エビ撒き釣りの仕掛けと釣り方、押さえておくべき4つのコツ!

ハネ(フッコ)・スズキ、チヌを狙うエビ撒き釣り。時合いが合えば数釣りを楽しめる釣り方の一つです。大阪湾が発祥とされるエビ撒き釣り。今回は仕掛けと釣り方の基礎知識とタックル、押さえておくべきコツをご紹介します。


アイキャッチ画像出典:釣具のポイント

エビ撒き釣りってどんな釣り?

エビ撒き釣り 海釣りをされている人で関西以外の方ですと、おそらく「エビ撒き釣りってどんな釣り?」と思うのではないでしょうか。エビ撒き釣りは淡水で採れるエビを撒いて魚を足止めして釣る釣法です。琵琶湖が近くにあり、そこで採れるエビが豊富なことを背景にした関西ではお馴染みの釣法です。活きエビを撒く、少し贅沢な釣りかもしれません。

エビ撒き釣りで狙う対象魚

スズキの幼魚
出典:PIXTA
エビ撒き釣りで対象となるのは、スズキの若魚であるハネ、フッコそしてスズキです。それ以外ではエビを好んで食べる黒鯛などの他、カサゴやアイナメといった根魚も外道で釣れる場合があります。また、メバル釣りにも有効な釣り方です。面白いケースでは、時期によりスミイカやスルメイカといったイカまで釣れることがあります。

なぜエビを撒くのか?

エビ撒き釣りのイラスト エビを撒く理由は、サビキ釣りをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。サビキ釣りの対象は小アジなどの回遊魚ですね。こうした回遊魚は潮と時間帯によって回遊し、同じ場所にはとどまりません。こうした点はハネやスズキも同じで、回遊する魚を足止めする上で、美味しいエサを撒き続けて足止めします。

エビ撒き釣りの基本的な釣り方

セイゴ エビ撒き釣りは軟調磯竿と高感度の棒ウキを使う繊細な釣りで、タックルはヘラブナ釣りと少し似ています。針に活きエビをセットして投入し、ポイントを作るためにウキの周辺を目標に、柄杓に活きエビを入れてシェイクし、仮死状態となったエビを潮上に撒きます。仮死状態のエビはそのうち動きはじめ、魚を寄せてくれます。

エサ

シラサエビ
出典:PIXTA
エサは撒くエサと同じエビを用います。よく使われるのが琵琶湖産のシラサエビです。シラサエビが不漁の年は、同じ淡水系のエビであるヌマエビなどが使われることがあります。ヌマエビはシラサエビより小さいエビですが、底に向かって潜っていく動きをするので、特に冬場に底近くに定位している魚に有効です。

コストパフォーマンス抜群!
ITEM
プロックス クールジャグジーミニ
容量:約5.5L

かなり保冷力があります。軽いレジャー程度は余裕です。いや、穴あきかつチャチなロックだから期待しなかったんですがホムセンの同等品よりは確実にいい。内部はエビネットとエビ掬いアミと小分けトレイが付いています。そして外部にブクブクホルダーとホース穴。これで2000円以下とか凄いぞプロックス。


小型で高性能!防水性も高い
ITEM
ハピソン(Hapyson) 乾電池式エアーポンプ YH-708B
電池寿命 :連続約55時間(強)/約150時間(弱)
電池:アルカリ単1電池2個
自重 : 本体/約480g(電池含)

エビ撒き釣りの代表的なアタリ

棒ウキ
出典:PIXTA
ハネやスズキと言えば、ルアーマンから言えばシーバスですね。豪快なアタリが連想されますが、エビ撒き釣りに関してはアタリは繊細です。よって高感度の棒ウキが必須です。大型の魚ほど警戒心が強く、アタリが小さいです。前アタリの後にウキが消し込んだらアワせる他、誘いを兼ねて聞きアワセも有効です。

エビ撒き釣りのタックルと仕掛け

エビ撒き
制作:TSURI HACK 編集部
エビ撒き釣りは潮通しの良い、内湾部に向いた釣り方です。波止からの場合、竿の長さは4.5メートル前後、テトラからだと5.3メートル位の軟調の磯竿がいいでしょう。ウキは高感度の棒ウキ、リールはドラグ力のあるものを選びます。

タックル

エビ撒き釣りで使う竿は磯竿が一般的です。号数としてはやや軟調の1.5号くらい、長さは4.5~5.3メートル位が使いやすいです。リールはハネや鱸のパワーやエラ洗いに耐える上で、必要なドラグ調整ができるものがいいでしょう。リールの番手はシマノの場合は3000番台、レバーブレーキがあると魚とのファイトがより楽しめます。

安くて軽量、交換パーツも充実!
ITEM
シマノ ランドメイト 磯 1.5-450 4.5m
全長:4.5m
自重:155g
錘負荷:1-3号

お金を出せばもっと軽量のモノもありますが、安くても軽量の竿が欲しかったので購入しました。半分から先の方が軽く仕上がっているので持ち重りがしなくて扱いやすいので、とても気に入りました。


レバーブレーキでファイトを楽しめる!
ITEM
シマノ 11 エクスセンスLB SS C3000HGM
ギア比:6.0:1
自重:275g
最大ドラグ力:8.0kg
最大ブレーキ力:8.0kg
最大巻上長:88cm
ナイロン糸巻量(号-m):1.5-165/1.7-150/2.0-130
PE糸巻量(号-m):0.6-440/0.8-300/1.0-220/1.2-150/1.5-135

レバーブレーキが使ってみたくて買ってしまいました。レバーは、魚がかかるまでは邪魔な存在でしかありませんが魚がかかれば、糸を送って魚の進行方向を変えたりエラ洗いしそうなときにも糸を送り出せば、やめてくれます。ラジコン感覚で魚をコントロールできます。


コストパフォーマンス高い信頼のライン
ITEM
デュエル CN500 500m 3号 クリアー
素材:カーボナイロン
全長:500m/3号
標準直線強力: 6kg
標準強力(Lbs.) : 13

安いのに、何も不満はないです。これからも、ずっと使うと思います。



仕掛け

仕掛けは高感度の棒ウキ、針は活きエビへのダメージが少なく、エビの動きが良い細軸タイプがいいでしょう。エビの付け方は簡単な尻がけでも良いですが、より動きが良くなるホオがけをマスターしておきたいです。ハリスはフロロカーボンの1.5号から2号がいいでしょう。

感度重視のスリムなフォルム&視認性良好
ITEM
ヒロミ産業 まずめ 1号
サイズ:1号
全長:255mm
適合オモリ:1号

強度十分、信頼のブランドのライン!
ITEM
東レ 銀鱗 50m 2号 ナチュラル

ニジマス放流釣りの道糸ラインにでも使いたいと思います、強度充分です


エビにダメージが少ない細軸仕様
ITEM
がまかつ 活エビ(ハネ・チヌ) 茶 8号
号数:8
入本数:20本

エビ撒き釣りの押さえておくべきコツ

活きエビはオキアミなどの汎用エサより価格は高いです。また、活かしておくために酸素や水温には気をつけてあげる必要があります。冬から春の場合はまだいいのですが、夏の暑い時期だと酸素が不足し、また水温が上昇してエビが弱り、又は死んでしまいますので、できるだけ効果的に釣りたいものです。

時合いとポイント

大阪湾の橋 エビ撒き釣りは、内湾部の潮通しが良く、潮流が緩やかな場所を選ぶと良いでしょう。またベイトとなる小魚がたまりやすい波堤の屈曲部や変化のある場所は要チェックです。時合いは春から夏なら朝マズメ、秋から冬なら夕マズメが魚にとっての適水温に近くていいでしょう。潮の動き始めの時間帯はウキの動きに集中しましょう。

エビの撒き方と撒く量

撒くエビは5匹から10匹を目安に、エビクーラーから掬って柄杓に入れます。手で蓋をしてシェイクし、仮死状態になったエビを仕掛けの潮上に投入し、仕掛けと撒いたエビを同調させます。エビ撒きの量や回数は多ければ多いほどいいですが、予算と時間の関係で調整します。釣座は釣り人が集まった場所の最も潮下がベストです。

低活性のハネには底撒きが効く!
ITEM
第一精工 改良型餌撒きボールS
サイズ:直径52mm

海老まき釣りと筏釣りで使用しています。Sサイズでも意外と大量にまけます。サイズで迷った方は、まずSで初めて見て下さい。


タナ(水深)

ハネ3匹 柄杓による上撒きに加え、日中や水温低下時、潮の関係で魚が低活性で底近くに定位している場合、活性を上げるために、エサ撒きボールなどを用いた底撒きにより、タナを直撃することが有効です。こうすると魚の活性が上がり、タナが上がってきて、上撒きの効果がより高くなります。

エサ取り対策

クサフグ
出典:PIXTA
ゴールデンウィークを過ぎた辺りから、水温の上昇と共に様々なエサ取りが登場します。エサ取りの代表として、オセンやフグなどがいます。波止釣りの場合、このようなエサ取りは比較的近距離、浅ダナで群れていることが多く、仕掛けを遠投し、深いタナにいる本命を狙うといいでしょう。エサ取りの近くに本命は潜んでいます。

エビ撒き釣りは魅力がいっぱい!

大阪湾 エビ撒き釣りは、活きエビを撒く釣法です。エサ代がかかり、エビクーラーやエアーポンプなど通常のタックル以外の装備が必要です。それでも関西でする人が多いのは、上手になるとハネがまとめて釣れ、たまにかかる大物のスズキと軟調竿でファイトする楽しさがあるからでしょう。日中のシーバスゲーム、エサで爆釣しませんか。

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グランダー三平
グランダー三平

三度の飯より釣り好き。 幼少期より川・海問わず色々な魚種を釣ってきました。 釣った魚を食す幸せを伝えたい!

 

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