金丸竜児プロに聞く堤防メバリングのコツ
今回の堤防メバリングのコツを教えてくださる講師は金丸竜児氏。
自ら立ち上げたルアーメーカー「ルーディーズ」の代表&ルアーデザイナーの顔ももつ、ライトゲームのスペシャリストです。
撮影当日はこの冬最強の寒波到来という、なんとも厳しい状況下。そんなゲキ渋な中でも的確な状況判断でメバルを釣りあげていました。
動画本編から編集部が気になったポイントをご紹介していきます。
動画本編はこちら
メバルが釣れるor釣れない?ポイントの見分け方
堤防メバリングの鉄板ポイント、常夜灯まわりから狙う金丸氏。街灯にベイトが集まる好ポイントなので、まずは魚の気配があるか確認します。
めぼしい場所を打ち、魚っ気がないと感じれば粘らずポイントを見切ることもメバリングにおいて大事なポイントです。
潮通しの良い場所や深場が隣接しているなど他の条件で探すのが良いとのこと。今回は他に目ぼしいポイントがなく街灯一択にしぼり、ポイントを回りました。
常夜灯まわりの明暗を丁寧に探る
常夜灯まわりでは街灯がしっかり当たっている部分よりも、少し暗くなった明暗やシェードとなる岸壁の際を打っていきます。
際部分を丁寧に通し、レンジは上から順に探っていくのが基本です。
1本メバルを釣りたい時に投げるルアー
金丸氏に「とりあえずメバルを釣りたい時に投げるルアーは何か」と質問したところ、ジグ単のほかマイクロメタルジグとの答えが返ってきました。
夜でもマイクロメタルを投げるのは意外に思われるかもしれませんが、理由はジグヘッド+ワームに比べ、フックのずれなど気せずに手返しよくポイントを探れるからとのことでした。
渋い時のルアーアクション
メバルの活性が高い時や豆サイズはただ巻きでも反応してくれます。しかい渋い状況においては“リフト&フォール”が効果的。
ちょんちょんとルアーを持ち上げ、テンションフォールで食わすイメージです。
とくに大型サイズのメバルほどルアーをよく見ているので、リフト&フォールは反応を得やすいとのことでした。
脳内でメバルの居場所をイメージ
ついつい見えているメバルがいると釣れなくても粘ってしまうもの。
今回も岸壁沿いの岩陰に見え隠れするメバルを発見しましたが、なかなか反応してくれません。
しかし金丸氏はそんな口を使わないメバルに翻弄されることなく、メバルがいるであろう場所を的確に丁寧にやっていく姿がとても印象的でした。
浅場のスロープでかけたメバルはまさにイメージ通りの1本となりました。
金丸竜児氏が語る「金丸竜児のメバリング上達講座」はメバリングのステップアップにぴったりな内容となっていますので是非ご覧ください!