シーバスをトップで釣るコツ伝授します
トップウォーターで釣れると、めちゃくちゃ興奮しませんか?
通常のミノーやバイブレーションなどの釣りとは異なり、バイトが目で見えるって最高ですよね。
ただ……なんだか釣れなそうな釣りと思われている方も少なくないはず。
だからころ苦手意識を持っている方が多い釣りだとも思っています。
コース取りとタイミングが命

しかしながら、トップはちょっとしたポイントさえ掴んでしまえば、驚くほど釣れるようになる釣りです。
中でも捕食しやすい場所を意識した「コース取り」「タイミング」さえ押さえてしまえば、すぐに釣れるようになるはず。
まずはこのコース取りを押さえていきましょう。
そのため、ルアーを通すコースやベイトが指すタイミングを合わせることが大切なのです。
シーバスに追い詰めさせる

どのルアーでも共通ですが、とくにトップウォーターは下からじっくりとルアーを観察します。
シーバスは食うタイミングを図っているので、より捕食しやすいポイントにルアーを持っていきましょう。
なにかの際や変化がカギ

シーバスを見ていると、何かしらのキワや変化点でベイトを捕食しています。
護岸際やアシ際、ブレイクなど。小魚が逃げ場を失うような場所に追い詰めて、捕食しているのです。
その場所の条件にヒントがあるかもしれません。日頃から観察しておくと良いですね!
捕食させるためのコース取り

捕食しやすい場所を把握できたら、次はコース取りです。
シーバスが着いていそうなポイントを確実に狙っていきましょう。
目視でルアーが見えると、コントロールもしやすいので障害物をタイトに攻められます。
目で見えるストラクチャー周りを通す

橋脚や流れ込み、護岸や明暗など。
シーバスが潜んで居そうなポイントを通してくるのが基本です。
オープンエリアをトップで探るのは、時間も掛かるため非効率になります。
【アップ編】流れを活かした通し方
シーバスは流れに逆らうように定位しています。上流から流れてくる小魚を捕食するためですね。
上流から流れてくる小魚を演出しながら、アクションを入れつつ巻いてきます。
この時、リールを巻くスピードは少し早めにしないとしっかりアクションが出ません。
【ダウン編】流れを活かした通し方
下流側にキャストした場合は、ラインが流れに取られると岸へ向かってきてしまいます。
ロッドは立て気味が基本で、リーリングスピードも落として、じっくり誘うイメージ。
捕食しやすそうな場所に動かす

護岸沿いやブレイクラインにシーバスはついたり、これらの場所に小魚を追い詰めて捕食します。
それと同様に、シーバスが捕食しやすそうな場所に向けてルアーを操作することも肝心です。
足元まで追い掛けてくる

シーバスは、長い距離を追尾して捕食を行います。
よくあるのが、「足元まで追い掛けてきて食う」というパターン。
これは足元の岸沿いにベイトを追い詰めたと勘違いして、ルアーを捕食しています。
そのため、足元までしっかりとアクションさせることがとても大切なのです!
深い場所では誘い出す

水深が10mほどでも、水質などによってはシーバスが突き上げてきます。
ただ、深場の魚に気づいてもらうためには、じっくりと誘い出すことが重要です。
できる限り、移動距離を短くしてアクションさせましょう。
深い場所から浅い場所へ。じわじわ逃げていくようなベイトを演出すると、いきなりバイトを得られることがありますよ。
トップに出やすいタイミング
しかし、魚が居るにも関わらず、トップに反応しないケースもあります。
いつでも反応するわけでも無いので、良いタイミングで釣りをするのも大切です。
低気圧

シーバスは、天候に左右される生き物です。
雨や風による濁りや流れは、魚の活性が上がる重要な要素。
大気圧が下がると、魚の浮き袋に掛かる圧力が下がります。そうすると魚は動きやすくなり、活性が上がるのです。
雨後

雨が降ると水中の酸素量が増えたり、濁りによってルアーを見切られにくくなります。
シーバスにとっても捕食を行いやすい最高のタイミング。
トップウォーターの音やスプラッシュを活かして、ルアーの存在をアピールするのも効果的ですね。
根掛りがすごい場所

トップウォーターであれば、水深が浅いポイントでも根掛かりを恐れずに攻められます。
ミノーやシンペンが根掛りしてしまう場所は、トップウォーターの独壇場。積極的に活用していきましょう。
フロロカーボンのリーダーを使うと、ラインが沈み、トップウォータープラグでも潜りやすくなってしまいます。
このような場所では、ナイロンのリーダーを使うのがおすすめです。
トップの利点を活かそう

トップウォーターなら『目視でルアーが見える』『見ながらアクションができる』ので、アクションもトレースコースも自在に操ることが可能です。
このようなアングラー側の優位性を活かして、ゲームを組み立てましょう!
そして、ド派手なバイトが出たら……もう、楽しすぎて嬉しすぎて、ハマってしまうこと間違いなし。
ぜひ本記事を参考にトップウォーターでシーバスを狙ってみてください。