフルモデルチェンジをして登場。
もともとコストパフォーマンスに優れたシリーズですが、今回の23タトゥーラは最新技術をふんだんに採り入れています。
最上位機種で採用されている技術がタトゥーラで採用されるとは驚きですね!
“エアドライブデザイン”を身にまとったタトゥーラ
ひと目で分かる変更点であり、最大の特徴となるのが採用されたエアドライブデザイン。
これは22イグジストではじめて導入された設計思想で、釣り人が求める「意のままにルアーを操作すること」を追求しています。
バス専用スピニングリールに導入されるのは、今回が初になりますね。
回転レスポンスが向上する、エアドライブローター
特徴的なローター形状で剛性を維持したまま、大幅な軽量化に成功しています。これにより回転レスポンスがアップ。巻き出しが軽くなったことで、操作性や感度の向上につながっています。
また、ビスのない外観は糸絡みといったライントラブルを低減。ストレスがなく、気持ちよく扱えるローターに仕上がっています。
より細径化された、エアドライブベール
エアドライブベールはさらなる軽量化を実現するために、剛性を維持したまま従来のモデルよりも細径化しています。
加えてラインローラーへスムーズに移行させるよう、ベールに角度をつけた傾斜セッティング。
エアドライブローターの性能を下支えするとともに、さらに軽量でトラブルレスになっています。
エアドライブスプールは軽量化を突き詰めた設計
綿密な強度計算のもと不要な肉を徹底的に削ぎ落とし、軽量化を突き詰めた薄肉設計でつくられたエアドライブスプール。
スプールが軽量になることで、巻き出しの軽さやキャスト動作の操作性が向上しています。また、作動抵抗の少ないドラグ機構を採用したことで、回転時の優れたレスポンスを実現しています。
23タトゥーラのスペック・ラインナップ
バスフィッシング専用機ということもあり、用意されているのは使用頻度の高い番手のみ。
品番を見ても分かるように、「QD=クイックドラグ」が採用されています。ドラグ調整が瞬時に行える機構で、ファイト時も安心して対応できますよ。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | ナイロン糸巻量(lb-m) | PE糸巻量(号-m) | 最大巻上長(cm) | ベアリング数 | 本体価格(円) |
FC LT2500SS-QD | 5.1 | 5 | 170 | 3-150 | 0.4-200 | 72 | 7 | 29,800 |
FC LT2500SS-H-QD | 5.8 | 5 | 170 | 3-150 | 0.4-200 | 82 | 7 | 29,800 |
LT2500S-XH-QD | 6.2 | 5 | 180 | 4-150 | 0.4-200 | 87 | 7 | 29,800 |
気になる価格は、2万円台!?
最上位機種であるイグジストで搭載されたエアドライブデザインを採用した、23タトゥーラ。これは価格が高くなるのでは……と思うところですが、実売2万円台で購入できることになりそうです!
エアドライブシャフトは搭載されていませんが、最新技術の数々が2万円台で味わえるとなれば、購入を検討するアングラーも多くなるのではないでしょうか!