「カヤック買ったら人生変わった!」オカッパリ8割だった私がカヤックと出会い、釣りを3倍楽しめるようになった話

2021/10/22 更新

オカッパリからの次のステップとして、『カヤックフィッシング』はいかがでしょうか?今回は運良くカヤックを譲り受けたことをきっかけに、どんどんカヤックフィッシングの世界にのめり込んでしまった筆者の体験談をお話しします。


撮影・文:JUN

カヤック買ったら人生変わった!

カヤックフィッシング
TSURI HACK読者のみなさま、はじめまして。カヤックで釣りを楽しんでいる、JUNです。

筆者自身、お小遣い制のアングラーで、長らくオカッパリからの釣りをメインとしていました。

そんな私が次のステップとして、カヤックフィッシングに傾倒していった理由と、その魅力についてお伝えしたいと思います。

JUN
家族からの理解や保管場所など、クリアしなければならない問題が多いカヤックですが、これほど楽しい乗り物は他にありません。決して大袈裟ではなく、カヤックを買うと人生が変わります(笑)。

カヤックフィッシングを始めた理由

オカッパリで楽しめる釣りに“限界”を感じていた

疲労☝︎遠征すれば一晩中シャクリ続ける。疲労困憊の日も少なくありません

もともとエギングは大好きだった筆者。アオリイカを釣るためには、まずはエントリーポイントの争奪戦に勝たなければいけません。堤防は潮当たりのいいポイントに入れなければ、釣果を得る難易度は一気に上がります。

足場の良い堤防は人気が集中するため、人を避けるように磯からもエントリーしていました。しかし、場所によっては崖を降りるポイントもあったりと、身の危険を感じること多々……(ポイントに入るのは夜間でしたから、なおさらでした)。

比較的イカがスレていることの少ないサーフエギングでも、アオリイカが回遊してくるタイミングまでシャクリ続けなければいけません。

JUN
せっかく掛けても、波でバラさないかヒヤヒヤ(汗) 貴重な休日なのに、なんと忙しいこと。

そんなとき、友人から譲り受けた一艘のカヤック

カヤック
一緒にエギングを楽しんでいた友人が、『手漕ぎカヤック』→『足漕ぎカヤック』に乗り換えることに。

それまで友人の釣果を羨ましく見ていましたが、なんとこのタイミングで運良く手漕ぎカヤックを譲り受けることができたのです(その後、自分でもカヤックを再購入)

アオリイカ
ハイエースを元々所有していたこともあり、そのまま“車内積み”できることも譲り受ける後押しとなりました。

それまで、陸からキロオーバーのアオリイカを釣るのは、とても容易なことではありませんでした。

JUN
確実にカヤックフィッシングを初めてから、キロオーバーが釣れるチャンスは増えたと実感しています。

カヤックを「買ってよかった」と感じた瞬間

釣り場所は無限

海
人気の堤防や磯などは、ポイントがすでにアングラーで埋まっていることが多く、入れたとしても探れるエリアは限定的です。

カヤックで沖に出てしまえば探れるポイントは無限。堤防のように隣の釣り人に気を使う必要もありません。

無限と言っても、漁港周辺の航路や定置網周辺など、釣りをしてはいけないポイントというのも存在しますので、注意が必要です。

JUN
マナーが守られず、カヤックを出せなくなったポイントも実際にあります。

水面との距離が近くてエキサイト

カヤック ファイト☝︎カヤックにおける魚とのやりとりは、水面が近いので迫力満点!

大きな青物がかかるとドラグが出るばかりでなく、青物のパワーでカヤックも引っ張られます。ロッドワーク、カヤックの操船、取り込みを全て一人で完結させる達成感は計り知れません。

カヤックは自分が船長

魚
遊漁船と違い、カヤックは自分が船長であり主人公。やりたい釣りを自分で考え、組み立てることができます。ティップラン〜LTアマダイのリレーなど、自由にできるのもカヤックフィッシングの魅力ですね。

カヤックフィッシングは天候を十分に把握すべし

出典:Windy
陸からの釣りに比べポイント選択の自由度などは高いものの、天候に左右されるという点では、カヤックフィッシングができる状況は限定されてしまいます。

スキルによりますが、安全に楽しめるのは波高0.5m、風速3mまででしょう。『Windy』や気象庁の沿岸波浪予想、『海天気.JP』など、色々と情報を収集できるツールで天候を把握しておきましょう。

JUN
天候が悪ければ無理せず諦めることが大事。可能であれば、1人よりも2人で出艇する方が、急な天候変化やトラブルが発生した場合セルフレスキューが可能になるので安心です。

基本的なルールについて

カヤックの作法
  • 日の出前に出艇しないこと(漁船に見えないばかりか、波が見えないので転覆するリスクあり)
  • ライフジャケットは必ず着用(カヤックフィッシング用推奨)
  • 目立つフラッグを掲げること(海上ではカヤックは小さいので目立たせる必要があります)
  • 携帯は必ず防水ケースでライフジャケットに固定すること(緊急事は“118”を覚えておきましょう)
 




カヤックで釣った思い出の魚たち

さて、ここからは筆者がカヤックフィッシングで釣った、思い出の魚たちを紹介します。

JUN
オカッパリからはなかなか釣れない魚も多く、釣り人を楽しませてくれますよ!

アオリイカ

アオリイカ
カヤックでのティップランはドテラ流しに最適です。エンジンを使わないので、浅場でのステルス性にも優れています。

水面間近までアオリイカが浮いてくると、「墨の噴射をくらいたくないなぁ〜」とヒヤヒヤします(笑)。

ワラサ

ワラサ
大きな青物が掛かると、カヤックが引っ張られ、ドラグ音を出しながらのファイト。これが楽しいんですよね〜! いつかはブリも釣ってみたいです。

太刀魚(ドラゴン)

タチウオ
駿河湾の太刀魚船(夜釣り)に乗っていましたが、ドラゴン(指5本以上)は釣ることができませんでした。まさかカヤックで初めてドラゴンが釣れるとは……嬉しい誤算です。

真鯛

真鯛
釣り人なら一度は釣って見たい魚種ではないでしょうか? カヤックなら出会える確率がグッと上がりますよ。

ホウキハタ

ホウキハタ
狙って釣れるものではありませんが、こんな珍しい獲物に出会えるのもカヤックの魅力ですね。多少強引にやり取りしないと、根に潜られるのでヒヤヒヤします。

アマダイ

アマダイ
LTアマダイも、カヤックと親和性の高いジャンルです。

アマダイ
自分でポイントを探し、良型のアマダイが浮上してきたときは嬉しさも一入です。

赤ムツ・黒ムツ・金目鯛

赤ムツ・黒ムツ・金目鯛
中深海は今年から始めた釣り。水深は深いですが、釣れれば高級魚。とにかく釣れる魚が魅力的です。

上がってくるまで時間がかかりますが、そのぶん「ワクワク、ドキドキ」も長く楽しめます

釣った魚は美味しくいただきましょう

刺身
釣れる魚もさまざまで、それぞれ違う味を楽しめるのもカヤックの魅力かもしれません。アオリイカ、金目鯛、黒ムツ、白ムツ、ユメカサゴの刺身の盛り合わせは最高でした。

JUN
家族に喜んで貰えると嬉しいですよね。釣り人冥利につきます。

おかっぱりの“その先へ”。

カヤック
堤防やサーフなどで釣りをしていて、「あのナブラに届けばな〜」と、釣り人誰しもが思うことでしょう。

カヤックで沖に出れれば、そのナブラが目の前に出現するかもしれません。

今やコロナ禍で釣りの人気は高まり、堤防やサーフの釣り人が増え続けている状況です。そんな中でも、カヤックフィッシングなら密を避けられる。今の情勢にマッチしたアクティビティではないでしょうか?

カヤック
カヤック自体も安いものではありません。ゆえに中々踏み出すことが難しいかもしれません。「みなさまがカヤックフィッシング素敵な魚と巡り会えるチャンスが広がりますに興味を持っていただけたら」と思い、筆を走らせた次第です。

JUN
今は試乗ができるショップも増えてきています。まずは試乗してみるのも手でしょう。ルールを守って安全に気を配れば、素敵な魚と巡り会えるチャンスが広がりますよ♪


 
撮影・文:JUN

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エギングでアオリイカが釣れることを知りイカ中毒に。「もっとイカが釣りたい!」と、2018年からカヤックフィッシングへのめり込む。ティップランから中深海まで、幅広い魚を狙って活動しています。

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